我家の近くにある空き地で、草茫々の中に、かなりひっそりと、でも、ピンクの花が目を引く野草（かな？）が気になっているのです。
ちょいと枯れ始めたような「ジャガイモ」の様子が気になり、丁度畑に居たご近所さんに訊ねたところ、「そろそろ枯れてくる頃だから、まぁ、心配ないと思うよ」という回答を貰い、何の手立てもしない事にした。
ホントを言えば、初めから何もする気もないけれど、安心材料が欲しかった・・・という事かな？
その少し前、別のご近所さんが畑から家に帰ろうとしているのに出くわした。
かのご近所さんは、視力に問題があり、あまりよくは見えないけれど、家と畑を往復するのは慣れで問題は無いようだが、その通り道に工事用の車両が止り、動力用のコードなどが道を塞いでいたから、車両を通り過ぎるまで道案内をして来た。
畑に居たご近所さんも、かのご近所さんが来ると、そこはアブナイ、真っ直ぐで大丈夫、それは右にある・・・など言って気を使っていると言う。
畑のご近所さんも膝に問題を抱え、立ち居振る舞いに不自由はあるが、自分の家とか畑では、人目を気にする必要も無いから、痛みが来ないように箱（椅子の代用）に座ったり・・・と、足腰に負担がないように働いているのだとか・・・。
時折、私でも出来る事、鍬や鎌を差し出したり、収穫用カゴを手元に引き寄せたり、些細なことだが、気が付けばするようにしていたが・・・今日も、丁度、キュウリの支柱を立てている所で、支柱の端を支えたりしながらオシャベリをしていた。
帰ろうとした時、「ああ、そうそう、そこのズッキイニーが採れ頃だから、自分で採って行って」と言われて、私は有難く頂いて来た（ズッキイニーの食べ方も知らないが・・・）。
時々考えるのですね、何処までが「親切」で、どこからが「お節介」なのか・・・と。
相手にとって負担になるかどうかも、それぞれの立場で違うものだろうし、これだという基準は定められない。
ただ、強がってはいても、所詮、弱い立場の高齢者（だよね）として、些細な「心遣い」は、素直に受け入れて貰えたら嬉しいし、当然、私自身も、素直に受け入れて行こうと、これもまた、ちょっとした決意をした。
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両親と妹の傍らに 玄関に 台所に トイレに
庭の「ミニ薔薇」の、花が付き過ぎたところを切り取って、モッタイナイから、家中に飾った。
これも、せっかく咲いた花に対する「心遣い」だと思っているが・・・
今日（２４日）、この花を少し摘んで来ようと立ち寄ったところが、草刈り機で、一面、綺麗に刈り込んであったのですよ。
この土地の管理者に、野の花にも、少しの心遣いを・・・と、求める事は無理なんですよね、でも、残念！
可憐なピンク色が可愛い花ですね～。
私はこんな野に咲く花が好きですよ～！
でも、土地の持ち主さんからしたら
雑草の一種？
まあ、草刈り機ではこの花だけ残しながら
刈るわけにはいかないですものね…
“雑草”と“野草”もそうですが、
“親切”と“お節介”の境目も難しいですね…
人により境目もかなり幅があるでしょうし…
サービス業もそうですが、
特に介護の現場にいると、その境目で
時々悩むことも、しばしばです…(^^ゞ
おはよう・・・です。
今朝は５時に目が覚めて、戸外の笹の葉掃除と畑の隅に植えてある薔薇の花柄摘みをしました。
そんな時間に、雑草やら野草やらをじっくり眺めていると、自然の不思議（妙と言うか）に引き込まれてしまいますよね。
で、ただ今、珈琲タイム中です。
母の介護（同居していただけ）をしている時に思った事は、ヘルパーさんがしたい（してあげたい）と思う事と、母自身がしたい事は、殆ど、違っていたという事でした。
少しでも健康で長生きを・・・と介助してくれるヘルパーさんに誤りはないのですが、その当時の母は、長生きよりも、今、嫌な事はしたくない・・・と言う気持ちの方が優先していたと思うのです。
だから、爪切りや耳掃除をしてくれるヘルパーさんを嫌うのですよね（見知らぬ人だったから嫌がったのかも知れませんが・・・）。
私は、ヘルパーさんには「こちらからは、何もしないなんて苦情は言いません。だから、爪切りも耳掃除もしなくていいです」と申し出ておきました。
「心遣い」というのは、差し出した手を断られた時に、そっと引く事なのかも・・・とも思っています。
基本的に土や気候が山なので何でも山にある植物が顔を出し・・・鬱陶しいこともあるのですが、そうですよね、ささやかな楽しみもくれる訳ですから邪険にはしてはいけないのかもしれない・・・
親切も心使いも当人がさり気なく嬉しい・・・のが基本かと思っていて、そういう心のやり取りが少なくなりました。都会の若者が昭和のありようを珍しく眺める所以かなとも・・
互いに譲って譲られて・・・優しさはそんなところに生まれるのかなぁ・・・
伊豆様の日常は暖かですね・・陽だまりみたいですよ。いいお話しでした・・(#^^#)
今日（２６日）は朝から、否、未明から雨降りです。
昨日、姉が夏野菜の苗を植えたので、丁度良いオシメリになりますよ。
こと左様に、自然と共の生活ですから、自然を素直に受け入れよう（しかない？）と思っているのですね。
我家の属する地域は、ホントに高齢者（私を含めて）が多いので、以前の都会暮らしの私では考えられないくらい密着型のお付き合いをしています。
多分、自身の限界（体力も脳細胞も）を受け入れる事で、互いに「支え合える」喜びが見えてきたのだろうと思っています・・・とても些細な事だけですけれどね。
でも、人は様々で、「いろいろあっても当たり前」の精神で付き合っています。