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こころの命ずるままに

心に正直に自分の思ったこと、感じたことを書いていきたい。(希望)

長野完走記2007

2007年04月16日 18時17分30秒 | マラソン(大会完走記)
はじめに、今回もまたやってしまったとういう感じで、書くのも非常に気の重い完走記となってしまいました。(といいながらこんなに長くていいのでしょうか(笑))いいかげんこのパターンに懲りないなあと思う一方、自分にとって結構根の深い課題だなあと思いました。

(前日)
前日14日午後長野入りし、一旦ホテルに荷物を置き受付会場の若里市民文化ホールまで歩いて行く。ホテルから長野駅まで徒歩10分ぐらい、そこから受付会場まで25分ぐらい、思いのほか遠くて200円をけちらずに駅からバスで行けばよかったと思うも既に遅く普段のくつでそんなに歩いたことも無く、足の裏が痛くなってきてしまった。受付を済ませ軽くスポーツ用品の出店を見てから、帰りは迷うことなくバスに乗った。長野駅からホテルまでは少し痛む足で歩いて戻った。ホテルに戻って足の裏を見ると左足裏かかと部分、中指の付け根あたりが靴づれのような感じになってしまっている。つい調子に乗って歩きすぎたようだ。靴の裏も見てみると普段履いているときには気にならなかったが結構底は磨り減ってきていた。明日までに回復しているといいのだが。。。そしてまた6時過ぎから外に出て一人で夕食をとり、翌日朝食をコンビニで購入してホテルに戻る。そして10時過ぎ少し早めの就寝。


(スタートまで)
そして翌朝5時に自然と目が覚める。起きだして歩いてみるとフルマラソンを走った後のような足の裏の痛みはまだ残っていた。それでも朝食のおむすびを食べながら準備に取り掛かる。まず今日着るウェアにゼッケンを取り付け、シューズにはチップを付ける。今回は宿泊が長野市街なので朝比較的ゆっくりできた。(温泉に泊まるのもまたいいのだが。。。)6:40頃ホテルを出て長野駅へ、長野発7時ジャストの飯山線の各停は、長野マラソン専用列車となっていた。それで隣の北長野駅まで行き、他の参加者の行列にくっついて歩くこと10分ぐらいでスタート会場に到着する。会場では、音楽が鳴り響き、DJの人がいろいろ話をしていて嫌が応にも気分はわくわくしてくる。これからスタートまで1時間、メイントラックのスタンドに腰掛けてしばらくはウォーミングアップの人たちを眺めていた。7:50ぐらいからストレッチ運動をして、着替えを行い、荷物を預けに行く。そして最後のトイレに行きスタート地点にちょうど20分前に到着する。今回は3000番台、前回3900番台よりだいぶ前になったとはいえスタート地点はかなり前方に見える。久々のマンモス大会に更に気分も盛り上がる。バームゼリーを飲み戦闘体制完了!スタートを待つ。スタート前、色々な人の挨拶があった。今回特別ゲストは、あの元気一杯の声で皆を一瞬にして和ませてくれた。有名招待選手の紹介があったりしながら、いよいよ8時35分スタートのピストルが鳴った。

(~5キロ)26'31(26'31)
スタート時は、必ず渋滞するが程なく走り始めることができた。カメラの前では、皆手を上げてポーズをとっていく。私はスタート地点の様子をカメラに収めながら走っていたので、スタート地点でストップウォッチを押すのが少し遅れてしまった。走り始めは、周りと一緒に速くなく遅くなくちょうどよい感じで気持ちよく走って行く。シューズのおかげか、気持ちの高ぶりからか足裏の痛みもあまり気にならない。

(~10キロ)51'34(25'03)
この大会唯一の大きなアップダウンとなる善光寺へ向かう上り坂もリラックスして難なく走りきり、善光寺を右手に見ながら交差点を曲がり、長野駅に向かってなだらかな坂を下っていく。ずっと先のほうまで見通しがよく、このあたりの応援の人の数はひじょうに多くてついつい嬉しくなってくる。でも調子に乗りすぎてもいけないのでここはマイペースを維持で走っていく。そして昨年トイレに立ち寄ったバスターミナルもそのまま通過し、陸橋を越え、駅の南側をビックハットに向かって進んでいく。信州大工学部前では、また今年もたくさんの子供達が満開のサクラのもと応援をしてくれていた。他にもあちこちで子供達が応援してくれていてとても勇気づけられた。NHK前の給水ポイントではスポーツドリンクをとった。今回も天気がよかったので全ての給水ポイントで給水をとるようにして、給食のバナナもしっかり頂いた。

(~15キロ)1:16'37(25'03)
ここからは、だんだんと郊外の景色に替わっていく。それでも応援のほうは相変わらず多い。サクラを初めとするこの季節の花々が目を楽しませてくれる。13キロぐらいここで五輪大橋の下をくぐるが、トップのほうの選手達はすでに橋の上を走っていた。私は同じぐらいのペースの人を見つけてその人について走っていた。

(~20キロ)1:41'51(25'14)
エムウェーブを折り返してきてのランナー達とすれ違う、このあたり結構見晴らしのいいところで遠くの雪をかぶった山々がとてもきれいだ。エムウェーブの周りを周回するところ、昨年はちょっと疲れを感じたが今年はまだ余裕がある。ここも結構応援が多かった。3分の2周を周ったぐらいで一人走路に飛び出してランナーとハイタッチしている赤い服のへんなおねえさんがいる。本能的に避けようかと思ったら、チバちゃんでした。ここで私もチバちゃんとハイタッチ、力をもらいました。そうしてそのあとは、いよいよ五輪大橋の上り、でもここもたんたんとマイペースで上りきり20キロまで問題なく通過する。

(~25キロ)2:06'41(24'50)
五輪大橋を渡りきり料金所を通過して少し行くとハーフ地点、1時間47分まずまずの予定ペースで通過する。ホワイトリングの少し先で折り返しコースになっているので速い人は折り返してきている。向こう側を走っている人を見てもあまり速く走っているように見えなかった。だんだんと疲れが出だす頃だなと自分も気を引き締める。

(~30キロ)2:32'23(25'42)
25キロで給水を取り少し行くと、いよいよ堤防道路入る。堤防道路に入る前ちょっとだけ上るが、前回このちょっとしたところから崩れていったので、今回はこんなとこでもとても慎重に上っていった。でもそれほど心配することも無くマイペースで問題なく走れていた。ちょうどいいペースで走っている人がいたのでそれについていったのもよかったのかもしれない。遠くに雪をかぶったアルプスの山々を望む景色のよいところだ。今回は走っていてとても気分がいい。

(~35キロ)3:00'45(28'22)
30キロ過ぎまで順調そのものだったのが、ここへきて急につらく感じられてきた。ペースメーカにしていた人も給水で見失ってしまったところにきて、走っても走ってもなかなかやってこない折り返しの岩野橋、はるか先まで延々と続く走る人の列、ほとんど無風状態で昼前の日差しが強く照りつけてくる、意識がそっちに行ってはだめだと自分に言いきかせても一旦意識が向くと元に戻すのはなかなか難しい。それでも岩野橋までくると向かい風となり涼しくなったが今度は風に対向するだけの力が出せず、つらさも増してきて、スピードはみるみる落ちていく感覚。ここでもうだめだと完全にあきらめモードになってしまった。「でもだめなのはあなたの気持ちだけですから」とここですっぱり斬ってもらいたかった。それでも35キロまではと何とか我慢して走って、35キロの標識を過ぎてから歩き出す。

(~ゴール)4:01'19(60'34)
一旦歩きだすともう駄目で、このあとはもうぼろぼろ、35キロのタイムでサブフォーすら達成できなかった結果が全てだ。少し走ってはまたしばらく歩いてを切り返し、最後1キロ手前から走り出し、そのままゴールした。そうして走り終わってFINISHERタオルをかけてもらい2回目の長野が終わった。


今回は、言い訳の余地はなく、自分自身の気持ちに問題がありました。そういう意味でもそろそろ本当に懲りないとこの壁は越えられないなあと深く感じました。でも次はちゃんとできるかと言われれば、、、、ですが でもまた頑張るしかないですね。まだまだ私のゴールは遠いことを実感した今回のレースでした。こんな私にも暖かい声援を送っていただいた長野の皆様、ブログを通して励ましてくださった皆様、ほんとうにありがとうございました。満開のサクラの元、最後まで気持ちよく走りきりたかったのですが、それは次回の楽しみに。。。正直なところ今回走ってフルはもういいやという気持ちもあるのですが、目標を達成せずに終わることはできないのでそれまでは多分頑張り続けると思います。

1日経って、両足の裏には大きなまめができ歩くのもちょっとつらいですが、走っているときは不思議と気にならなかったです。そういう意味で足の調子が原因でということはありませんでした。

つらい思いをしても、楽しい思いをしてもまた走りたくなる。マラソンって不思議です。

記録:(GROSS)4時間3分39秒 (NET)4時間1分19秒ぐらい

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7 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

コメント日が  古い順  |   新しい順
お疲れ様でした! (Toppy)
2007-04-16 22:01:17
長野マラソン完走お疲れ様でした。
いや~残念!
読んでいて、私まで悔しくなってしまいました(笑)
35kmでの心の葛藤。痛いほどわかります。

つらくっても楽しくってもまた走りたくなる。
本当に不思議ですよね。来年頑張りましょう!
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あらためて、お疲れさまでした。 (ひらぼん)
2007-04-16 22:13:45
足の痛みは前日の靴ずれだったのですね。今回のiwanobさんに限らず、食事にあたったりなどで当日に万全で臨むのも難しいですね。ちょっとしたことでも気になってしまいますしね。
フルマラソンはやはり30キロ過ぎが本番ですね。次に走られるときはサブフォー、自己ベストだと良いですね。
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ありがとうございます (iwanob)
2007-04-17 22:41:17
>Toppyさん
Toppyさんが悔しくなるのなら、私はそれ以上悔しがらないといけないですね。(笑) 35kmで心の葛藤するまでもなかったです。もっと心の葛藤しておけば、、、とそちらのほうが悔やまれます。また次がんばります。

>ひらぼんさん
なかなか万全で臨むのは難しいですね。それでも結果を残すのが真の実力でしょうから今回まだまだだったと言うことでしょう。次こそは目標達成できるようがんばりたいと思います。
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Unknown (iyashi)
2007-04-17 23:05:13
やっぱり、完走記、いいですね!
(と、言うのもなんなんですが、、、笑)
自分がランナーだからなんでしょうけど、完走記を読むと、臨場感を感じながら、入り込んで読んでしまいますね。。。

マラソンの奥深さをしみじみ感じるレースだった感じがしますね。しかし、自分を含め満足の行くレースはいつくるんでしょうね?!それが分からないから、あくなき挑戦は続くのかもしれませんね。。。
とにかくお疲れ様でした。一休みして、時期シーズンに向けて、ゆっくり始動して下さい!!また、一緒にがんばりましょうね。。。(練習してない私が言うのは恐れ多いですが。。。笑)
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ありがとうございます (iwanob)
2007-04-18 20:34:33
>iyashiさん
実体験に基づいているし自分も同様な体験しているからこそ感じることができるのでしょうね。下手な文章でもそう言って読んでいただけると書いた甲斐があります。(笑)
自分でも準備万端、あとは結果を出すだけと思っていましたがフルではそう甘くはいかなかったです。次はお互いにがんばって結果を残しましょう。iyashiさんならちょっとがんばればもう、、、ですよ。(笑)
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Unknown (スッターマン)
2007-04-20 22:04:56
はじめまして(だと思います、というのも結構前からブログを読ませて頂いていたので。。)
時間がたってしまいましたが、完走おめでとうございます。

自分の東京マラソンの状況に結構似ていたので共感しながら読ませていただきました。
ちょっと残念でつらいレースでしたが、フルマラソンを完走したんだからすごいことなんですよね。どんなレースでも、完走した後、うれしいですもんね。

長野マラソンって人気があっていいレースみたいですね。中継をビデオに録画しているのでこの週末、見ようと思っています。

またブログ読ませてもらいます。
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ありがとうございます (iwanob)
2007-04-21 16:12:59
>スッターマンさん
はじめまして、私のほうも何度かブログを拝見させていただきました。^^;
東京マラソンは寒さと雨の中たいへんでしたね。それに比べれば長野は天候にも恵まれて30キロ過ぎまでは気持ちよく走れました。長野は、完走後フィニッシャーズタオルをかけてもらえるので気分いいです。(最後まで走りきってかけてもらえるのがもっといいのですが。^^;)
スッターマンさん、北海道マラソンを走られるのですね。頑張ってください。私もブログ覗かせてもらいます。
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