ただの映画好き日記

観た映画と読んだ本の自分用メモ。

ザ・スクエア 思いやりの聖域

2021-04-30 | 映画 ア行
現代アート美術館のキュレーターとして周囲から尊敬を集めるクリスティアンは、離婚歴があるものの2人の娘の良き父親で、電気自動車に乗り、慈善活動を支援している。彼が次に手がける展示「ザ・スクエア」は、通りかかる人々を利他主義へと導くインスタレーションで、他人を思いやる人間としての役割を訴えかけるものだ。そんなある日、携帯電話と財布を盗まれたクリスティアンは、その犯人に対して取った愚かな行動によって予想外の状況に陥ってしまう。

ザ・スクエア 思いやりの聖域 2016年/スウェーデン、ドイツ、フランス、デンマーク/リューベン・オストルンド




とにかく長い、無駄に長い。

大掛かりなスリから始まって、被害を警察には届けず脅迫状を送りつけ、それが原因で親に泥棒扱いされた子供はかわいそうだけど、あまりにしつこい。

物乞いが最弱者とはいうけど、登場する物乞いたちはとてもそうは見えず、貧富の差や社会情勢など、スウェーデン特有のものなのかな?とちょっと理解するのは難しかったです。

理解できないのが、現代アートとやら。それと、パーティの催しのモンキーマン。
他にも、理解できない人間が多かったです。



もう一つ、お国柄の違いを感じたことが。
少女を吹っ飛ばす動画でチーフクリエーターをクビにするほどの大騒ぎになるのに、
日本では、昭和天皇の肖像を燃やすような動画(しかも、燃え残りの灰を足で踏みつぶすシーンまであり)や、特攻隊の寄せ書きと思われるような日の丸の旗を乗せた円形のもの(タイトル「間抜けな日本人の墓」というそうだが)などを税金が使われる展覧会に日本国民が批判するのは当然なのに、その当然の批判に逆ギレする反日連中に驚かされました。
スウェーデンとの違いは、日本のリベラルは偽物で、単なる、反日運動に聞こえの良いリベラルを利用しているだけということです(その証拠に、こういう反日エセリベラル連中は、中国によるウイグル人ジェノサイドには無言)。
この記事についてブログを書く
« ステイン・アライブ | トップ | 引っ越し大名! »

映画 ア行」カテゴリの最新記事