岩見太市の老いを活きる語録集

 豊かな高齢社会を創造するNPO法人「シーズネット」の活動を日記風に紹介。2010年がんを発病し、その闘病も紹介。

「頑張る」と「耐える」

2011年05月26日 | Weblog
 過日ある方からぼくの病気に対して、「何とか耐えて下さい」という言葉に接した時、思わず胸が詰まって涙が溢れそうになりました。
 
 ぼくのような病人に対しては「病気に負けないで頑張って下さい」と言われるのが一般的ですが、その言葉は自分の心の中では素通りしてしまいます。本音では一生懸命頑張っているのに・・・との思いです。

 耐える、という言葉は後ろ向きの何もしない言葉のように感じますが、頑張っているのにさまざまな副作用や癌そのものへの不安感、倦怠感と日々付き合っていると、本当にそのような病状や症状に耐えながら前向きに生きている、という方がぼくとしては心に入ってきます。

 いよいよ明日抗がん剤治療をはじめて2回目のCT検査です。1回目では肝臓がんのがん細胞がかなり小さくなった、との成果がありました。
 明日の検査結果はどうなのでしょうか?
 がん細胞がさらに小さくなり、腫瘍マーカーも減少して、しばらく抗がん剤治療を中断して様子を見ましょう、と言われるのに期待をかけています。

 逆にすぐに別の抗がん剤投与をはじめることになれば、この辛さが継続することになり、精神的にもマイナス要因になってしまいそうです。

 さて、結果は・・・!?

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