元!吹奏楽部顧問の日常 

顧問を離れて早数年。今やただの音楽&ラグビー大好き親父です。

11月19日

2021年11月19日 | いろいろ
今日はこんな感じ↓





毎年変なヤツが現れるwww。

さて感想色々↓

①広島ウインドオーケストラ・第56回定期演奏会:「日米ウインド・クラシックス」を配信動画にて鑑賞。



*前半:上岡洋一:行進曲「秋空に」/藤田玄播:天使ミカエルの嘆き/兼田敏:吹奏楽のための哀歌/保科洋:吹奏楽のためのカプリス

*後半:C.ウィリアムズ:ファンファーレとアレグロ/マクベス:マスク/チャンス:エレジー/ジェイガー:第2組曲

*アンコール:C.ウイリアムズ:シンフォニアンズ/藤田玄播:行進曲『若人の心』

下野さんは好きな指揮者の一人で、仙台フィル、陸自中央音楽隊、そして広島WOの東京公演も聴いている。今回もプログラミングの妙と、説得力のある音楽を聴かせてくれて、大満足(^^)。

毎度思うが、聴き慣れた、あるいは知っている曲でも下野さんの手にかかるとまるで別の曲に聞こえる。特に『マスク』と『エレジー』はpの表現が入念に整えられていて、聴き応えのある演奏だった。

ラストの『若人の心』は中学校時代の課題曲だったこともあり想い出深い作品だが、それ以上に名曲!『秋空へ』と同様、若い人たちにもどんどん聴いて欲しい/演奏して欲しいマーチである。


②昨日のクラシックTV@Eテレは、金管アンサンブル特集。ゲストはARK BRASSの面々。



(CDはこれから買う予定^^;)

その中で往年の『フィリップ・ジョーンズ・ブラスアンサンブル(PJBE[)』の映像が取り上げられていたが、MCの清塚さんが

「ブラスアンサンブルというと、楽しいイメージがある」

というような発言をしていて、それがちょっと引っかかった。
というのも、自分自身ちょっと前まで「楽しくなければブラスアンサンブルではない!」といった聴き方をしてきたから(苦笑)。

実はPJBEはエンターテイメント的な側面以上に、ルネサンス/バロック期の作品や同時代の作品を積極的に取り上げ、時には作曲家に委嘱してきた。かの武満徹(!)のブラスアンサンブル作品『ガーデン・レイン』は、PJBEの委嘱作品である。



「楽しいブラス」に引きずられ、ブラスアンサンブルでシリアスな作品に光が当たらなくなってしまったとしたら、それはそれで悲しいことであり、PJBEの遺した負の遺産とも言えるかもしれない(彼らの責任ではないのだが)。


ということで、ライブラリーからPJBEのシリアスな音源を何枚か引っ張り出してきた。改めてきちんと聴き直そう。





③ブーランジェBoxから3枚目↓



シャルパンティエ:歌劇『メデ(メディア)』(抜粋)

全く初めての作品だが、録音年代は1953年とある。
いわゆる古楽の復興が叫ばれるよりかなり前の事だと思うが、'50年代の早い時期に既にこういった作品を取り上げていたとは、さすがと言わざるを得ない。
彼女の功績は、本当に多岐に渡るものだったのだなあ(感嘆)。


さて明日は家族が皆出かけるので、私はお留守番。
一人TV&PCでラグビー観戦に集中しますw。

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