ただの映画好き日記

観た映画と読んだ本の自分用メモ。

ロード・オブ・ザ・リング

2015-01-01 | 映画 ラ行


はるか昔。闇の冥王サウロンは世界を滅ぼす魔力を秘めたひとつの指輪を作り出した。指輪の力に支配された中つ国では一人の勇者がサウロンの指を切り落とし、国を悪から救った。それから数千年の時を経た中つ国第3世紀。ある時、指輪がホビット族の青年フロドの手に渡る。しかし、指輪を取り戻そうとするサウロンの部下が迫っていた。世界を守るためには指輪をオロドルイン山の火口、“滅びの亀裂”に投げ込み破壊するしか方法はない。そこでフロドを中心とする9人の仲間が結成され、彼らは“滅びの亀裂”目指し、遥かなる冒険の旅に出るのだった……。

ロード・オブ・ザ・リング 2001年/アメリカ、ニュージーランド/ピーター・ジャクソン





2001年の公開だったことに驚きで、全く古さを感じないですし、生き生きしていました。

なるほど!『ホビット』に出てきたあの目がサウロンだったんですね!すっかり忘れていました。
で、ガラドリエル(ケイト・ブランシェット)は『ホビット』でサウロン(炎の眼)と戦って疲れきっていましたが、元気に復活したってことなんですね。
『ホビット』に登場したドワーフのキーリに恋したエルフのタウリエルはこちらでは登場せず、『ホビット』の全てに懐かしさを感じることができないのがちょっと寂しいかもしれません。

ホビット4人が旅に出ることになり、アルゴルンが登場し、エルフの姫アルファンが登場し、そう言えば、この2人は恋仲だったんですね~、危険が訪れる度に登場する助っ人に、私も思わずホッとしました。
ガンダルフが助けを求めた白の魔法使いサルマン(サウロンと名前が似ていてややこしい)の裏切りも、全てが「面白い!」としか思えない展開で、緻密さと深さを改めて感じました。

裂け谷でフロドと共に旅をする仲間たちが決まり、フロドはビルボからオークが近付くと青く光るエルフの探検と鎖でできたミスリルを受け取り(これらはビルボがホビット庄から持って出ていた?)旅が始まるわけですが、坑道での戦いや川岸を渡った後の戦い、そこでボロミアが死んでしまうシーンでは思わず感動…。

そして、フロドが1人で滅びの山に向かうことになり、旅の仲間が二手に分れ、更にお話が広がり、面白さが倍増です。
裂け谷やモリアの洞窟、どれもこれもCGだけど素晴らしい!としか思えなくて、物語の素晴らしさと映像の迫力に、更に更にドップリと指輪物語のファンになってしまいました。

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