ただの映画好き日記

観た映画と読んだ本の自分用メモ。

人生の特等席

2013-10-31 | 映画 サ行


大リーグ最高のスカウトのひとりとして何十年も敏腕をふるってきたガス・ロベルは、努力で補ってきたものの、そろそろ年齢による衰えをごまかしきれなくなってきている。それでも、バットに当たる音だけでどんな球かを言い当てられる彼は、そのキャリアを静かに閉じるつもりはまったくない。だが、そんな彼も自分の意志だけではどうにもならないことがある。アトランタ・ブレーブスのフロントが、彼の能力に疑問を抱き始めたのだ。全米でもっとも注目を集めている天才バッターが次のドラフトにかかってくるため、彼らはなおさら神経質になっている。苦しい立場に追い込まれたガスを助けられるかもしれない唯一の人物は、よりによって彼が決して助けを求めないであろう人物、娘のミッキーだった。

人生の特等席 2012年/アメリカ/ロバート・ロレンツ





いいですね~。
ラストのスッキリ感が大好きです。

脚本が良かったように思いました。
よくある展開なのは承知ですが、でも、格好付けずに突き進んでいる姿勢に感心しました。
そして、それに応えている俳優さんたちが素晴らしかったです。

特に、エイミー・アダムス。
父親の家に帰ってきた時の、あの表情はドキリとしました。
大変失礼ですが、上手くなったな~と思ってしまいました(失礼!)。
クリント・イーストウッドは、いつも通り、じんわりとした絶対に乱れないペースが素晴らしかったです。

そして、そして、ジャスティン・ティンバーレイク!JT!
最初、なんか、似てるなぁ~とは思ったのですが、すぐには判りませんでした…(笑)。
イメージと違って、やんちゃじゃなかったからかもしれませんが、こういった“善い人(普通の人?)”も出来るじゃないのっ!と感動でした。

それぞれ、みなさん、同じ温度帯で、誰も突出していなくて絶対に過剰じゃなくて、このお話を大切に扱っているような雰囲気を感じました。
そして、あのラストです。
くすぐられました~、これぞ映画!と思えるくらい、私は好きでした。

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2 コメント

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巧み~ (cyaz)
2013-11-18 08:14:35
izumiさん、おはようございます^^

一度は俳優業から身を引き、監督業に専念すると言った
イーストウッドですが、上手下手を抜いた経験則による
巧みな渋い演技に魅せられた作品でした!
エイミーも可愛くて、そして大御所相手に巧い演技でした^^
余談ですが・・・、
今僕は重松さんの「ファミレス」を読んでいます(笑)
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cyazさんへ (izumi)
2013-11-18 16:27:20
cyazさん、おはようございます。
クリント・イーストウッド、さすがでしたね。
私はすっかりJTに注目してしまいましたが(笑)、他のみなさんも素晴らしくて、もしかしたら、イーストウッドに包まれていたのかもしれないな~と、思ったりしました。

おっ、重松さん、どうですか?
『ファミレス』、私は読んでいませんが、気になります(笑)。
コメント、ありがとうございました。
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