老舗ワタクシ本舗

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『あいのうた』 第8話 「私と、、、結婚して下さい!」

2005-12-01 15:29:29 | 『ドラマ本舗05’10月期ドラマ』
優二(玉置浩二)の病気を知り、笑顔の理由を知った洋子(管野美穂)

自分も優二の為に笑顔でいよう”愛を与えられる人”になろうと決心する。

そしてそれは、即実行された。

フライパンを叩きみんなを起こす洋子。(ミルク(犬)も飛び起きてました)

長く続く訳がないから付き合ってあげようと、寝ぼけまなこな子供達、大(佐藤和也)

亜希(山内菜々)隼(渡邉泰人)料理が上手くなったと褒めるが、前はどうだったの

かと聞かれ、顔を伏せる、片岡一家。

優二に病院への定期検診に自分も行きたいと言う洋子。

注射は苦手だと顔を歪める優二に、「先生、太いの5、6本打ってやって下さい!」

笑いも忘れない洋子「愛ちゃんで良かったかしら、頼むわね。この人身体は大きいけど
子供だから。」と牧野医師(岸田今日子)

房子(和久井映見)は飯塚(小日向文世)に言われた「知らないフリして」の言葉が

気になり仕事にならない。勿論事実を洋子が知っているなど知りもしない、元気に

働く洋子を見て「幸せそうで言えない、、、」とつぶやく。

飯塚は署で優二に声をかけられるが、何か隠し事しているな?と勘ぐられる。

屋上で悩む柳沼(成宮寛貴)にももこ(佐藤寛子)が声をかける。

自分が後少ししか生きられなかったら、笑っていられるか?と質問するとももこは

凄く強くないと無理だろうと。じゃぁ何がしたい?と聞かれ、

「好きな人と一緒に居たい!」と迷わず答える。

食い下がる優二に困る飯塚、そこに課長が署長の姪御の見合い話を持って来た。

写真を見て驚く優二、バツイチだが、凄い美人。

そんな気分じゃないと断る飯塚に、優二が「しろよ!いい加減親友の俺を安心させて
くれ」

と言われ、「片岡がそう言うなら、、、」と見合いを受ける。

笑顔で働く洋子を心配そうに見つめる房子。
ー私はきっと今まで生きてきた分、以上に笑っていた
下を向くのがイヤだった、、、
考えたくない現実に負けてしまいそうで
そう、彼の言う通り笑顔が力をくれるのだ
出来る事なら、彼の命と取り替えられるなら
私の命を捨ててもいいとすら思っていた
だって、わたしのなんて、一度捨てた命だから、、、
でも、そんな事言ったら又彼に怒られるだろうなぁ


風呂上り、裸で駆け回る隼を追いかける洋子、隼を捕まえた優二はみんなで逃げるか!

とテーブルを回り始めた、絶対みんな捕まえる!と追いかける洋子。

幸せな団欒風景、、他に何の問題もなければ、、ほのぼのとした風景です。

「竃」で洋子は知らない様だと話す飯塚、房子、柳沼。

元気だし、凄く幸せそうだと房子、だから余計に辛い。でも、明るくね!と3人。

飯塚は見合いの話が来て参ったと写真を出した、片岡が勧めるからつい、、と

すると房子は写真を見て、見合いしろ!どうせ断られるから明るくなるし笑えると

柳沼もコメディみたいでいいかもと勧める。勿論二人とも飯塚の気持ち等完全無視!

みんなにお酌され複雑な飯塚。

子供達の寝顔を見つめる優二、洋子も来て、子供達にもう言わなきゃと溜息をつく

優二。「俺が居なくなっても、子供達の面倒見ようとか思っちゃいけない」と優二

聞きたくないと洋子、でもさぁと言いかけると立ち上がり「あの、そのパジャマ洗濯機に
入れといて、言わないといつまでも着てるんだから」

「はい。」「じゃぁおやすみ。」笑顔で去って行く洋子。

洗濯物を置いて、部屋に来ると、洋子の部屋から嗚咽が聞こえてきます。

廊下で「ごめんな、愛ちゃん。ありがとう。」優二

ミルクを抱きしめて泣き崩れる洋子。(とっても我慢してたんですね、、。)

緊張して見合いに臨む飯塚、凄い美人が現れて更に動揺。

柳沼を呼び出す房子、秘密を共有出来る人とでないと、会うのがしんどいと房子。

片岡は洋子の事が好きなのか?と質問する柳沼。

「うん、そう思う、、」と言い難そうな房子、でもなんで?

「好きな人と一緒に居られればいいなぁと思って、、、」と柳沼

洋子が知ったらどうなるのか辛いと房子。

休日の午後を自宅でゆっくり過ごす片岡一家、お茶を飲む優二と洋子、飯塚の見合いの事

を思い出し、今までの失敗談を話す、緊張するのかなぁ?、、、心配で見に行きたい

と言い出す優二。あいつが幸せになるのを見たい!と優二(やっぱり親友ですね。)

ホテルに向う途中、房子と柳沼に会い、4人で行く事に。

覗き込む4人(ソファから顔だけ出し、如何にも怪しい4人、ちょっと笑えます)

ところが、飯塚が「ごめんなさい。今、親友が、大事な大事な親友が、、、凄く
辛い状況で、、、今、頭が一杯で、、、自分の事は考えられないし、、、考えたくない
だから、、、すいません!」と頭を下げた。

「飯塚!」後ろから声をかける優二、驚いて振り向く飯塚。

3人を前に、「みんな、知ってたのか?照れるなぁ!」と笑う優二

「何言ってんだよ!」飯塚

「片岡さん、、」柳沼

「参ったなぁこりゃ、ねぇ愛ちゃん!?」微笑返す洋子。(まるで女神?菩薩?の様)

それを見て驚く3人「え!?愛ちゃん知ってたの?」

「うん、ごめんなさい」「え!?だって、、、」

優二に病状を聞く飯塚、後半年位だと言われていると優二

「嘘だろ?何故だよ?」

自分がそうなるとは思ってなかったから、、気付いた時は手遅れだったと、、

みんなも気を付けろよ!と笑顔で話す優二、暗くなるのはよそう!

「そんな事言われても、、、」房子

子供達には言っていないと聞いて、更に落ち込む3人に

「頼むよ、暗くなるなよ、頼むよーー」と優二

「笑うとね、力出て来るんだよ。」と洋子。優二と見つめ合い微笑む。

「それで笑ってたのか?お前」飯塚

急に立ち上がり、よし!折角だからみんなで行こう子供達も連れて!

キョトンとするみんなに「さぁ!!」と優二。

カラオケで盛り上がる子供達。涙がこぼれる房子、何故泣いているのかと聞かれ

慌てて「亜希ちゃんの歌に感動した!」「やっぱり!?」(歌は「おさかな天国」
なのに泣けるかい?)

優二!歌うは「ヤングマン!!」あれ?「YMCA!?」

泣きながら盛り上げる4人。
ー何て、何て、強い人なんだろうと私は思った
でも、そんな事はなかったんだよね、、、優二さん
あなたも壊れそうなのを堪えてたんだよね、、


みんなが掛けてるたすきが面白い。泣ける場面なのに、

ーおやじ代表ー               優二
ー今夜のシンデレラー?           房子
ーマイクは渡さない?離さない?、、     柳沼
ー不幸な星の元に生まれた、、、       飯塚
きちんと判別出来ないがこんな感じ、、、。

いつもの様に川原で昼食をとる洋子と房子、片岡はどうかと聞かれ元気だと言うと

「凄い人だね片岡さん。、、、愛ちゃんもだよ!」「え!?私?」

「この、私を騙すなんてなかなか凄い!!」「チョロかったけどー」

「え!?、凄い人だなぁって思うよ、あんなに明るくしていられるなんて、何か
負けた気がして悔しい!!

「愛の力ですかね?何かキレイになってるし、愛ちゃん」

「えっ!?そう?」

「おっ!今、恋してるからかしらとか思ったでしょ?ねぇ絶対思ったね」

「思ってないわよ!」「えーー絶対思ったでしょ」

「うるさい!もう!」「奇跡、おきるといいね片岡さん」「えっ!!」

沈む二人「笑顔だよね、笑顔!!」二人で笑う。

署で、飯塚の見合いの反省会の4人。

もったいないと優二。

どうせ、断られるから一緒だと飯塚。

そうだなぁと優二。納得するなよ!と飯塚。

笑う柳沼とももこ。

笑いすぎだよ!と柳沼を注意しつつ「まぁそれに、俺には好きな人がちゃんと心の中に、、」

そこに課長が「この間の見合いの人、凄く飯塚君の事いい人だって気に入ってたみたい
だけど残念だって、、、でもその次に見合いした人に決めたんだって!!」

大爆笑の署内!

大がきたくするなり、野球を教えて欲しいと言って来た。「試合があるからいいとこ
見せたい」

「さやかちゃん?」「まぁわかりやすく言うと、、」と照れる大。

「よし!行くか?」

公園でキャッチボールをする優二。

夕焼けの空に一球、一球、感慨深げな優二、涙が浮かんでいます、心配そうに見つめる洋子

子供達の寝顔に謝る優二「ごめんなぁ、ずっと一緒に居てやれなくてなぁ」

玄関の扉が閉まる音を聞いて、食器を洗っていた洋子は追いかけます。

川原で泣いている優二、洋子に気付くと笑顔を作ろうとする。

「笑わなくていいよ、今は」優しく包み込む様にそっと抱きしめる洋子。

「頑張らなくていいよ」洋子にすがりポロポロ泣き出す優二。

「死にたくない、ヤダ、ヤダァ死にたくない、、、あーぁあっぁー」
ーこの時私は思ったんだ
私はこの人を、片岡優二という人を愛していると
心の底から愛していると
そしてこうも思ったんだ
この人と出会えて何て私は幸せ者なんだろう
ずっと、ずっとこの人と一緒にいたいー


「ごめん。」立ち上がりながら「みっともないとこ見しちゃったね」

「あのーお願いがあるんだけど、、、私と、、、私と、、、結婚して下さい。」



エンディングが心洗われる様ないい感じですね、
今回は、洋子は知らないと思っていた3人がそれぞれに、二人に思いを馳せます。
房子は明るい洋子を見て、幸せそうでかえって辛いと、切なそう、
柳沼も、ももこの「好きな人と一緒にいたい」の言葉を受けて、
優二と洋子が相思相愛なのか気にしたり、
飯塚は親友の頼みだからと気の乗らないお見合いをしたりと、
優二や洋子を大切に思っている証拠ですね。
みんなが、それぞれを思いやって、何て素晴しいんでしょう。
それに、何と言っても、優二と洋子は「参ったなぁ」何て、見つめ合いながら
これが、とってもいい感じで、まるで、長く連れ添った夫婦のよう。
こうやって、短いけど、濃い時間がながれていくのかなーー?と思わせました。
だって、もうしっくりきてるんですもの。
もう、死ぬ事を前提に語っちゃう自分がイヤだけど、
ジュードロウと二コールキッドマンの「コールドマウンテン」を思い出し、
切なくなってしまった自分です。
女って思い出だけで生きて行けるんだよねぇーー愛が深ければ、、
愛は人を強くするね!
全篇に渡って、洋子は女神か、菩薩の様に、穏やかで、あたたかい眼差しと
大きな優二をも包み込む様な包容力にあふれていました。
ドラマ前半での、トゲトゲしさは微塵もありません。
それは洋子自身も語っています。ー今まで生きてきた分以上に笑っているーと
そして、とうとう、呼び方も「彼」から「優二さん」になりました。
この言葉で、より、二人は近づいたと思わせます。
洋子がどの時点で、今を振り返っているのかわかりませんが、確実に
二人の距離は縮みましたね。良かった。何度も言いますが、これで優二の
病気がなければ、めでたし、めでたしなのに、、、。
(それじゃ、ドラマにならないって?)仰る通りでございます。(涙)
あーぁーどこまで私を泣かせるのでしょう、このドラマ。
来週は子供達にも告白ですね、そして、みんなの前で倒れてしまう優二!!
いやーん!!   奇跡を!




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4 コメント

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Unknown (ちーず)
2005-12-01 20:56:43
こんばんは。

あのエンディング、なんだか優二と洋子の結婚式のようですね。

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Unknown (めいまま)
2005-12-02 12:53:04
ちーずさん、こんにちは。

コメント&TBありがとうございます。

ホントに、そうですね!やわらかくて、あたたかくて

とってもいい気持ちにさせてくれる、映像だなって

思ってました。
返信する
Unknown (まりこ)
2005-12-03 14:10:19
TBありがとうございます。

みんなが優しくてあったかいドラマですね。

私も奇跡が起きるのを信じたいです!
返信する
Unknown (めいまま)
2005-12-03 14:24:45
まりこさん、こんにちは。

TB&コメントありがとうございます。

奇跡!くさい三流ドラマにするな!と怒られそうですが

出来る事ならおこして欲しいと、願わずにはいられないほど

いいドラマです!
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