岩風呂

ラーメンを中心に食べ歩きとかレシピを乗せてます。そして時々猫が登場するブログです。

岩風呂ラーメン大賞 2008 前編

2009-01-19 23:05:24 | ラーメンレポ
いわぶろッ!ラ~メンたいしょ~~!!

・・・テレビの番組コールっぽく始めてみました。
さて今年もやってきました、昨年私が食べた数々のラーメンの中から心に残った10杯を独断と偏見で選ぶ岩風呂ラーメン大賞がやってきました。

さて、昨年食べも食べたり126杯!
まあレポートを残せてないラーメン屋さんなどもあるので、それ以上食べてるんですけどね。
もっと言うと、本当にコアな人は1年が365日(昨年は閏年だったので366日でしたが・・・)だというのになぜか400杯、500杯食べますからねえ。自分なんかまだまだです。

そんな前置きはいいとして、じゃあ岩風呂ラーメン大賞の発表を行いたいと思います。
今年も昨年と同じく特に美味しかったお店、10店舗をピックアップ、昨年は大賞以外のお店は順不同でしたが、今年は順位を儲け、10位から発表して行き、最後に大賞(1位)を発表いたします。

それではまず第10位から



【第10位】 くわんくわん
横浜瀬谷のくわんくわんは、スープの出来をお店に掲げて営業するという、なかなかチャレンジャーなお店です。
博多の屋台を思わせるお店の作りも味があってよいですな。

続きまして第9位



【第9位】 中華料理 幸軒
東京の台所築地場外市場にあるこちらのお店は、数々のお店が立ち並ぶ中の乾物屋さん更に奥にある、非常に見つけ辛いお店です。
築地で働く人たちの玄人向けのラーメンは、ガツンと来る重めのラーメンでした。

次は第8位



【第8位】 新福菜館
来ましたよ京都の老舗ラーメン。
真っ黒なのに何故かマイルドでしょっぱすぎない不思議なラーメンは、なぜか朝7時半開店という珍しい営業時間。
京都出張の間を縫ってなんと朝8時にお邪魔するという暴挙に出られたのも、この営業時間のおかげです。
次回は、他のレビューで好評なヤキメシをぜひいただこうと思います。

続いて今度は北の方から第7位です。



【第7位】 そば処 紀文
これは秋田の隠れた名物でしたね。
惜しくもランキングから洩れてしまいましたが、十文字ラーメン系の三角そばや伊藤もなかなかでしたし、このほかにも横手そばと呼ばれる焼きそばや。
郷土料理では、はたはたやきりたんぽ、比内地鶏なんかあるし、秋田は美味しいものに事欠きませんな。
教えていただいたM社のお二人に感謝です。

そして第6位は



【第6位】 三幸苑
タンメンが有名なこちらですが、このとき食べたちゃーめんはものすごいインパクトでした。
まぜそばが流行っている昨今、こんなにインパクトがある麺料理が老舗に隠れていようとは・・・恐るべし横浜。

さてランキングも中盤に差し掛かってまいりました。
続いて、第5位です。



【第5位】 麺屋武蔵 江戸きん
もはや嘗てはラーメン界の革命児、いまや重鎮となった麺屋武蔵系列のお店。
浅草という伝統ある地への出店ですが、外装内装共に浅草の空気にあった演出がされているところはさすがでしょう。
そして肝心のラーメンも、スープ、麺、具のすべてが計算しつくされた一杯。
麺屋武蔵全体の今後も注目ですな。

どんどん行きますよ第4位は!



【第4位】 唐そば 公園通り店
すでにラーメンランキングが頭の中で出来上がろうとしていた年の瀬に出会ってしまったのがこの唐そば。
おかげで、ランキングの再考に時間がかかってしまいました。
この博多ラーメンを独自の観点でアレンジしたつけ麺は、非常に高い完成度で、美味しくいただきました。

さてここらからベスト3ですよ!第3位!



【第3位】 覆麺
出ました!現在東京のラーメン店においてキワモノ中のキワモノ!
白と黒の覆面を被った二人の男(だとおもう)が作るラーメンは、黄色い固めの縮れ麺にピリッしょっぱいスープ。注文ごとに作る揚げネギと・・・もうあのお店をやっていたあの人だとは判ってるんですけど・・・そこらへんはそっとしておくのが大人です。

そして第2位は!



【第2位】 つけめん TESHU 品川店
昨年も大賞に名を連ねたTESHUが再び登場。
基本的に昨年の入賞店は除外でしたが、昨年は煮干そばでの評価、そして今年はつけめん(あつもり)での評価です。
湯気での蒸発によって麺の表面が乾いてくっつき合ってしまうというあつもりの弱点がありますが、それを克服するためにかつおだしのスープに浸して麺を出す、というアイディアは弱点を補った上、かつおの風味を加えることが出来るということで画期的でした。

さてさて、お待たせしました。
最後、第1位の発表、記念すべき、岩風呂ラーメン大賞です!



【第1位】 麺劇場 玄瑛
豚骨ラーメンの土地、九州は博多の異色派、玄瑛です。
豚骨ラーメンの本場ですが、それが逆にラーメンに対して保守的な土地と聞いているのですが、こちらの玄瑛などが牽引力となって新しい博多ラーメンが作られて行っているようです。
正直博多で食べたラーメンはどれもレベルが高くて美味しかったのですが、玄瑛のチャレンジ精神というか、新しいものに挑戦する姿勢が最終的な決め手となりました。

■総括
さて、審査委員長のiwaYohです。(自作自演とか言うな!)
コテコテからあっさり、太麺細麺、そば屋のラーメンにキワモノ覆面とバラエティ豊かですね。
よく言うんですけど、自分はラーメンが好きなんですよ。
「何を今更」と思うでしょうが、たとえば食べ物を評価する場合「それがラーメンである」というだけで評価が高くなってしまうんですよね。
まあ、つまりどんなラーメンも好みの差こそあれ大好きなわけで・・・これって実はただのファンであって、評論家としてはダメダメなんですけど、まあ自分はグルメとか美食家とかじゃありませんし、ただただ美味しい物好きで、そしてそれを手の届く範囲で追い求めた結果です・・・・(実はこの総括、続く)


■喧嘩ラーメン 全17巻【完結】土山しげる 日本文芸社


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