たねまきびより ~いとえのバイオダイナミック農場日記~

小さな1つぶのたねから
ぐんぐん伸びていくその姿
ずっとながめていたくなる

脱都会!いとえ、英国の農場へ行く!

A HAPPY NEW YEAR !!!!!

2014年01月02日 | コミュニティーライフ

 

日本時間より数時間遅れて、英国も2014年を迎えました。

クリスマスのご報告もたくさんしたいのですが、まずは、新年のご挨拶♪♪

笑う門には福来たる!!!

みなさまのおかげで、去年もたくさん笑って素敵な1年を過ごすことができました!

今年も、ガシガシ笑って過ごせたらいいな♪♪♪

どうぞよろしくお願いいたします!!

 

 

この村の大晦日~年越しイベントのご報告☆

 

大晦日のお食事後、新年を占う名言ボート。

水をはったボール。

その縁には著名人の名言が張られています。

そこに、クルミの殻で作ったボートにキャンドルを立てて、水に浮かべます。

くるみボートが着港したところの名言が来年のわたしたちに与えられたもの。

そして、わたしのくるみボートが選んだわたしへの名言。

""There is only one way to happiness and that is to cease worrying about things which are beyond the power of our will."

「幸福への 道はただ一つしかない。それは意思の力でどうにもならない物事は 悩んだりしないことである」

 

2014年、悩みすぎずに歩みなさいということかしら??

 

さて、年越し前の数時間はホールで歌を歌ったり、バーンダンスを踊ったり♪

ホールでみんなで、楽しくワイワイと過ごしました♪♪

 

そして、23:45~の、今年の年越しは、教会で。

わたしは、そのセレモニーの中でハンドベルを鳴らしておりました。

静寂の中、鳴り響くベルの音。

共鳴しながら耳から、肌から音がしみ込んでくるのです。

素敵な聖なる年越しでした。

 

年越しを終えたあとは、ホール前の広場で打ち上げ花火!!

 

 そして、花火のあとはホールでディスコダンシング♪♪

 

DJをお願いした人が外からライティングセットを持ち込んでくれて立派なクラブっぽい雰囲気♪♪

写真は朝2時前のだいぶ人数も減ったあとのもの。

ハウスペアレンツも、ビレジャーも、若者たちもみ~んなで、ズンジャカズンジャカ楽しく踊りました♪♪

 

「一年の計は元旦にあり」とありますが、、、。

むむむ、、、、。

まだ、たてられません!!

少しずつ。ね。

10代からの女性としての夢。

「孫の結婚式に夫と仲良く一緒にでる!」は、心の片隅に維持しつつ、


一地球人として授かった命、いつかは渡る葬頭河を見る前に、最大限に荻原愛惠として地球貢献できるように、

泥だらけの指で少しずつ、未来の地図を描いていこうと思います。

 

では!!!!

 

みなさまの、2014年が輝かしい、素敵な、笑顔溢れる1年になりますように!!!

 


感謝。そしてステップアップと新たな挑戦。

2013年12月16日 | コミュニティーライフ

12月14日 土曜日。

朝食のテーブルに向かうと、そこにはお花をキレイにあしらった素敵なキャンドルが用意されていました。

お家のみんな一人一人とハグハグ。

何人かは、ほっぺや手の甲にKissもくれました♪

わたくし、いとえの29歳の誕生日です。 20代最後の1年間の幕開けです。

メールや、メッセージ、素敵な贈り物をくださったみなさま、ありがとうございますm(_ _)m

 

誕生日の午前中はハイファームガーデン(*詳細後述)で一人ぼっちの作業。

レイズドベットの解体作業。

金づちと釘抜きを使って、カンカン!メキメキ!!バキバキ!!!

荒々しい新しい1年のはじまりですf(^_^;)

しっかり働いてお腹をすかせてお家に戻ると、イイ匂い♪♪

バースデーランチ♪♪

ハウスマザー(ソレラ)と、その娘(アデリア)がとっても美味しそうなランチを用意してくれました♪♪♪

 お腹いっぱい。。。。

そして、プレゼントもたくさん♪♪

みんなでコーヒーや紅茶を飲みながら団らんのひととき♥ 

 アデリアの息子ちゃんがライトのスイッチON&OFFの作業に夢中になる一幕。

毎日なにかしら、初体験のある息子ちゃん。

かわゆい♪♪ アデリアはわたしと同い年。

以前のお家のハウスマザー(3児の母)も同い年。

もう、子育てする年齢なんだな~って、ちょっと色々思ってみたりして、、、笑

ま、わたしはまだ考えられないかな。自分の人生で今のところ手一杯ですもの(>_<)

お夕飯も素敵に用意してくれました♪

そしてなにより、、、、、

 みて!!このゴージャスなケーキ♪♪♪

「フルーツたっぷりなケーキがいいな♪」って言ったら、本当にフルーツたっぷりで作ってくれました!

嬉しい♪♪♪♪

お家の仲間とお誕生日のお夕飯を終えて、20時からは大人のパーティー☆

シードワークショップのボス(ハンス)、インナーガーデンのボス(ペーター)、ファーマー、などなど、この村のランドワークのヘッドたちを中心に大人衆が集まってくれてお祝いしてくれました♪

 残ったケーキや、チーズなどをつまみながらワインで乾杯☆

 素敵なディナーとケーキを用意してくれたソレラとも乾杯♪

暖かい彼女と暮らせてわたしは幸せです♪♪

そして、、、 たくさんもらったプレゼントの中でも目立つのが本。

 ・ オーガニック野菜栽培の分厚いHow to本(女性オーガニックガーデナー2人の監修)

・ バイオダイナミックプレパレーションの本

・ バイオダイナミック農法でのグリーンハウス管理の本

・ オーガニックガーデンの運営開始方法の本

・ 2014年のダイアリー

なぜ、こんなラインアップなのか、、、

理由があります。

わたくしいとえ、この村に3つあるガーデンのうちの一つをこの1年間、まかされることになったのです。

 約1.5エイカーのフィールド、

ファームハウスと家畜小屋の間にあるパドック、

 グリーンハウス。

合わせて2エイカー弱のガーデンです。

フィールドは過去6年間牧草地だった所。

これからトラクターで耕していきます。

この村に来て3年目。

1年目はシードワークショップ。 2年目はインナーガーデン。

インナーガーデンは、野菜、小果樹、リンゴ、花、ハーブなどを幅広く育てていました。

そして、この3年目。

ハイファームガーデンという、ファームに隣接した、野菜を中心に育てるガーデンにヘッドガーデナーとしての配属になったのです。

ここのファームの納屋で干し草に飛び込んで遊んだ日を思い出します

懐かしい~~♪♪

 

さて、ガーデンのお話。

各ガーデンで育てる野菜は村の需要を満たせるように村のファーム、ガーデンで集まって話し合いをし、分担していきます。

2014年、わたしの担当するガーデンで育てることになる野菜は

イチゴ

カブ

コールラビ

ジャガイモ

ズッキーニ

セロリアック

タマネギ

チコリ

チャード

トマト

ニンジン

ビーンズ

フェンネル

マーシュ

ラディッシュ

リーフビート

ルッコラ

レタス 

などなど 20種類ちょっとの予定。

村の需要(例:レタス春から秋まで毎週120玉を出荷出来るようにする。etc)を満たせるように、品種、播種期などを変えつつ野菜づくりをしていきます。

20代最後の1年間はちょっとチャレンジな1年間になりそうです。

ハンスやペーターを始め、この村のガーデナー、ファーマーたちの知恵も力も借りながら、がんばります♪♪

みんな、優しく支えてくれそうだから、実はあんまり心配していません!笑

日本でこのブログを読んでくださっているみなさま。
ちょっと飛躍な予感のいとえの1年をこっそり応援してくださいませな☆

 


暗いし寒いけど、やっぱり、、、、暖かい。

2013年12月13日 | コミュニティーライフ

 12月6日。なんの日だかご存知ですか??

サンタクロースの起源とされる「聖ニコラス」の日です。

貧しい人たちに自分のお金を分け与えたとされる大主教の記憶日です。

この日は、朝起きると聖ニコラスからのプレゼントがあるのです。

朝食テーブルの各席に置かれた赤い包み紙。

朝食を終え、包みを開けると、、、、、

タンジョリンとビスケットとチョコレート。

夜中に聖ニコラスが来て、みんなにプレゼントを残して行ってくれていました♪♪

 

大人になっても、こういうワクワクに巻き込んでもらえるのはとっても幸せなことですね♪♪

 

12月7日土曜日、、、、、。

ここコミュニティーでの生活は、出会いと別れの繰り返し。

ボランティアの子たちはだいたい半年~1年で祖国へ帰る。

その度にちょっと切ない。

けど、この7日土曜日にあった送別会は、2年間ガーデントレーニング&仕事を共にしたガーデン仲間マティアスの送別会でした。

他にも、居たのです。トレーニング&労働を共にした仲間たちが。

そんな彼らはみんな私が日本に居た2ヶ月の間にこの村から巣立っていきました。

マティアスは、最後の1人だったのです。

そんな彼も、この村を去って行きました。

彼の送別に作ったビスケット。

彼の名前入りで焼いてみました。、、、、が、、、、。

「S」が、、、、裏返し、、、(T_T)

ま、ご愛嬌です。笑

寂しくなります。

まったり&楽しく飲める大事な仲間がまた一人、居なくなってしまったのですもの、、、グスン(ノ_・。)

 

まぁ、悲しんでばかりもいられないのが、このコミュニティーライフです。

近頃、この村には外部から人が送られて来ていて彼らによって運営方法の改革が行われようとしています。

それにともない、様々な混乱や、疑問もたくさん。

その混乱や、みんなの「?」をクリアにするために、村の人数人と、外から来たマネージャーの立場の人とがチームを組んで、Guiding Visionというプロジェクトがたち上がっています。

ザックリ言うと、"この村の成り立ちや歴史を振り返り、「今」を見つめ、将来を導き出しましょう ”というもの。

その中の「『今』をみつめましょう」の段階で、「この村の『今』をみんなでアートワークで表現してみよう」というアクティビティがありました。

約10日間が与えられ、この村のみんなで、六角形に切られた紙に、各々思い思いの絵、詩などを書いて壁に張ってみましょうというものでした。

ところが、そのプロジェクトの実行委員の人から直接声がかかり、「いとえ~!なんか作って!!」とのこと。

「じぇじぇ、、、、(古い??笑)やだよ~~~」と抵抗してみたものの、押しに弱いわたくし。

作ってみました。

今、いとえが思うBotton Village

テーマは「Beauty, Emptiness and Hidden Hope 」。

美しい環境の中で草を食むヒツジ。

生命の神秘、植物の神秘。ガーデン、ファームの象徴であるタネ。

様々な製品を生み出すワークショップ。

この村内の需要のほとんどをまかなうことが出来る、フードプロダクション。

素晴らしい、環境に恵まれた美しい外観。

「Beauty」

 

しかし、中を開けると、真っ暗。

空っぽ。

中には、ハートの形がかけた、クロス模様の入った石。

過去2~3年でたくさんの人がこの村を離れた。

ここからの半年でもたくさんの人がこの村を離れる予定。

「Emptiness」

外部からのマネージャーに心を閉ざした村の人たち。

でも、それだけじゃない。

この硬い、冷たい石をどけて、更にそのフタを開けると、、、、。

 

写真撮り忘れ、、、、。

中は純白、ライトを仕込み光を放つ。

その光の周りには、小さな卵と、2匹のひよこたち。

「Hidden Hope」。

これが、今、わたしが客観的に見るこの村の現状。

箱のてっぺんの写真も撮り忘れてしまったのね。

バラの花びらを一面に張詰めたの。気の遠くなる作業だったわ~。笑

 

12日木曜日。

とっても強い風が運んで来た、地上を這うように谷を包み込む白い雲。

比較的過ごしやすかった午前中が嘘のよう。

この白い雲に包まれた村は、湿度が高く、骨の随まで冷やされるよな、厳しい寒さに覆われたのです。

 

日が短い。どんより曇り空。骨まで冷える寒さ。

しんどい。。。。。。

このしんどさを乗り越えるために、クリスマスがあるんだと、つくづく思う今日この頃。

13日金曜日。

朝食を食べていると勝手口から歌声が、、、。

サンタ~ァルゥジィア~♪ サンタ~ルジィア~♪♪

12月13日は、Saint Lucy's Day なのです。

これも、聖ニコラスと似た感じ。

聖ルーシーが、貧しい人たちに施しをしていたという既述から、スウェーデンやイタリアで主に受け継がれているもの。

この村では数人の若者たちが、日が登る前の暗い中、歌いながらキャンドルの光で食卓を灯し、各家の一人一人に手づくりのパンやビスケットを配るのです。

今年のわたしのお家のご近所をまわってくれた若者衆。

 

外はどんなに寒くても、運営混乱はあっても、やっぱりこの村の行事は、暖かい。


12月です。アドベントです。

2013年12月01日 | コミュニティーライフ

12月1日、アドベントの第一日曜日ですね。

11月末から、ここノースヨークシャーは良いお天気に恵まれています♪

青いそら。凛とひきしまった空気。とても清々しい気持ちのいい天候です。

そして、青い空にこういう雲が広がる日は、夕刻の空がまた美しいのです。

ね。

ついつい見とれてしまいます。

木々の葉っぱもすっかり落葉し、クリスマスを待つアドベント。

この村は、各所でアドベントを迎えるにあたっての準備が進んでいました。

 私も、アドベントの準備にかりだされます。

この村の中心にあるホールに飾るアドベントクランツ作成。

大きなつり下げ式のリースを作り、ここに4本のろうそくを立て、毎週1本ずつ灯していくのです。

今夜の村の集まりで、1本目に火が点るはず♪

 

 

昨日、土曜日は、今の住まいであるお家でも、アドベント準備でバタバタ。。。

これが、今いとえが住んでいるお家。

アントロポソフィーの思想に基づいて建設されたお家だそうです。

アントロポソフィー思想の建物は、不思議な形のものが多いです!!

さて、アドベント準備です。

ハウスマザーも、セッセセッセ。

私も、ハウスメイトのソルバイクと共にお家の飾り作りのお手伝い。

ソルバイクはダイニングルーム用のクランツ!私は玄関用のリース!

彼女は、毎年ドイツの自宅でクランツ作成担当らしく、なれた手つきで作業をすすめていました♪

わたしが作ったのは、玄関用のリース。

わたしの作ったリースと彼女の作ったクランツの、残りの枝たちが切なげだったので、勝手口にぶらさがっていたハンギングバスケットに盛り合わせてみました。

 

リースに使われなかった枝たちにも、活躍の場を与えねば☆☆☆

音楽家一家で育ったこのお家のハウスマザー。

昨日、早速歌に溢れる宵の時間。 

今年のアドベント&クリスマスはまた新しい体験ができそうでわくわくです♪♪ 

 


チーズ!!

2013年11月27日 | コミュニティーライフ

 

先日、私の居るこの村 Botton Village のクリーマリーがBCCテレビで紹介されていたそうです☆

そのYoutubeリンクを入手いたしました☆

http://www.youtube.com/watch?v=atzsFb5UOAA

素敵な村でしょう??

村にあるのは

ファーム ×5

ガーデン ×2

他に

シードワークショップ(タネ)

ハーブワークショップ(ハーブ。またその調合製品)

クリーマリー(チーズ、ヨーグルト)

ウッドワークショップ(木製のおもちゃ、家具などの生産)

ウィーバリー(機織り製品)

ドールショップ(人形、ぬいぐるみ)

コーヒーバー(喫茶店)

ショップ(村のもの、またオーガニック製品を扱うお店)

グラスワークショップ*(ガラスへの模様付け)、フードセンター*(食品加工)などがあります。

(*印は2013年11月現在、一時閉鎖中)

ワークショップだけでなく、各家での、料理、掃除、選択、アイロンがけなども立派なお仕事。

しょうがいを持ったこの村の村人たちが、各々の力を発揮しながらenjoyできる場所を仕事場とし、働いています。 


BBCの動画で、もう少し具体的にこの村のイメージが伝わったら良いなと思います☆


クリスマスが近づき、今週の日曜日はアドベントの第一周目です。

アドベントクランツを作ったり、家の飾り付けをしたりと、ばたばたとした週末になる予感(>_<)


でも、ウキウキですな♪♪

 

この忙しさも、楽しさのうちさね☆ 

 


雪が降りました、、、。

2013年11月20日 | 農場の作業

19日火曜日。

この冬(秋?)初めての雪が降りました。

30分くらい、ワサワサワサ~~っと降って、すぐにお日さまが出たから、あっというまに雪は溶けてしまいました。

でも、寒い。。。。

20日水曜日。

今日も降りました。雪。あられっぽかったかな~~??

雪が降り始めると、早朝からの雪かきが待っているから、気が思い、、、。

つくづく「ああ~~~わたし、間違った方向に来ちゃった。南へ行きたい、、、(>_<)」と思うのであります。

フィリピン人や、インドネシア人に間違われるいとえですから。

やっぱりなにか通ずるものがあると思うのです。南方に。

そんな風に南に思いをよせる、今朝(20日)の空。

空には、まだお月さまが残っていました。

こんなに、寒いのに、ガーデンの片隅に積み上げられている木材のすき間から、パースニップが芽を出していました。

胸キュン。たくましいの~~(T_T)

わたしも、負けずにがんばるよ、うん。

すっかり、空気は冬。

ガーデンもすっかり、彩りが減りました。

 

枯れた草花のお片づけもまだまだ残っています。

雪が本格的に降る前に終らせねば!!!

 

外は寒い!!それでも、グリーンハウス(現在無加温)の中では、サラダ用の葉っぱが育っています。

ミズナ

ルッコラ

ルッコラって、本当に美味しい!!!!

も~~~~~、朝グリーンハウスに入ると、つままずにはいられない!

大好き過ぎます。

 

車で40分くらいの場所に位置するバイオダイナミックファームから、リンゴが届きました。

これで、お天気が悪くなったら、室内でアップルリング作りの作業ができます♪♪

 

コタツが欲しいよ~~~~(>_<)

今日も、そんな寒い夜です。。。


Birth day, Advent Fair and Herb work shop

2013年11月18日 | コミュニティーライフ

さてさて、先週木曜日の夜にこの村へ戻って参りました。いとえです。

 金曜日は、荷物の整理と、ちょこっとガーデンのPCでエクセル作業。

ガーデンに戻って来て一番最初のお仕事がパソコンワークとは、、、f(^_^;)

”ブルーライト対~策~♪”なメガネを購入して持って来ておいて正解でございます。

 

そして、土曜日!

帰って来て間もないというのに、この村のVillager*のお誕生日のお出かけに招待してもらえて、行ってきました!!
初めてのスカーバラ!!

スカーバラとは??

私もよく知らなかったのですが、ここノースヨークシャーに来て、ハーブに関わっているとよく耳にしたのです。

”Scarborough Fair”という曲。
 

なぜだか「パ~セリ♪ セ~ジ♪ ロ~ズマリ~ に タイム♪」という歌詞の曲なのです。

こんな曲に合わせて、去年はこのハーブのミックスも作ってみたりもしたのです。

この曲を耳にするようになってから、ずっと気になっていたスカーバラ。

ノースヨークシャーの海岸沿いにある町です。

お城があって、ちょっとした観光地です。

お城の入り口。

上から見た 城壁。

お城から見下ろせるスカーバラの港町。

海を見渡せるお家たち。

お城のあとは、英国にもどってきた~~!!!と実感するパブのご飯。

揚げ物(チップスと呼ばれるフライドポテト)+揚げ物(タンパク源)+申し訳程度のお野菜。

 塩と、お酢をかけていただきます。お腹いっぱい。。。

村に戻って来てすぐなのに、おでかけに招待してくれたバースデーボーイには折り紙でつくった飾りをプレゼント☆

彼は去年の私の誕生日に、とっても素敵なネームの飾りを手づくりしてくれたのです♪

そして、この日はもう1件お誕生日イベント。

この村で生まれ育った、青年のお誕生日。

た~~~~っくさんの老若男女が集まったパーティー。

こちらも突然知ったものだから、パーティー参加直前に慌ててプレゼント作成にとりかかりました。

プハ~~。制作時間1時間半。ちょっと、不格好ですが、彼の名入りのクッキー☆

この村のお母さん世代の人たちが「Can I have a piece of Fionn please」って言っていて、

みんなでケラケラ笑いながら楽しかった~。

人気者の彼。と~~~ってもたくさんの人が集まって、色んな人と久しぶりにいっぱい話せて楽しかった☆

アルファベット入りのクッキーを作るのは、もう何度もしているのだけれど、

毎回「え?!どうやるの?!」って驚いてくれるのです。

金太郎あめとか、太巻きとかのイメージがどうやらわかりずらいようですf(^_^;)

 

そして、そして、日曜日!!!

日曜日は、この村のアドベントフェアーでした♪

クリスマスを前に、クリスマス関連の品、またこのボトン製の品々を販売するフェアー。

今年はつい先日、この村のクリーマリーがテレビに出たので例年以上の人出。

 我々ガーデナーも、クリーマリーに負けじと自慢の品々を売ります!!

ハーブたち

オレガノは真っ先に売り切れ。

ローズヒップも「こんなきれいなのめったにないわ♪」と好評!

Villager*たちのお気に入りのお仕事の一つ アップルリング。

もちろん野菜も!!

ガーデン以外のワークショップも大盛況!!

キャンルワークショップ

ウッドワークショップ

ドールショップ

他にも、お肉、パン、印刷物、機織り製品、ガラス、ケーキ、もちろんチーズなどなど。

たくさんの屋台が出て、大賑わいでした☆

 

この村全体で、協力し合い、夕方に閉店。夜までお片づけ。

だのに、今日月曜日は、みんな朝からいつも通りに働いておったよ。

もちろん私もね!

この村に帰って来ての仕事始めです!!(※デスクワークは除く)

午前中はビニースハウスの土掘り!!

なぜって、水はけがちょ~~~~~~悪い&水の通り道にあるハウスなものだから、排水機能を設けなければならないのです。

なので、ハウスの中に、排水パイプを仕込んじゃおう!という計画!

腰イタイ、、、、。笑

 

午後は身体に優しくハーブルーム☆ Villagerさんたちのサポートをしながらの作業です。

私はハーブソルトを作って、みんなはタネの掃除をしたり、パッキングをしたり、ロースヒップの加工をしたり。

久しぶりのハーブルームのお仕事♪

仕事終わりの自分がハーブの香り☆

今日は、美味しそうな香りです♪ ふふふ♪


Botton に戻ってきました(ブログ再開します)。

2013年11月15日 | コミュニティーライフ

11月14日 木曜日 21時。

わたくし いとえは、英国ノースヨークシャーにあるBotton Villageに戻って参りました。

いやいや。ず~~っと、ブログをお休みしていたものだから

「へ??どっか行ってたの?」と思われる方も多いかと、、、f(^_^;)

サボリサボリのブログで、本当に恐縮です。

9月上旬に日本へ帰国し、2ヶ月間働いていたのです。

週の3日は、古巣の出版社。

週の3日は、認知症対応型のデイサービス。

新しい出会いも、顔見知りのみなさんと過ごす時間も、楽しく充実して過ごしてきました☆

ここBottonでの生活と、トーキョーでの生活って、本当 “別世界”!

ヒースに囲まれた国立公園の敷地内にあるBotton。

コンクリートジャングルのトーキョー。

日中はウシ、ニワトリ、ヒツジ、夜にはフクロウの声が響き渡るBotton。

車、電車、広告の音が鳴り止まないトーキョー。

この二つを行き来していると、まるで時空の旅をしてるかのような錯覚に陥るのです。

 

今回のBottonへの帰還の際、1年9ヶ月暮らしていたお家から、別のお家へお引っ越しをしました。

前のお家の部屋と比べると、若干小さめのお部屋ですの。

この村での生活で、どれだけ荷物が増えたのか改めて実感、、、。

今回のVisaが許す限りの13年11月~14年11月の1年間で、荷物整理を少しずつ進めたほうが良さそうです(>_<)

 

さてさて、わたくしが2013年4月から、隔月で書かせていただいております

NHKテレビテキスト 趣味の園芸 やさいの時間 
「シュタイナーの万華鏡」

1年間の連載予定ですので、今回の12月号が第5回。

次回の2月号で最終回となるんでございますの。

 

連載も終ってしまうことだし。

ブログをちゃんと1年目のペース程度に再開しようと思うのであります。

 

また、お付き合いいただけましたら幸いでございますm(_ _)m

 


誌面デビュー

2013年03月17日 | Contents of 3kb


2007 年、「野菜づくり大図鑑」ー藤田智 編著 :講談社

上記ムック、撮影協力で手タレデビュー!!

2011年1月「やさいの時間 2月号」編集後記にてOさんとしてデビュー!!笑

 

 

このたび、2013年3月下旬、「やさいの時間 4月号」でライターデビューします!!

“シュタイナーの万華鏡”という題で隔月2ページ全6回の連載をさせていただくことになりました。

発売予定日は、3月21日。

日本では、まだまだバイオダイナミック農法はメジャーではありません。

そんななか、NHKテレビテキスト 趣味の園芸 やさいの時間 に連載させていただく機会をいただきました!

まだまだバイオダイナミックはナゾに満ちていて、理解しきれていません。

それでも、やっぱり「なにかある」バイオダイナミック。

その不思議な魅力を日本の菜園、野菜栽培に興味のある人たちに、少しでも伝えられたらいいなと思っています。

ちなみに、この連載、担当編集者さんは前述編集後記でわたしを「高性能戦車」と名付けてくださった“F”さんですのよ。。。笑 

わたしなりの目線で、小さな小さな3kbの脳みそですが、戦車、がんばって書きます!

 

近頃ブログをさぼり気味でごめんなさい。

 

このブログに書いたこと、また新しいことも含めて連載はすすめます☆

ぜひ、手にとってみてください!!

 

↓NHK出版の予告ページ↓
http://www.shuminoengei.jp/?m=pc&a=page_v_yasai_next


そして、この予告ページで、4月号でのプロフィール写真の前に顔写真デビューも果たしました。笑


はっぴぃ ばれんたいん!!

2013年02月14日 | Contents of 3kb

バイオダイナミックで育ったジャガイモからの愛と共に、、、

Happy Valentine's Day♡

with Love from a Biodynamic Potato.

 

土づくり、たねまき、みずやり、間引き、収穫、剪定などなど。

元気にガーデニングをしております。(ついこないだ高熱出したのはナイショ、、、笑)

「食」って、本当に大事だなって、心から思います。

 

大地に根を張り、大陽の光を浴びて、時にはお月さまにも助けられながら育った植物。

土がつくった、いろ~んな成分を自分に必要なようにしっかり吸収して背を伸ばす植物。

 

緑の上を悠然とあるき、その植物たちを食す牛。

大地を駆け回り、土をつつく鶏。

もこもこの毛に身をくるみ、白い息を吐きながら群れる羊。

 

大地に生える植物の命。懸命に生きる動物の命。

その植物、動物たちに時間と愛情とをかけて育てた生産者たち。

 

その全てがあって、我々はようやく食にありつける。

 

「食」って、大事だな。

 

食べたものによって我々の身体はできている。

 

「美」だと思いません?

 

美しいなって。

 

植物の発芽って、愛おしくて、愛おしくて。

それがグングン伸びて行く姿。力強いな~ぁって。

産まれた赤ちゃん牛をなめまわすお母さん牛。愛だな~って。

元気に草を食む動物たち。尊い命だな~って。

一生懸命、料理をしてくれる人たち。

「おいしい」って食べて、笑顔になる食卓。

 

口を開け、テーブルの上に並んでいたものが口に入る。

その時の空気感とかも一緒に体内にはいってくる感覚。

 

やっぱり、食事は愛が溢れる中で、愛のこもった食事が一番。

 食する人たちの、食材に対する愛情、感謝も、大切。

 

 

むやみやたらに、チョコレートが行き交う日本のバレンタイン。

 

チョコレートを食べたみんなにお願い。

 

あなたに届いたそのチョコレート。

口に運んで、そのチョコレートが溶けるまでのちょっとの時間でもかまわない。

ちょっとだけ、心に「ありがとう」を用意してください。

甘くて、優しい舌触りのそのチョコレート。

選んだ、作った、送り主の時間と愛情への「ありがとう」。

カカオ、砂糖の生産国、生産者さんへの「ありがとう」。

ミルクの生産者さん、牛たちへの「ありがとう」。

 

食べ物は全部、みんなの、多くの人たちの時間と、心の結晶だということ。

 

みんなの食卓が

愛で満たされますように、、、。

みんなの心が食材への

愛で満たされますように、、、。

 

♡Happy Valentine's Day♡

 

much Love 

Itoe xxx