ただの映画好き日記

観た映画と読んだ本の自分用メモ。

花戦さ

2018-05-29 | 映画 ハ行


戦国の世に、花をもって平和への戦いに挑んだけったいな男がいた。その名は池坊専好。 京都・頂法寺六角堂の花僧で立花の名手、専好は、天下統一を目指す織田信長の前で花をいけ、居合わせた千利休らの心をつかむが、思わぬ失態が信長の怒りを買い、あわや打ち首に…。そのとき、軽妙な機転で彼を救ったのは、秀吉だった。 そんな出会いから十数年。秀吉の治世のもと戦乱は治まり、専好と利休は無二の友として互いの道を高め合った。だが天下人となった秀吉のおごりは嵩じ、利休を自害に追い込み、専好を慕う町衆の命までもが次々と奪われていく。 ついに専好は立ち上がった。手にしたのは「刃」ではなく「花」。 前田利家邸を舞台に、池坊専好が太閤秀吉に仕掛けた一世一代の「戦さ」とは。

花戦さ 2017年/日本/篠原哲雄





あまり期待していなかったのですが、面白かったです。
最後(秀吉との戦さ)は笑って終わるところがとても好印象で、ホッと胸を撫で下ろしました。
六角堂のことは知りませんでしたが、池坊発祥の地ということを知り、そもそもは天台宗の僧侶が?と目から鱗のお話でした。
綺麗に生けられたお花たちをお供えしてもらい仏様もお喜びだと思われますし、それを目にする人々も癒されますし、お花って素晴らしい存在だなーと思いました。

野村萬斎、おでこの表現(?)が素晴らしく、最初はながら観だったのに、あっという間に惹き込まれました。
秀吉役が、竹中直人の秀吉に喋り方も声もそっくり(真似てる感じ)で、若干、引っかかるものがありました。
数々の生け花やお猿の絵がとても心を穏やかにしてくれました。

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