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脊髄刺激療法 どうして効果があるの?

2018-08-30 23:03:57 | 鎮痛
 痛みは脊髄を通って脳で痛みを感じます。脊髄刺激療法は痛みの信号を脊髄レベルで置き換えます。脳へ信号が届くので、脳卒中後の痛みにも効きます。脊髄刺激療法は慢性的な神経の痛みに効果あります。何にでも効きそうですが、全てに有効ではありません。効かない可能性を考えて治療に踏み込まないことは不利益になることがあります。痛みで歩けない患者さんが歩くことが出来るようになったりします。脊髄刺激療法はリードと電池が必要です。リードのみを体内に挿入し、体の外から実際の電気刺激を送ることが出来ます。そのため、体へのダメージは神経ブロック同様です。後戻り出来る治療なのです。しかもまだまだ発展途上の治療です。現在ある機器でも刺激方法で治療成績はかなり違います。これから出て来る機器だと更に様々な治療が出来そうです。脊髄手術後の痛み、脊柱管狭窄の痛みで整形外科的手術適応なし、下肢の虚血による痛み等では効果が期待出来ます。
 今後も様々な治療方法が出て来ると思いますが、興味を持って、しっかり取り組むこと(依存していては効果今ひとつです)が大事です。
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脊髄刺激療法 植え込み電池について②

2018-08-16 15:52:50 | 鎮痛
充電式です。左からボストン メドトロ アボットです。MRI対応はメドトロ、ボストンです。メドトロがかなり薄いです。充電式は高い出力を出せます。メドトロの充電が格段に早いです。刺激パターンはボストンが一番です。
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脊髄刺激療法 植え込み電池について①

2018-08-16 15:47:17 | 鎮痛
非充電式です。左からメドトロ、アボット、ボストンです。三社とも厚みはほぼ同じです。MRI対応はメドトロ、アボット、です。
アボットはリード位置で非対応になるようです。
充電が出来ない患者さん向けです。
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脊髄刺激療法 最前線

2018-08-06 19:56:31 | 鎮痛
こんにちわ。各社脊髄刺激装置の性能up凄まじいですね。まさに21世紀の治療の一つですね。こんにちの薬物治療は進化しているようですが、日本においてはアメリカの数年前の感じがします。アメリカをはじめ、ヨーロッパ諸国では薬物中毒が問題になっております。薬物中毒による死亡者数はかなり多い状態です。薬物乱用を減らすためにも、脊髄刺激療法が推奨されるようになってきました。しっかりした主治医に出会える事を信じて、あきらめないで下さい。手術ができる病院は少いです。医師で選びましょう。
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これからの治らない病気(特に痛み)について

2018-08-02 16:03:40 | 鎮痛
徐々に治る病気と治らない病気がわかるようになってきた。高齢化と共に治る病気も治り難くなる。病気と共に生きることになる。防げる病気もあるが、防げない病気もある。そんな中で生きて行かなければならない。せめて苦痛は取りたいものである。そのためにも信頼出来る主治医に出会うことである。地域密着の医師が良いでしょう。大きな病院もよいのだが、数年毎に変わってしまう。更に、救急や大手術(大学や拠点病院の運命)で疲弊している。小さなクリニックでも、今は情報化社会である。いつも診てくれる医師は一生懸命考えてくれる。そんな中でも痛みは嫌である。脊髄刺激療法は自宅にいながら出来る治療である。動くのがつらい患者さんにはよいのではないだろうか。
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