朝フイに降りる駅変えてみて春の街駆け抜けてみて 遅刻
朝ダラダラしていたら、家を出るのが遅れた。駅まで全力疾走すればいつもの電車に間に合うかもしれないけど、そうとうの速度で走り続けなければいけないということを想像して、諦めた。で、次の電車には間に合うかと高を括っていたら、時間を勘違いしていて、その電車も寸前で逃してしまった。結果、いつもより2本遅い電車に乗る。いつもの電車でギリギリ間に合うくらいなので、これでは明らかに遅刻だ。まあ、ちょっとくらい遅れてもとやかくいわれるようなキリキリした会社じゃないから(いい会社なのです)、別にいいといえばいいんだけど、なんとなく自分が許せない。と、苦虫を噛み締めていたら、いつものように中央線が通勤特快の待ち合わせのために三鷹で止まった。
突発的に、考えた。この中央特快に乗って新宿まで行って、西新宿の会社までダッシュすれば、丸の内線で行くより、少しは早く会社に着けるかもしれない。会社帰りに、飲みの待ち合わせの新宿にダッシュすることはある。結構早くいける。10分、かかるかかからないくらいかもしれない。朝は初めてだけど、これも賭けだ。やってみる価値はあるかもしれない。この間、数秒。気がつくと、突発的にダッシュして、扉が閉まる寸前の通勤特快に乗り込んでいだ。1年通っていて、新宿経由で会社に行くのは初めて。人生、何事も挑戦。僕の場合、挑戦することで結果的によい結果を得ることが多い。あれこれ考えているうちに、新宿の超高速ビル群が見えてきた(マンハッタンみたいでカッコいい)。電車が止まったら、ダッシュ開始だ。
人混み掻き分け走る主役気取りで
ダッシュ。ちょっと道に迷いながら、走る。ヲイヲイ、やっぱり結構遠いな。失敗したかも。そう思いながらも、いっそうスピードは加速する。たぶん今、人が見たら僕はものすごい重要な表情をして走っているのだろうけど、別に大したことない。10分やそこら会社に遅れるかどうかの違い。たぶん会社でも、誰にも気にされてない。10時から特別な用事があるわけなじゃいから、別に何にも仕事には影響ない。そもそも、今、そんなに真剣に走るくらいだったら、朝家でダラダラ~っとしてなかったらよかったのだ。と、内心思いつつ、いつのまにか刑事ドラマの主人公気取りで走っている。いつかの映画のラストシーンみたいな気分。ああ、俺って一体......。
集団で歩いているのは、都庁の職員か、大企業のサラリーマンか。よくわからないけど、そんな彼らを軽快なステップでかわして、走る。走る。僕が遅れたら、国家的プロジェクトに影響がでちゃうんだよ、みたいな顔して(アホ丸出しですな)。今日はたまたまスーツ着ていたから、知らない人が見たら、都庁の職員だと思うかもしれない、なんてことも頭をよぎる。いや僕は都庁の職員じゃないんですよ、てな顔をしつつも、意外と、都庁職員も辛いぜ、慎太郎がさ、みたいな気にもなる。妄想は止まらない。ああ、やっぱり自分がなんだかよくわかりません。
都庁職員にまぎれて朝を行く
都庁職員の顔して朝を行く
都庁職員のフリして嘆き顔
都庁職員のフリしてセレブ顔
結局、16分遅刻。丸の内線乗ったほうが、早かった? 汗ダラダラ。でも、春の気配を感じさせる新宿を走れてなかなか楽しかった。マラソンの練習にもなった。やっぱり新宿は刺激的だ。定期、新宿に買い替えようかな、ってマジで思ってるのです。うるう年のおまけみたいな日。なんだか、ヘンだ今日の僕は。
そして、突発的な言動は、まだまだこの日一日続いたのであった。でも、割愛します。恥をさらすだけだから。
突突突突突突突突突突突突突突突
『シモネッタのデカメロン』田丸公美子
『ディズニー七つの法則』トム・コラネン著/仁平和夫訳
『田中康夫のソムリエに訊け』田崎真也×田中康夫
『馬鹿な男ほど愛おしい』田口ランディ
朝ダラダラしていたら、家を出るのが遅れた。駅まで全力疾走すればいつもの電車に間に合うかもしれないけど、そうとうの速度で走り続けなければいけないということを想像して、諦めた。で、次の電車には間に合うかと高を括っていたら、時間を勘違いしていて、その電車も寸前で逃してしまった。結果、いつもより2本遅い電車に乗る。いつもの電車でギリギリ間に合うくらいなので、これでは明らかに遅刻だ。まあ、ちょっとくらい遅れてもとやかくいわれるようなキリキリした会社じゃないから(いい会社なのです)、別にいいといえばいいんだけど、なんとなく自分が許せない。と、苦虫を噛み締めていたら、いつものように中央線が通勤特快の待ち合わせのために三鷹で止まった。
突発的に、考えた。この中央特快に乗って新宿まで行って、西新宿の会社までダッシュすれば、丸の内線で行くより、少しは早く会社に着けるかもしれない。会社帰りに、飲みの待ち合わせの新宿にダッシュすることはある。結構早くいける。10分、かかるかかからないくらいかもしれない。朝は初めてだけど、これも賭けだ。やってみる価値はあるかもしれない。この間、数秒。気がつくと、突発的にダッシュして、扉が閉まる寸前の通勤特快に乗り込んでいだ。1年通っていて、新宿経由で会社に行くのは初めて。人生、何事も挑戦。僕の場合、挑戦することで結果的によい結果を得ることが多い。あれこれ考えているうちに、新宿の超高速ビル群が見えてきた(マンハッタンみたいでカッコいい)。電車が止まったら、ダッシュ開始だ。
人混み掻き分け走る主役気取りで
ダッシュ。ちょっと道に迷いながら、走る。ヲイヲイ、やっぱり結構遠いな。失敗したかも。そう思いながらも、いっそうスピードは加速する。たぶん今、人が見たら僕はものすごい重要な表情をして走っているのだろうけど、別に大したことない。10分やそこら会社に遅れるかどうかの違い。たぶん会社でも、誰にも気にされてない。10時から特別な用事があるわけなじゃいから、別に何にも仕事には影響ない。そもそも、今、そんなに真剣に走るくらいだったら、朝家でダラダラ~っとしてなかったらよかったのだ。と、内心思いつつ、いつのまにか刑事ドラマの主人公気取りで走っている。いつかの映画のラストシーンみたいな気分。ああ、俺って一体......。
集団で歩いているのは、都庁の職員か、大企業のサラリーマンか。よくわからないけど、そんな彼らを軽快なステップでかわして、走る。走る。僕が遅れたら、国家的プロジェクトに影響がでちゃうんだよ、みたいな顔して(アホ丸出しですな)。今日はたまたまスーツ着ていたから、知らない人が見たら、都庁の職員だと思うかもしれない、なんてことも頭をよぎる。いや僕は都庁の職員じゃないんですよ、てな顔をしつつも、意外と、都庁職員も辛いぜ、慎太郎がさ、みたいな気にもなる。妄想は止まらない。ああ、やっぱり自分がなんだかよくわかりません。
都庁職員にまぎれて朝を行く
都庁職員の顔して朝を行く
都庁職員のフリして嘆き顔
都庁職員のフリしてセレブ顔
結局、16分遅刻。丸の内線乗ったほうが、早かった? 汗ダラダラ。でも、春の気配を感じさせる新宿を走れてなかなか楽しかった。マラソンの練習にもなった。やっぱり新宿は刺激的だ。定期、新宿に買い替えようかな、ってマジで思ってるのです。うるう年のおまけみたいな日。なんだか、ヘンだ今日の僕は。
そして、突発的な言動は、まだまだこの日一日続いたのであった。でも、割愛します。恥をさらすだけだから。
突突突突突突突突突突突突突突突
『シモネッタのデカメロン』田丸公美子
『ディズニー七つの法則』トム・コラネン著/仁平和夫訳
『田中康夫のソムリエに訊け』田崎真也×田中康夫
『馬鹿な男ほど愛おしい』田口ランディ