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『セーラー服と機関銃』 第4話 「愛した組員の死」

2006-11-06 16:58:42 | 『ドラマ本舗06’10月期ドラマ』
父を亡くし孤独になった泉(長澤まさみ)にも、目高組という家族ができる。
佐久間(堤真一)・金造(山本龍二)・武(田口浩正)
・ヒデ(福井博章)・ケン坊(中尾明慶)の目高組の組員もまた、
それぞれに家族という言葉に幸せを感じていた。

ある夜、泉が目高組・組員と花火を見ていると、
和子(井端珠里)・麗華(森本ゆうこ)・朱美(谷亜里咲)の
3人と遭遇してしまう。

泉の行動を怪しむ3人に、ヤクザの組長になったことがバレてしまい…!?
そんな中、目高組の事務所が荒らされる事件が発生!
しかし、何も盗まれていなかったため、佐久間ら組の面々は、
泉の父(橋爪淳)が関わっていたらしいヘロインを
浜口組が探しにきたのではないかと動揺する。

浜口組が探しているヘロインに身に覚えのない泉。
そんなとき、暴力が苦手な武が浜口組に襲われる。
困惑する泉のもとに、浜口(本田博太郎)から脅迫電話が!
泉は意を決し、一人で浜口の待つ建設現場へと向かうのだか…。

『セーラー服と機関銃』公式HPより

全7話の折り返し地点、第4話。
次々と組員が犠牲になり、そしてクライマックスへ~か・・・。
その第1弾、一番ヤクザに向いていない、弱小目高組の稼ぎ頭、財テク組員・武。
ヘロインの在り処を血眼になって探す浜口組。
その探し方が尋常ではなく、かなりの焦りを感じ取る目高組だった。

刑事の黒木と稲葉が目高組にやって来るが、力にはなってくれない。
ヤマが大き過ぎて、手が出せないと言う。
そして泉の父・貴志は海外出張が多い仕事柄、ヘロインの運び屋をしていたと
告げるのでした。
そしてこの黒木はどう見ても怪しい。
黒木役・小市さんの話し方がいいですね怪しそうなのに、淡々としていて、
ホントいいわぁ。
もう一つ、声といえば、長澤まさみちゃんの声も特徴的ですね!
私は好きです♪
歌は別にしても!?(どっち?)セリフの声は張りがあって音声多重みたいな
何だか好きです!(真似出来ない声っていうのかな~。)
きっとこういう女優さんは流行るんですね!(多分)
もちろん、堤さんの声は言うまでもなくいいですけどねぇ~♪
浜口組の行動に疑問を感じた金造は佐久間に”太っちょ”の存在を告げる。

一方弱虫呼ばわりされた武は泉とみんなで撮った写真を握り締め、
ゴミ箱へ捨てた。

全くヘロインには身に覚えのない泉は否定するが、執拗なまでの浜口組の
脅しに、父・貴志を信じ切れなくなっていた・・・。

そんな時、真由美が泉のマンションへ転がり込んで来る。
父親を嫌い、人間不信に陥っていた真由美は貴志と会って、
変わったようでした。
そんな言葉を聞かされ、父を疑い始めていた自分を反省する泉だった。

そして、浜口組に襲われてから、組を辞めようしていた武に会いに行く。

武は元々、暴力は苦手、違う事で組の役に立ちたいと
この世界に入って来たらしい。
そして襲われたことがきっかけで、自分がもし又襲われるような事があったら、
怖くて、仲間を売ってしまいそうになる、そんな自分が怖くて、
これ以上仲間に迷惑をかけたくなくて組を抜けたかったのだ。
佐久間は逆に自分は表の世界に行く勇気がないと、武を誉める。
表の世界で役に立て。みんなも同じ気持ちだと応援するのでした。
面接の知らせを受ける武。
武はゴミ箱からくしゃくしゃになった写真を取り出し、笑顔になる。

真由美に勇気を貰い、武に会った泉は、
目高組の半纏を渡し、みんながついているから大丈夫。
と話し、つめるよりいいでしょう?と小指を差し出し、指きりをする。
泉が武の部屋を出ようとした時、浜口組から電話が。
ケン坊と金造を襲った。
ヘロインを持って来いと言われ、戸惑う泉。
武はその話を聞いてしまう。
しかし、泉は佐久間たちと何とかすると言い残し、武には明日の面接を
頑張れと行ってしまう。

組に戻ると、傷ついた金造が横になっていた。
ヒデはもう我慢できない!と殴りこもうとする。
佐久間が止め自分が行くと言い出した。
その時、金造が浜口はかなり焦っている、向こうの出方を待ちましょうと提案。

浜口は”太っちょ”から明日に期待すると電話を貰っていた。

目高組を見張る黒木、稲葉が黒木を見つける。
「此処に居たんですか?
黒木さん、最近単独行動多くねぇべが?バデーでねぇが?俺だち。」
稲葉にいわれ、笑う黒木。
「いや、明日に期待しますよ。」
怪しすぎの黒木刑事。


佐久間は泉をマンションまで送り、明日又迎えに来ると、話す。
泉は明日、武が面接だと告げる。
「私、武さんに少しだけ勇気貰います。」
「あいつなら大丈夫、きっと受かります。」

翌日、真由美が泉の置手紙を持ってマンションから飛び出して来る。
佐久間とぶつかる。
落とした手紙を拾った佐久間
「あの~それ。」
「あなた佐久間さん?どういうこと?組長って何?星泉をどうする気?」

『あたし父を信じます。
 本当のことを知りたいです。
 もし私になにかあったら、目高組の佐久間さんに知らせて下さい。
 実は私やくざの組長になったんです。』
手紙を握り締め、走り出す佐久間。

泉は単独浜口の呼び出しに向かう。
コンクリート工場。
しかし、ヘロインがないとわかると、柴田に胸ぐらを掴まれ
クレーンで吊るされる泉。

一方、泉が居なくなったと佐久間から連絡を受ける武。
しかし、面接官に呼ばれ、電話を切る。
面接を受けながらも気になって仕方がない武、
すると「あなたの生きがいはなんですか?」と最後に質問される。
「僕の生きがいは・・」
泉と指切りした小指を見つめる武、
「・・・大切な人を守ること。此処で逃げたら一生後悔します。
組長は僕が助けなきゃいけないんです!」
「組長!?」面接官たち
武は、リュックの中から半纏を取り出し、スーツの上から羽織る。

コンクリートの泥水に浸される泉。
「ヘロインは?」
「知りません!」
「はい!今度は頭までつけて!」
「ヘロインは此処だ!!」
その時武がリュックを掲げて、立っていた。
「武さんーー!?」

ヒデとケン坊は刑事の稲葉に直談判。

クレーンから下ろされた泉の縄を解きながら、逃げるよう指示する武。
「直ぐ逃げて下さい、警察が来ますから。」
受け取ったリュックから白い粉の袋を取り出し、確かめる柴田。
「浜口組、舐めんなよーー!」ニセモノだと直ぐばれてしまう。
走り出した泉も立ち止まってしまう。
武は体当たりで、組員を引き止める。
泉は動けない、、、。
「組長逃げてくだ、、、」
その時一人が刀を出して武を刺した。
刀を引き抜き、倒れ込む武。
「武さんーー!武さん!大丈夫ですか?」
「すいません組長、勇んで来たのに、あっけなくて、、」

その様子を物陰から黒木が見ている。
そして、車に乗って走り去る浜口組。
入れ替わりに警察車両が、中から佐久間やヒデたちが降りて来る。
武を抱きかかえる泉と佐久間。
「佐久間さん、俺、役に立ちましたよね?」
「お前が組長守ったんだ!」佐久間
「俺、意気地なしだから、、」
「アニキは意気地なしなんかじゃねぇよ!」ヒデ
「こいつ、今頃アニキなんて呼んでるよ、、」
血に染まった手でヒデの頬を撫でる。
「お前は立派な兄貴分だよ!」金造
「誰が俺の給料稼ぐんですか!」ケン坊
「ばかやろ、、、」
「組長、、」
小指を出す武
「すみませんでした、約束破って、、、でも幸せです。
 良かった、、組長が無事で、、、。」息絶える武。
「武さん!表の世界に行ける所だったのに、、、
 約束の指きりしてくれたのに、、、
 私のせいです!」
「組長!」佐久間
「私のせいで武さんが、、私のせいですーー!!」
泣き崩れる泉。

その時、様子を窺うように黒木が
「すみません遅れて、、」と稲葉の元に現れる。

真由美がコインロッカーの鍵をテーブルの上に置いて、
「もしもし、お父さん、ヘロインのことで話があるんですけど、、、」


とうとう武が死んでしまいました。
映画を観た自分もやはりかなりの部分を忘れている事に
ドラマを見て気付かされる訳です。
あぁ~そうだった”太っちょ”の存在!!
そして真由美の父は…
う~ん。ドラマは映画とは少し違う所もあるし、映画を観た私も
新たな気持ちで見ています。
が!一番嫌なのが、みんな死なないで!!という事か。
それがなければ、佐久間と機関銃で殴り込みなんて展開にならないんだろうけど、
そこが嫌だわさ~。
死ぬのは悪い人だけにして欲しいな~。(無理な話つうか無駄な話)


<キャスト>
星 泉…長澤まさみ

真由美…小泉今日子

酒井健次…中尾明慶
西野 武…田口浩正
酒井金造…山本龍二
剛田英樹…福井博章

稲葉通男…井澤 健
岩倉智男…おかやまはじめ
森 蘭丸…森 廉
金田麗華…森本ゆうこ
常盤和子…井端珠里
小林朱美…谷 亜里咲

三大寺 一…緒形 拳〈特別出演〉

星 貴志…橋爪 淳
目高辰雄…桂 小金治 
1階住人…杉浦双亮(360°モンキーズ)

黒木幸平…小市慢太郎
柴田光明…中野英雄
浜口 昇…本田博太郎

佐久間 真…堤 真一








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