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両親の不仲により、会った事もない母方の祖父のもとへ預けられる事になった京京(ジンジン)。
祖父は、娘が勝手に結婚した事に怒り、娘の夫となったジンジンの父を未だに憎んでいた。そんな事もあり、孫であるジンジンに優しくできない祖父と、見知らぬ土地に追いやられ馴染めずにいるジンジンは心を通わす事ができずにいた・・・。
1992年/中/スン・チョウ
98分の作品なんだけど、ひたすら淡々としていた。
その分、ラストにグワワワワァ~~~~~っと感動が!!!
祖父は元京劇の有名な演じ手。娘は勝手に出て行って結婚しちゃったワケなんだけど、自分の息子にも京劇を習わせていたの。そんな事は知らない祖父は、ある日、ジンジンの素晴しい歌声を聴いて感激するの。
いつしか心が通じた2人にも別れの時が訪れるんだけど、ジンジンが去った後、おもむろに京劇の歌を唄うのね。
「分っているだろう
聞いてくれるな
この無念
いつの日か
雲に乗り 飛び行かん」
ジンジンに祖父の歌声が届くと、
「雲よ 湧け」
と、後を続けて涙ながらに唄うんだけど、感動の一言でした。