岩風呂

ラーメンを中心に食べ歩きとかレシピを乗せてます。そして時々猫が登場するブログです。

岩風呂ラーメン大賞(後編)

2012-02-01 12:51:14 | 雑記
岩風呂ラーメン大賞!!!後編!!

「!」多めでお送りしております。岩風呂ラーメン大賞。
ここからは7月~12月の下期をお伝えしていきます。

■じゃあまず7月から

7月~8月のいわゆる夏休み期間は「復興」とか「支援」とか「チャリティ」とか付いて、いろいろなイベントが行われました。
そんなイベントの仕事で仙台に行きました。

【【仙台出張記】初日終了「仙台は文化横丁。隠れた餃子の名店 餃子元祖 八仙」



これって餃子のお店でわりと餃子中心のレポートなのですが・・・いや、しかしラーメンも十分に語るに値するものでした。
それとお店のオバちゃんたちとのやり取りですね。
リンクの本文中にもありますが、「ラーメン食べてきな」ってほぼ強制的に出てきましたからねえ。
ラーメンという食べ物に「人柄」というのが付いてくるのを実感して餃子、ラーメン、オバちゃん、の3セットでの選出です。

そして7月もう1店舗は一気に都内、新宿に移ります。

【新宿煮干ラーメン 凪 ゴールデン街店】


昨今のラーメンを語る上で避けて通ることの出来ないお店の一つですね。
非常にマッチョなイメージで「ガッツリ野菜増しの二郎系か?」と思わせておきながら実はガッツリ煮干し系という旅情派(?)
いただいた限定の鯵煮干のラーメンは、ガッツリ鯵の煮干しの風味が効いているのに、繊細さを失わない「強い」ラーメンでした。
奇しくも・・・というかそのイベントで新宿に来たのですが、この日は地上波アナログ放送停波の日でした。

【7月に書いたラーメン以外の印象的な記事】

【【三島出張記】お食事処 源氏&大しま「居酒屋一人はしご酒そして一人誕生日会」】
見事なまでの独りでしたが、見ず知らずの人たち(厳密ではそうでは無いですが)からの祝福を受けての異国での誕生日。
そして岩風呂というブログの知ることの無かった有用性を奇しくも知ることとなりました。
あのときの塩辛と大徳利の味は忘れられません!

■8月はレジャーだ

何かと忙しかった8月ですが、忙しい中を縫って家族で遊びに行ったりもしました。
特に毎夏恒例の守谷海水浴場は今年もしっかり行ってきました。

【ラーメン 麺徳 東陽町店「魅惑の二郎インスパイア系に再訪!今度は汁無しだ!」】


実はこの前の月にも、こちらの麺徳にいっているんですが、この記事の「汁無し」は特筆すべきものでした。
古巣MT社がある東陽町ですが、ここ数年でラーメン激戦区になりました・・・っていうか相対的にラーメン屋さんが恐ろしく増えてるんですけどね。

そういえば、去年は二郎インスパイアにはよく行ったけど、二郎にはあんまり行かなかったなあ。これではイカン。そろそろ三田本店で魂を注入しておこう。
そして勝浦の名物登場!

【ニュー福屋「勝浦で海水浴の後は勝浦タンタンメンを食べよう!」】


東京から近くて遠い千葉県の房総は独自進化のラーメンがいくつかあり、「勝浦タンタン」は前編にも登場した「竹岡式」と並ぶ個性派。
各店舗ごとに個性が分かれる勝浦タンタンですが「ニュー福屋」のこちらの五目タンタンの特徴といえば・・・ハム・・・。

【8月に書いたラーメン以外の印象的な記事】
【【那須塩原家族旅行】出発そして驚愕のスーパーあさの!】
これですよこれ!スーパーあさの!
ここの野菜類の安さは特記事項中の特記事項です!
それにしても「スーパーあさの」って字面でみると、なんか特急列車の名前みたいですね。

■そして9月
8月の忙しさを引き続きつつ始まった9月でしたが、9月の後半にはiwaYoh家的に大イベント、家族で石垣島でキャンプをしてきました。
それも含めてのご紹介になります。

【常勝軒 本庄店】


飛ぶ鳥を落とす勢いの茨城大勝軒系ですが、遂に実家がある本庄にもその波が!
まさか本庄で二郎系(性格には角ふじ系)を食べることが出来るとは思いませんでした。
しっかりヤサイニンニクしたところ、しっかりとヤサイタワーがやってきました。
もちろん完食であります。

【八幡さんの八重山そば】


石垣島キャンプでの夕食。
ガイドの八幡さんが私のラーメン好きを知って八重山そばを作ってくれました。
台風が過ぎたばかりの石垣島は泳ぐにはちょっと薄ら寒い陽気でしたが、海から上がって食べる、この八重山そばの美味しさは格別でした。

【9月に書いたラーメン以外の印象的な記事】
【【超ダイジェスト】8月後半から9月中旬までのこと・・・勝浦から石垣までのミッシングマス 後編】
先に書いたように9月といえば例の南の島だったんですけど、それ以外にも長男ちゅんの誕生日なんかありまして、この誕生日会がけっこう盛大で、私も料理がんばって作りました。
巨大ハンバーグが大うけだったので大変満足しています。
3月は次男はるるの誕生日会があるのでそこでもがんばらねば。

■去って10月
楽しかった石垣島のキャンプも終わり、現実に戻った10月。
10月は石垣島レポートを上げていたので、ラーメン記事がほぼ上がらない状態でしたが、食べるだけはけっこう行ってたんですよね。

【こってりらーめん なりたけ 本八幡店】


あのなりたけに新味が登場。唐辛子中心のペーストを乗せた旨辛がデビュー。
いつもの醤油らーめんにこのペーストが乗るだけなのですが、豆板醤とも違うそれはなかなかインパクトがありました。
もともと、呑んだ後に行くと、らーめんに豆板醤やらにんにくやら入れるので、はじめから入っていると・・・しかし、このジャンク感はたまりませんねえ。

【蒙古タンメン中本 池袋店】


めきめきと店舗を増やしている極辛ラーメンの伝道蒙古タンメン中本。
池袋店は最も古い支店の一つです。
いつもは簡便メニューの蒙古タンメンか北極(極辛ラーメン)を頼むのですが、気まぐれで冷やし味噌ラーメン(つまるところつけめん)を頼みました。
涙が出てくるほどの辛さで、一気に啜りこむと気管に唐辛子の成分をたっぷり含んだ空気を肺に吸い込むので、注意が必要です。
それにしても、昔は北極頼む人なんてけっこう少なかったのですが、今はけっこうみんな普通に頼んでますねえ。
みんな辛いの好きなんだなあ。

【10月に書いたラーメン以外の印象的な記事】
【【南の島へ家族で行ってきた】まとめ&スペシャルサンクス!】
やっぱりこれでしょうねえ。実際に行ったのは9月なんですけどこの記事を10月中ず~っと書いてましたからねえ。
この件に関しては書き過ぎるほど書いたので、是非リンクを辿ってみてください。

■11月は試練の月でした

11月は仕事がかなりの繁忙期。記事のアップがほとんど無かったのを見れば判ると思うのですが、仕事に忙殺されていました。
あんまりラーメンを食べた記憶もありません。
そんな中でも記憶に残っていたのがこちら・・・

【インディアン 王子神谷店】


蓮沼の名店「インディアン」がこんなところにありました。
話によると蓮沼の本店から3代目で、中華料理や洋食店で修行した後の襲名らしい。
頼んだのはもちろん支那そば&カレーのセット。
様々なスパイスや野菜の旨味が効いたカレーが美味しいのはもちろん!
しかし支那そばの方は蓮沼のお店に比べるとちょっと豪華っていうか綺麗過ぎるかな?
あっさりしていてもたれないのですが、支那そば単体の味として美味し過ぎる気がします。
蓮沼だと支那そばはカレーについてくる汁物の延長だからなあ・・・。
このへんはやはり他店で修行したことによる方向性の違いなのでしょうね。
そういえばお店でカレー&支那そば頼んでるの自分だけでした。

【らぁ麺 汁八番】




そんな忙しい中でも・・・いや忙しさが吹っ飛んでしまうくらいのインパクトのあるお店でした。
汁八番(「じゅうはちばん」と読みます)は、最近激戦区になりつつある北品川~新馬場辺りでワリと最近オープンしたお店。
評判は前から聞いていて、何度か来ていたのですが、定休日だったり、時間が合わなかったりと振られていたんですよね。
その日に食べたのは野菜魚介豚骨らぁ麺(写真2枚目)・・・スゴイ!豚骨系のコッテリスープと、魚介の風味のバランスが絶妙です。
特に派手さはないのですが、ジックリとした美味さが染み渡る一杯。
そして、そのインパクトが忘れられなくて翌日も訪問して食べたのが、煮干し醤油らぁ麺(写真3枚目)これも煮干しを前に出しつつもそれに支配されない絶妙のコントロールがありました。
んで、2~3日開けてまた来ちゃった!
この焦がしチーズのトマトつけ麺(写真4枚目)!
キワモノっぽいメニューですが、前二つを見れば判るようにしっかりとした基礎があるので、逆にこういった変わりメニューにも期待が持てます。
案の定、トマトの良さとスープの良さのマッチングに技を見せ付けられました。
いや~まだこちらのお店に行ってない人は是非行ってみてください。
特に自作やってる人には勉強になると思いますよ!

【11月に書いたラーメン以外の印象的な記事】
【Sashimi Soba 「スティーブ・ジョブズに捧ぐ岩風呂流刺身蕎麦」】
2011年はこの記事のアップが結局最後になってしまいました。
だから「印象的」というよりは「これしか書いてない」というのが正解です。
いつもラーメンばっかり作ってますが、こうやって創作系のそばもなかなか楽しんで作れました。


■あっという間に師走は12月
そんな忙しい中でいつの間にか師走を迎えていました。
ただ、11月のときのような寝る暇を惜しむような忙しさではなく、むしろ11月のダメージを負ったままの疾走という辛さがあったような・・・あんまり仕事のこと書くの良くないなあ・・・。

【支那そば かづ屋 五反田店】

目黒の名店かづ屋が五反田にも店を出していたのですね。
店名にもあるようにワリとオーソドックスな支那そばがメインなんですけど、この日はなぜか担々つけめんに挑戦。
細麺のつけめんって珍しいんですけど、このとき確信しました。
「細麺の方が好き」
最近は太麺がブームでイタズラに極太麺を求めるところがあり、自分でも「やっぱ太麺だよね~」って思ってましたが、このつけめんを食べてちょっと考えが変わりました。
全部の太麺がダメって言うのではなくて、このつけダレがあったときに、確かにこの細麺がベストであると!
スープの絡み、口に入れたときの食感、噛んだ時の口内でのアバレ具合が自分の好みにぴったりでした。
この直感は今後も大切にしていきたい。
かづ屋さんの担々つけめんに感謝。

【菜】


最後は本八幡の名店「菜(さい)」
フレンチ出身のご主人が作る多彩なスープはなんと常時9種類、しかも麺は自家製麺と正直あの決して広くない店内でどうやって仕込んでいるのか?謎です。
そんなスープの中から今日は煮干しをチョイス!
赤身を残したチャーシューは生煮えなのではなく、80℃くらいの温度でジックリと火を入れた絶妙の火加減が成せる業!
ただ・・・ただ惜しいのですが、このスープ、大量の煮干しの魚粉加えて小鍋で再沸騰させて作るのですが、この魚粉の食感が食べ進んでの後半でスープがジャリジャリした食感になってしまうのが残念。
個人的な好みとしては、スープを注ぐ前に網で越してもらえると良いなあ・・・というのは贅沢ですか?

【12月に書いたラーメン以外の印象的な記事】

なし・・・だって記事書いてないもん・・・。

っていうのもなんなので・・・
一応12月24日に例年の如くクリスマスっぽい食事にしました。


そのとき作ったローストビーフ。
奮発してヒレ肉で作っちゃったんですが、これが柔らかいのって!
また挑戦してみたい料理ですね。

■そんなわけで総評
う~~ん後半、特に南の島から帰ってきてからはグダグダもいいところですねえ。
今回の大賞に載らなかったお店も沢山ありますが、他にも素晴らしいラーメン、素晴らしいお店がいっぱいありました。
前半に書いた趣旨の通り、ここから何か優越つける気はないのですが・・・ないのですが・・・でも、敢えて言うならば・・・言うならば。
2011年一番印象に残ったラーメンは・・・

【らぁ麺 汁八番】

ここだと思います。
昨年一番影響を受けたラーメンでした。

■あとがき
2011年後半のグダグダを持ち越しつつ、ながーいインターバルを挟んで岩風呂ラーメン大賞をお送りさせていただきました。
いや、ホント最初はすぐ書こうと思ってたんですよ、でもね・・・結局・・・まあ・・・そんなかんじで・・・今更ですが。

今年もよろしくお願いします。
ではでは


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1 コメント

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あっ! (iwaYoh)
2012-02-01 13:06:16
アスペクト間違ってる写真がある・・・あとで直します。
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