IZUNOHANA’s blog

     後期高齢驀進中者の戯言

鳴門での出会いが気になって・・・

2008-11-30 09:07:13 | この頃思う事



「NHKBS2」で「熱中時間」とかいう番組を見た。様々な熱中人を紹介する番組だが、その時は「野宿熱中人」。寝袋を片手に野宿を楽しむんだという・・・人それぞれ、好き好きで、いろいろ熱中する材料ははあるんだなあ・・・と感心しながら見ていた。が、ふと、胸深く沈んでいた思いが湧き上がってきた。
そうだ、あの子はどうしているだろうか・・・・と。

11月初旬、鳴門海峡に行った。「鳴門大橋」と少しだけ「うずしお」が見えるという展望台を目指して山道を歩いていると、少し道幅の広がった木橋付近に20歳前後(もう少し入っているかなぁ)の若者が一人・・・野宿をしていたようだ。私は「おはよう」と声を掛けた。彼も私を見て「おはようございます」と言う。年上(私です)に敬語・・・うんうん、常識は持った子だな・・・で、私は通り過ぎた。展望台に向かって歩きながら・・・でも、何で寝袋にアタッシュケースなんだ・・・・?
帰り道、再び寝袋を片付けている彼に出会う。私は尋ねた・・・四国を野宿の旅なの?・・・だけど、どうして寝袋にアタッシュケース?・・・何かいわく因縁の旅なの?・・・。
おせっかいといわれそうだが、気になって仕方なかったのだ。
彼、「ケースの中は殆ど着替えですが・・・」という。私も開けて見せてとは聞けなくて、何日位旅するの・・・あぁ、そう・・・風邪を引かないように気をつけてね・・・・と、別れた。
それだけの事・・・若者だもの、野宿の旅も大いに結構。今思えば、彼は寝袋にアタッシュケースの旅の熱中人だったのかも・・・でも、野宿には野宿の格好があるよ・・・と思ってしまうんだよね。おばさんとしては、大いに余計な心配をしてしまったという訳で、彼は無事に旅を終えたかな?・・・気がかりの一つである
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シルクロード行きつ戻りつ点々旅(第4回目)

2008-11-27 12:36:38 | 旅の足跡2

第4回目の旅は「中央アジア全シルクロード」だったが、イスラム文化にどっぷり触れる旅だった。

スペインではグラナダのアルハンブラ宮殿などで体験したが、博物館のようで美しいという印象しかない。
今回は、住民が寺院で礼拝したり、豚肉を食さないなど生で感じ取る事ができた。

イスラム教に関しては(どの宗教でも)私には難しいことがいろいろあり、今、語る資格は無い。
偶像崇拝を禁じた宗教だと聞く。
でも、崇拝するものは飾りたいのが人間だろうと思う。
それ故にか、寺院や学校(イスラム教の教義を学ぶ)などの屋根や壁面は、色タイルで装飾されている。
勿論、偶像禁止であるから、所謂、アラベスク模様という花や幾何学模様が表されていた

初めは「ホーッ」とか「ウーン」とか感心しながら見ていたが、途中から「もう、この模様を再び見るチャンスは無いかも・・・」と写真に撮ることにした。
が、どこの建物を飾った物か記録してないので、今見ると、全く判断できない。
しかし、何時の日にか、再び中央アジアの国々を訪ねる機会があれば、この写真を片手に確認して歩きたいと思うが・・・もう、チャンスは作れないだろうなぁ・・・と思ってもいる私です。


「木彫り模様の門扉」

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シルクロード行きつ戻りつ点々旅(第4回目)

2008-11-25 14:24:51 | 旅の足跡2

1985年(昭和60年)8月8日~8月22日
[ハバロフスク~タシケント~サマルカンド~ペンジケント~サマルカンド~ブハラ~ウルゲンチ~タシケント~アルマアタ~アシュハバ-ド~ドゥシャンベ~フェルガーナ~タシケント~ハバロフスク]



中央アジア全シルクロード<ブルーの空へ>というツアーに乗る(この旅をしたころはソ連邦時代)。数年前、シベリアを尋ねた時は、空港でも鉄道の駅でも、規制、規制で、とても疲れたものだが、今回は意外と自由に撮影できた。
ソ連邦の仲間と言えども、それぞれが「共和国」なので、多少の違いはあるのだろうか・・・旅人にとっては嬉しいことだ。

中央アジアは、大々昔から多数の民族が覇権を争った地域で、ソ連に組み入れらた19世紀に至るまで、争いが耐えなかったところと聞いている。
それだけ価値のある場所、言い換えれば金になる場所であったのか・・・古くはアレキサンダー大王からチンギス・ハーン等など・・・。

民族・宗教が違った国が、波状的に政権を立てた所だから、古い遺跡などは破壊されて、だいたいチムール時代のものが残されているようだ。
シルクロードの主役であった古代の商社マン・ソグド人が西や東に活躍した原点をじっくりと味わうことにしよう。
(参考書:金子民雄著「動乱の中央アジア探検」は18世紀から19世紀の中央アジアの様子が書かれている。学校での世界史では学びきれない、ある意味では感動的な歴史の流れを知った)


「タジック共和国」

「ペンジケント 女の子の民族化粧」

「ペンジケント ソグトの遺跡」

「ウズベク共和国」

「サマルカンド レギスタン広場」

「バザールで・・・」

「シャーヒ・ジンタで・・・」

 

「ブハラで・・・」

「キャラバンサライ・門と全景」

「木陰に憩う人々」

「ウルゲンチで・・・」

「ヒワ旧市街で・・・」

「ヒワ美人2景」

  

「フェルガーナで・・・」

「コーカンドで・・・」

「カザフ共和国」

「アルマータで・・・」

「トルクメン共和国」

「アシュハバードで・・・」

「ニサとアナウの遺跡」

下の写真、反対側がイランとの国境で、撮影禁止・・何も見えないが・・

今、ソ連はアフガニスタンソ戦争中で、前線に赴く兵士にも出会った

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我が家の庭を彩る花(シャコバサボテン)

2008-11-22 17:19:33 | 晴耕雨寝




[シャコバサボテン]今回、彩るのは庭ではなく玄関。春に戸外へ出し、鉢替え、水遣り、肥料、日当りの加減、等々、毎日毎日心を配り、ようやく晩秋に蕾を持ったとき室内に取り込むので、花は完全に深窓の令嬢(否、窓際の令嬢)である。室内に取り込んだときにも、環境の変化からか蕾がポロポロと落ちたりして、何回も悲しい思いをさせられてきた花なのだ。
令嬢は本当に扱いが難しい

今年は11月15日に室内に入れたが、なんと、蕾が一つも落ちない・・・が、「赤のシャコバ」は光の当たる南側が一斉に咲いてしまった。「白のシャコバ」は、例年、「赤」よりもちょっと遅れて開花するが、この白、開花するとピンクになってしまう・・・20年前に購入したときは確かに白だったのに・・・今年は白に咲いてくれるだろうか。
もう一鉢、知人のシャコバを挿し芽して大きくした「濃いビンク色のシャコバ」があるが、この開花はもっと遅いので、今年も、多分、12月に入ってからになりそうだ。
来年の春まで、またまた、令嬢相手に、温度に、水遣りにと心配りの日々を送ることになる。

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我が家の庭を彩る花(ビオラ或いはパンジー)

2008-11-19 10:18:00 | 晴耕雨寝



[ビオラ若しくはパンジー・・・どちらの種類か分からないので、とりあえずビオラという事にして・・・]9月末か10月の中旬か、クレマチスの鉢の中に、一株、何かが芽を出した。春に咲いていたビオラのようだ。時期はずれだし、花は咲かないだろうと、殆ど期待はしなかったが、摘み取らずにそのまま残しておいた。それが11月に入って花を付けているのを発見・・・ちょっと感動
このビオラ、今年の春は昨年の種が自然に芽を出したもので、昨年は知人の庭で前々年のものが自然に芽を出したものを貰ったのだから、いったい何代目なんだろうか・・・知る限りでも4代目(かな?)である。
たった一株の4代目が、クレマチスの鉢の中で堂々と自己主張している姿をみると、「頑張ってね」と声をかけてあげたくなるんですねぇ

ヲイ
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我が家の庭を彩る花(マリーゴールト)

2008-11-17 08:34:12 | 晴耕雨寝



[マリーゴールド]庭の花たちも、もう、「マリーゴールド」と「サルビア」だけになった。花畑はさびしいが、仕事はアレコレある。枯れた花茎を切り取ったり、追肥をしたり・・・と、来年に備えてすることが、結構、多いのがこの時期で、先日は春咲き用のチューリップなどの球根を植えつけた。後は春までのんびりと・・・てな訳にもいかないのが、この場所に住んだ宿命。冬の冷え込みに備えて、鉢植え植物の管理に、しば~しの間、追われる日々となる。でも、次回には「シャコバサボテン」を公開出来そう・・・そう、冬の管理を無事通り越した鉢植えの出番はすぐそこに・・・です

ハナハワガヤ
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我が家の庭を彩る花(皇帝ダリア)

2008-11-15 09:14:16 | 晴耕雨寝
[皇帝ダリア]2年程前、兵庫の三田に住む友人を訪ねた折、近辺の庭には、一見「ひまわり」、見直すと「独活の大木」のような背の高い植物が、結構、普通に見られた。あれは何?関西固有のもの?・・・と、友人とあれこれ議論するも分からず、結局、宿題とした。
自宅に戻って、まずは姉(一応、庭づくりが趣味の人で・・・)にと訊ねたところ、家にもあるよ・・・って言われ、あっさり「皇帝ダリア」と判明したのだ。
その年はもう花は見られず、翌年は台風で倒れ、今年は順調に育ったようだ・・・姉の花畑は同じ敷地内にあるのだが、私の管理下では無いので・・・。
11月のある朝、「ブログ用の花が咲いたよ」と、姉からの知らせがあり(私のブログ作りに巻き込んでいます)、早速、カメラをとり馳せ参じたものの、丈が3メートルくらいあり、私のデジカメの能力では無理、そこで植木鉢を傾けて貰い撮ったのがこの写真。

ワガヤノニワヲ
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シルクロード行きつ戻りつ点々旅(3回目)

2008-11-13 19:53:28 | 旅の足跡2

1984年(昭和59年) 8月4日~8月24日
[上海→北京→大同→フホホト→銀川→蘭州→西寧(青海)→蘭州→北京]




1回目、2回目の旅で訪ねた街に再び出かけた。

中国の街は日々変化しているようだ。
昨年は「フフホト」と思っていた街の名前は、今年には「フホホト」になり、といってもこれは旅行社の見解相違だろうが、そのくらい街の様子は1年で変わっていた。
古のシルクロードの街というものの、確かに、今、生きている街であると実感する。


[大同旧市街にて]

大同・雲岡石窟

 

恒山懸空寺

[フホホトにて]

[銀川にて]

清真中大寺

 

西夏王朝墓跡群

[蘭州回族民家にて]

[西寧から青海湖で遊牧するチベット族]

[黄河流域・炳霊寺]

帰途、突然、雨交じりの砂嵐が・・・

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菊が綺麗な季節になりました

2008-11-13 08:21:14 | この頃思う事



我が家の庭には菊の花が少なくて、最近では、もっぱら、菊花展に出かけて鑑賞する。
当地での名所旧跡である「楽寿園」という庭園では、毎年、趣向をこらした菊花展が開かれるので楽しみのひとつだ。今年も10月末から開催され、早速に出かけた。
今年は「平等院」(平安神宮という人もあり)をかたどったモニュメントに、様々な色・形の菊を飾っている。菊の新しい品種も多く見られるようになった。家の庭で栽培したいと思うが、何しろ展示してある花が立派なので、つい気後れしてしまい、で、苗の購入をあきらめている。
ところで、ここの「菊花展」も大昔(私の子供の頃)は「菊人形展」とよんで、時代劇の一コマを再現した人形に菊のf花を飾ったものだったが、今でもどこかで、そんな菊人形展はやっているのだろうか・・・ちょっと見てみたい。

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奈良へ紅葉を観に行ったのですが・・・

2008-11-08 08:27:32 | この頃思う事



昨年の今頃、友人と奈良を訪ねました。東大寺、興福寺、安部文殊院、長谷寺、正暦寺、円成寺、新薬師寺、秋篠寺、薬師寺、唐招提寺、橿原神宮、それから、ぶらりと明日香1日フリー周遊パスにも乗りました。どこも紅葉が綺麗だったし、その上、意外と静かで、私たちは晩秋を満喫できたのです。
で、今年もはるばる出かけました。ちょうど正倉院展も開催されているし、まぁ、空いているようだったらついでに・・・と軽い気持ちで行きました。しかし、正倉院展は行列しているし、東大寺のイチョウの木は青々とした葉を付けたまま、もみじはまだまだ紅葉には程遠く・・・いつも立ち寄る奈良写真美術館は休館で・・・。
カルチャーブームと言われだして随分長いけれど、いまだにブームは続いており、というより、もう生活の中に根付いているのだろう、それだけ皆様方、ゆとりある生活をしているんだと納得しました。行き交う人に一度も出会わなかった・・・なんて事は、奈良に限らず日本ではありえない風景になったようですね。
奈良の仏様が、やさしく微笑んでくださったことをおみやげにしての、2泊3日の旅でした。

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