無銭業務日誌 - JA6MXU -

No moneyのHamの業務日誌
無線関係の内容が主です。

短縮 EFHW アンテナ

2024-02-13 16:42:00 | アンテナ

 エレメント長20mのEFHWは展開できる場所が少ないので短縮版を作ってみることにした。

 参考にしたのはコチラ↓

K1RF’s presentation on End Fed Half Wave Antennas | Greater Norwalk Amateur Radio Club, Inc.

  この 40, 20, 15, 10m の短い方を検討してみる。エレメント長とインダクターを MMANA-GAL に実際の展開方法で入力し最適化してみた。

給電点~インダクターは 10.202m(K1RFは 10.1m)、インダクターから先は 1.91m(K1RFは1.85m)となった。

このデータをもとに作ってみることにした。

 UNUN は 1:49ではなく1:64の方が良いようなシミュレーションだったけど取り敢えずは1:49のUNUNでやってみる。

インダクターは インダクタンスの計算

から VE22(外形26mm)に1mm の UEW を57回ほど巻くと良いようです。

 そこでUEWを長め?に切って、クルクルと巻いてみました。LCメーターでインダクタンスを測定…57回では足らない。



 57+2=59回で32.3μHとなったが、あらかじめ長めに切ったUEW線材が足りなくなったので妥協します。

 エレメントを破損した時に簡単に交換できるようにギボシ端子をつけるつもりだったが、コイル両端の線の長さが短すぎ。

 そこでエーモンのコネクター#4916を使ってみた。





 このコネクターは線材の被覆の上からツメを導体に噛ませる様になっていて0.5sqまで使えるように書いてあります。UEWの単線で噛ませられるか試したら上手くいったので、コイルの両端にコネクターを付けた。
 0.5sqの線を必要な長さに切り、コネクターを差し込んだら、太すぎて差し込めなかった。( ;  ; )被覆が厚いのか?
 コイル側にはコネクターを付けているので何とかせんといけん!ということでコネクターのツメのある部分に入るところの被覆を剥いでコネクターに差し込んだ。
 コネクターに引っ張り力が直接かからないようにしておけば良いでしょう。


 大丈夫みたいです。良かった!☺️

 コイルの保護、防水はコイルサイズの熱収縮チューブが無かったので物干し竿用のチューブを被せておいた。このチューブは熱湯で収縮させる様になっている。熱湯はまずいのでヘアードライヤーで収縮させることにした。

 熱収縮チューブとは収縮の様子が違う。シワがあちらこちらにできてダメかな?と思っていたが時間をかけて温めていたら全体に上手く収縮させる事ができた。



 昨年(2023年)作って放置したままになっていたのを本日、家庭菜園で展開してみた。



 立木の枝に引っ掛けてV字に展開。給電点とエレメント先端は地上から1メートルくらいの高さ。




 短縮コイルの先のエレメントを10cm弱短くして7,020kHzでSWR1.7程度。



 14MHzでは共振点がバンドエッジの高い方にありSWRは高め(チューナーで可)、21MHzはバンド外でダメ、28MHzは大丈夫だった。

 エレメントの両端をもっと高くしてやるとSWRは下がるはず。一応使えることが確認できた。

 1:64のUNUNを作っておこうかな。


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APRS → Wではこんな事やってる

2024-02-10 16:55:00 | APRS
 日本ではできないかな?

 私が中学生のころ、固定電話←→アマチュア無線←→固定電話で通信網(フォーンパッチ)を築いていたアメリカ。羨ましかった!
 こんな事もやっているんだ

 ジジイになった今でもWは羨ましい🙂
 
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TSSの保証業務終了が官報に

2024-02-10 16:13:00 | 無線全般
 TSSの保証受付は 2024/01/31で終わり、3月末で業務終了となる。


 1月31日迄に受付けた分は不備が無ければ当日付で保証とするとTSSはHPに書いてあった。
 私が12月に出した保証願については何の連絡も無いので、書類の不備は無いものと思っているがどうなっているのやら?
 メールで「進捗状況を教えて」とやってみたが連絡来〜ず。どう言う状況なのか知らせてくれれば安心できるのにね🙁


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TH-D75

2024-02-02 09:39:00 | 無線全般
TH-D75を手に入れました。
 TRIO→KENWOOD→JVC KENWOODと変化した中で、TRIOの9R59D、TX-26、TS-600。KENWOODブランドでは2mモービル機でチルト機能のあるヤツ(操作パネルがカチカチと角度が変えれるヤツで機種名が思い出せない)
 その後は中古品でTS-830を使ったくらいでケンウッドブランドからは遠ざかっていました。
 ケンウッドはアマチュア無線分野は縮小の動きがある中で、VUハンディ機としての新製品TH-D75を発売しました。
 高価なVUハンディ機ですが、清水の舞台から飛び降りる気持ちで昨年に予約しておいた初期ロット品が手に入りました。



 空腹状態だったので満腹になるまでチャージしながら、取説をサラリとと読んでコールサイン等を設定しておいた。
 正式デビューは増設申請の後になりますが、APRSの信号を拾っての表示は FT5Dと比べて見やすい様です。
 HF帯も受信できるので7MHz のCWとSSBをモニターしてみました。



 uSDXを比較用にしました。アンテナはTH-D75がクリエートの330v2、uSDXは8m長ほどのワイヤー+チューナーで受信してみました。
 結果はuSDXの方が明らかに良いです。同じアンテナにすると雲泥の差になるかもしれませんが、VUハンディ機でHF帯が受信できるのは良いですね☺️



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