泉区生活支援ネットワーク

仙台市の障がい者支援のための情報です。福祉・特別支援教育・就労など,分野をこえた生活支援のネットワーク・情報交換の場です

仙台市自立支援協議会に参加して

2008年08月05日 | Weblog
 平成20年度初の「仙台市自立支援協議会」が,8月4日18:00~仙台市役所にて開催されました。13名の委員(谷中輝雄委員長:仙台白百合女子大学総合副学科教授)と,秋山健康福祉部長,村上障害企画課長,鈴木障害者支援課長,福井障害者支援課生活支援係長の仙台市当局担当者が出席して話し合いが行われました。
 主な議題と参考資料内容は,下記の通りです。
<議事>
(1)平成19年度障害者ケアマネジメント推進事業実施状況について
(2)平成20年度障害者自立支援協議会の進め方について
   ①評価研修部会の取り組みについて
   ②相談支援事業の再編強化について
<参考資料>
①平成19年度障害者総合相談実施状況
②平成20年度障害者自立支援協議会の進め方について(案)
③平成20年度障害者ケアマネジメント関連研修(案)
④仙台市における相談支援事業の再編強化について(案)
⑤仙台市における相談支援事業再編強化イメージ図
⑥仙台市における障害者自立支援協議会イメージ図
⑦相談者相談支援に従事する職員のための自己評価チェックリスト
⑧仙台市障害者自立支援協議会設置要綱

 協議では,前回(3月開催)の意見を受けて,「区」自立支援協議会についての表記が盛り込まれました。相談支援事業のあり方について,各委員の意見が述べられ,「総合相談について」,「拠点型か地域型か(具体的機能は?)」,「区自立支援協議会と現状の区生活支援ネットワーク会議のかかわりについて」「市全体の自立支援協議会と区自立支援協議会のかかわりについて」,その他・・・など,イメージ図とあわせての検討・整理の必要性が出されました。そのための,作業部会の開催も提案されました。

※仙台市では,自立支援法や支援費制度の施行前から「相談支援事業」について,整備され17事業所が指定・委託を受けています。障害者自立支援法の完全実施に向けて,障害者自立支援協議会のあり方(市・区),各相談支援事業の法的裏付けの変化,2~3年後開設の(仮称)青葉区障害者福祉センターの機能・役割,多様化するニーズへの対応・・・・等々,制度の変化への対応と共に今後の障害福祉計画の推進をはかるために協議が行われています。

 必ずしも「ニーズ」=「要求(の内容)」とは言い切れませんが,一人一人のニーズに寄り添っていくことの大切さや,制度の境目にある人の支援の必要性などの発言もありました。3障害への対応は必要ですが,現状の相談はそれぞれの障害特性や相談事業所の体制により,相談形態に違いがあることも述べられておりました。
・・以上,管理者の視点での記録です。
 上記の資料・議事内容については,障害者支援課生活支援係にお問い合わせください。
コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「日本発達障害ネットワーク... | トップ | 仙精連大運動会 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

Weblog」カテゴリの最新記事