2007年、ロンドンの街にパルナサス博士が率いる旅芸人の一座がやってきた。1000歳になるという博士には、悲しい秘密があった。かつて“不死”と交換に、娘ヴァレンティナを悪魔に差し出す約束をしてしまったのだ。タイムリミットは、間近に迫った彼女の誕生日。あるときヴァレンティナは、記憶喪失の青年トニーを助ける。彼は博士が持つ不思議な鏡を使って、窮地に陥った一座を救おうとするが…。
Dr.パルナサスの鏡 2009年/米/テリー・ギリアム
面白かったです。
失礼ながら、期待してなかったので、思っていたより楽しめましたね~。
今回のテリー・ギリアムの世界が嫌じゃなかったことが楽しめたんだと思いますが、ヒース・レジャーの事故死ということもやはり感じ入るものがあったと思います。
鏡の中のトニーは思っていた程混乱せず、最後のコリン・ファレル以外はかえって良かったと思うくらいでした。
最後のトニーのシーンはやはりヒースであるべきでしたが、それは仕方ないですもんね。
ラストは予想通り、走り気味な感じがして、そして、ハッピーエンド。。
できれば予想を裏切って、メチャメチャでもよかったような気もするけど、後味的にはこれでいいんですね、きっと。
エンドクレジットで、ヒース・レジャーのクレジットだけ天使が持っていたのが、切なくもあり、ちょっと微笑ましくもありました。
本当に本当に残念な出来事でした。。