映画1ヵ月フリーパスポートもらうぞ~

映画でシミュレーションしておけば何処かで役立つはず

プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命

2013年05月26日 00時26分37秒 | 映画 は行
評価:★★★★【4点】


これって『ドライヴ』の続編じゃないよね^^;

ライアンくんのキャラといい、作品の雰囲気などが
どうにも似てるような気がして(笑)
それと、『ジャッキー・コーガン』の前日譚でもなさそうだし。
どちらにしても、その二作品と微妙にリンクしてる気がするのは
ワタシだけなのでしょうか(苦笑)



移動遊園地で曲芸バイクショーをしながら各地を巡り、
その日暮らしの気ままな生活を送る孤独な天才ライダー、ルーク。
ある日、かつての恋人ロミーナと再会した彼は、
彼女が自分との子どもを密かに生んでいたことを知り、
根無し草生活から足を洗うことを決意する。
しかし職探しは上手くいかず、
母子を養うために銀行強盗に手を染める。
そんなルークを、
正義感にあふれる新米警官エイヴリーが追い詰めていく。
15年後、何も知らないルークの息子ジェイソンと
エイヴリーの息子AJは高校で出会い、すぐに仲良くなるのだが…。
<allcinema>



ロミーナが西部警察の大門軍団(古!)だったら
自分で蒔いた種は自分で刈り取れ!って言われそうです。
しかし、蒔いたこと自体気付かない女ということも。。。
あ~、たぶんその線が強そうですが(苦笑)

そもそも、彼女があそこで出ていかなければ
今回の宿命という因果関係自体なかったかもしれません。
移動遊園地で偶然彼を目撃し会いたい衝動に駆られたとしても
自分の生活がそういうことになっているのであれば
あれは絶対に電柱の影で隠れ見する
星飛雄馬の姉のようにしているべきだと思います。
彼の性格をよく知っているなら尚更なんだけどね^^;

星明子でいいじゃないか!(爆)

でもまあ、それは結果論ですからしかたのない話。
ということで、今後の進め方として
衝動に駆られたら、まずは深呼吸し一回だけ後ろを振り返ろうよ!(笑)


【今週のツッコミ】
・レイ・リオッタの怪優ぶりは本作でも健在だった。
 この手のエンタメ系でない作品には、なくてはならない存在だ。
 ココ最近、彼を見つけると嬉しくなってしまうワタシが居る(爆)

・森の奥に連れ出したブラッドリーをどうするつもりだったのか。
 レイリオのことだから、単なる虚仮威しだった気がするが
 新米ブラッドリーは“死”の予感したんだろうね。

・レイリオは見た目と違い、意外と弱いというのが定説(どこでだよ)^^

・ライアンくんを自動車修理工に使ったのは
 『ジャッキー・コーガン』のチンピラくんだった(笑)

・15年後のエヴァ・メンデスって息子のトラブル続きで
 一気に老けこんでしまったが、ここでまさかの大女優発見!
 そうです!あの『ひまわり』のソフィア・ローレンここに見参!(笑)

・本作に姉妹を登場させるなら、パム・グリアとジーナ・ガーションで。

・この際、母親役に本物ソフィア・ローレン使って女系家族の
 彼女らお笑い3姉妹のスラップスティック・コメディでもいいかと。
 毎回、家にバイクごと突っ込んでくるライアンくんに怒る姉妹とか。

・同じDNA、やはり父の遺志を受け継ぐんですね。不思議だ~。
 空撮による背面映像はセンスがよく今後流行りそうな気がする。

・ライアンくんの目尻のタトゥがナイフと血で斬新だったが
 胸元のタトゥがどことなく『メタルヘッド』のヘッシャーっぽかった。
 ちなみに遊園地でサインする暗号のようなフォントは記号のよう。

・ライアンくんの乳児がどことなくジョナ・ヒルだった。
 乳児のジョナ・ヒルから15年後は若かりし頃のブラピに変身!

・サングラス忘れて「あ~!バカだ!」なら止めとけって言いたい!
 バッグを投げれないオバちゃん店員はネタだったのか。
 その僅か数秒のロスタイムが命取りになるんですね。
 プロならあそこは即中止ですよね。
 っていうか、そもそも小道具なるサングラス忘れないし^^;

・ブラッドリーを最初から分かった人って何人いるんだろう(笑)

・3部構成の好みから言えば、2部>1部>3部かな。
 警察組織の腐敗を描いており、真っ向勝負するブラッドリーがいい。

・ライアンくんがエヴァに無理やり渡した現金は140万円(1ドル100円で)。
 あの札束は100ドル札オンリーじゃなかったのね^^;
 見た目は札が500枚くらいだったので500万円相当と思っていた^^
----------------------------------------------------------------
監督:デレク・シアンフランス
脚本:デレク・シアンフランス/ベン・コッチオ/ダリウス・マーダー
撮影:ショーン・ボビット
音楽:マイク・パットン


出演:ライアン・ゴズリング/ブラッドリー・クーパー/エヴァ・メンデス/
    レイ・リオッタ/ベン・メンデルソーン/ローズ・バーン


『プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命』 
 


コメント (6)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« モネ・ゲーム | トップ | 体脂肪計タニタの社員食堂 »
最新の画像もっと見る

6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
強奪金は、、、 (オリーブリー)
2013-05-27 11:06:12
結局、どの位だったんでしょうかねぇ~。
コーガンの彼も生活ぶりに変化なしだったし(爆)
って、ベン・メンデルソーンをググってみると、色々な作品でお目にかかっていたんですね~「ダークナイトライジング」とか記憶にないけど、あれとこの二作でお顔は覚えられたと思います^^

そうそう、サングラス忘れたドジが命取りみたいになっちゃったけど、息子に残せたから結果オーライ(笑)
この映画は、父親と息子の絆がメインだから、どちらの母親も何となくぞんざいな感じがしました。
何を考えてるのか分かんないエヴァより、黒人の義理父の方が親らしかったですよね。
ライアン贔屓は、1部>2部>3部です(笑)
返信する
オリーブリーさんへ (ituka)
2013-05-27 18:34:43
こんばんは。
あういう強盗の仕方だと死骸に群がるハイエナ方式なので
札ならなんでもOKなんでしょうね。
なので、1回につき2,3千万円って想像してますよ(笑)
メンデルスゾーンの兄ちゃんも普段が質素なので大金だったんでしょうね^^;

え?『ダークナイトライジング』に出てたの?まあなんと!
雰囲気的には整形前のミッキー・ロークってところでしょうか(爆)

>どちらの母親も何となくぞんざいな感じがしました。

こういうところはアメリカ的でしたよね。
あちらは父子の絆は母よりも強いっていいますもんね^^

エヴァの浅はかさにどれだけの人間が巻き添え食ったかに尽きる映画でした(笑)

ライアン贔屓はやっぱりそうなるのね(爆)
返信する
こんにちはー☆ (kira)
2013-05-28 12:10:00
ライアンくんと出会った当初のベン・メンデルソーン、私は
少し前のダスティン・ホフマンに似てると思いました!
15年後のエヴァ・メンデスは一人で老けすぎっっと心の中で突っこみましたよ(笑)

で、やっぱり物陰から隠れ見で済まさなかった彼女から宿命が始まったのはそうなんだけど、
バイクを刻まれたのに強行した浅はかなライアンと、
森に最初に連れ出された時にキケンを察知して逃走したはしっこいブラッドリーの「差」こそが
宿命を決定しちゃったね
2人ともこんなキャラ続いてる

私も1>2>3かな
返信する
kiraさんへ (ituka)
2013-05-28 21:49:51
こんばんは。
なはは~!ダスティン伯父さんでしたか~(笑)
そうそう!エヴァの老け具合は底なしでしたよね(爆)
いくら度重なる心労といっても、流石にあれはないです^^;

ライアンくんに引き際の大切さを教えたいですよね。
メンデルスゾーンのお兄さんにもうちょっと期待したんですが
やっぱりジャッキー・コーガンクラスじゃないとダメなのかな~(苦笑)
これは、ブラピを呼んで来るべきでしたね^^

対してブラッドリーは察知する能力は流石と思いました。
でも、案外レイ・リオッタは単なる交渉しかしないようにも思いましたよ。
これも、ジャッキー・コーガンの弱虫キャラが強すぎてワタシが錯覚してるだけかもね(笑)

kiraさんもそういう順番になっちゃうのね^^
返信する
私も (ami)
2013-05-31 23:12:54
『ドライヴ』と同じ匂いを感じました。
シアンフランス監督とレフン監督は、緩急、色、音楽の使い方などが似ているような気がします。
ゴズリング贔屓なのも同じですし(笑)。

ベン・メンデルソンに至っては『ジャッキー・コーガン』とキャラまる被りでしたね。
それにしてもこれだけベン・メンデルソンについて語っているブログを見たのは初めてなので何か嬉しいです(爆)
ちなみに彼の『ダークナイトライジング』での役柄は、
強気に出たのが災いしてベインに捻り殺される小悪党だったのですが、
うちに画像がありますので、もしよろしければどうぞ(笑)

http://hasikko.exblog.jp/16550548/

最も画像を見たからと言って思い出すかどうかは微妙なところかもしれませんが(爆)
返信する
amiさんへ (ituka)
2013-06-01 00:00:27
こんばんは。
amiさんのコメントのお陰で、自分のキー打ちミスに気が付きました^^;
メンデルスゾーンってドイツの作曲家ですもんね(汗)
ありがとうございました(といってもコメの修正ができないのが辛い)^^

あらま!今回も脇役専科というかメンデルソーン兄さんに詳しいのですね。
このひと、オーストラリア出身って初めて知りましたよ。
『ダークナイトライジング』のベンのスーツ姿の画像拝見しました~!そうそうこれこれ!
小悪党コンビのもうひとりって海苔みたいな変な髪型のオッちゃんでしたよね(爆)

そうそう、『ドライヴ』と同じ匂いがしました。
車とバイクが違ってるだけで、主人公はまったく同じキャラ(笑)
でも、こちらの方が少しだけ大人の落ち着きみたいなものを感じましたが気のせいかな^^
返信する

コメントを投稿

映画 は行」カテゴリの最新記事