安倍晋三首相は、軍事行動の自由権を奪われ、為す術がなく「他力本願」、ヨルダンやトルコに頼るしかない

2015年01月29日 01時38分55秒 | 政治
◆「善く戦う者は、人を致して人に致されず」(孫子虚実篇第6)、「戦上手は、敵を動かすことをしても、敵に動かされるようなことはない」という意味である。つまり「人を致して人に致されず」とは、軍事上の普遍的法則である「主導権=ヘゲモニーを握る」ことである。
 2014年8月にシリアで拘束された軍事ビジネス会社の湯川遥菜代表(42)とフリージャーナリストの後藤健二秘書兼通訳(47)が、イスラムの過激な武装勢力「イスラム国=ISIL」の人質になった今回の事件では、主導権を握っているのは、「イスラム国=ISIL」であり、安倍晋三首相は、軍事行動の自由権を奪われて、為す術がない。ひたすら「他力本願」により、ヨルダンやトルコに頼るしかない。しかも、米国オバマ大統領からは、「テロリストには譲歩しないというのが、米国の立場だ。後藤健二さんらを解放する代わりにヨルダンで収監中の死刑囚を釈放する人質交換をしてはならない」(米国務省サキ報道官)とクギを刺されている。これは「人質が殺されてもやむを得ない」ということだ。事実、米国は5人の米国人が殺されており、安倍晋三首相に「覚悟」を迫っている。
◆安倍晋三首相は、湯川遥菜代表が「イスラム国=ISIL」に捕まった2014年8月17日、後藤健二秘書兼通訳が行方不明になった11月1日、首相官邸に連絡室、外務省に対策室、ヨルダンに現地対策本部を立ち上げていたという。安倍晋三首相が2015年1月27日、衆議院本会議場での各党「代表質問」に対する答弁のなかで明らかにした。
「イスラム国=ISIL」が1月20日、「72時間以内に身代金2億ドル(約236億円)を支払わなければ、拘束している日本人2人を殺害する」と主張するビデオを公開したことから、今回の事件が明るみに出た。この間、外務省は、「イスラム国=ISIL」幹部とのパイプを駆使して湯川遥菜代表の救出に乗り出していた同志社大の中田考客員教授の提案を完全に黙殺していた。
 もし、「イスラム国=ISIL」がビデオを公開していなければ、湯川遥菜代表と後藤健二秘書兼通訳が「スパイ」として殺されたとしても、安倍晋三首相は、マスメディアに一切公表せず、この事件を闇から闇に葬り、特定秘密保護法に基づく「極秘事件」に指定して、秘密を守り通したかも知れない。残念ながら、主導権を握っている「イスラム国=ISIL」にバラされてしまい、大慌てしているのである。
◆それだけならまだしも、安倍晋三首相や菅義偉官房長官、ヨルダンに設置した対策本部に残した中山泰秀外務副大臣らは、「イスラム国=ISIL」やヨルダンとの交渉概要について、秘密にしてマスメディアに説明することすら避け、沈黙を続けている。安倍晋三首相や菅義偉官房長官が、この事件の本質がバレることを恐れて、懸命に証拠隠滅をしている感は拭えない。
 だが、「天網恢恢疎にして漏らさず」(老子・第73章)という言葉があるように、「天の網は広く大きく、その網目は粗いようだが、決してその網から悪を漏らすようなことはない」、すなわち、「天は悪人を逃すことはなく、悪事を行えば必ず天罰を受ける」ことになるのは、時間の問題である。


本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
小沢一郎共同代表が「旧来の自民党政権とは体質を変え、安倍晋三政権が存続している」と嘆息、危機感

◆〔特別情報①〕
 「生活の党と山本太郎となかまたち」の小沢一郎共同代表が、「自民党政権が旧来の自民党とはさらにその体質を変えながら、安倍晋三政権が存続している」と嘆息し、危機感を抱いている。国際的に「慎重な外交防衛政策の展開」が求められているにもかかわらず、安倍晋三首相の「無謀な暴走」は、ブレーキが効かず、日本国民は、いつ「テロによる被害」を被るかわからず、ますます危険に晒されているからである。

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『国際金融資本の罠に嵌った日本』(1999年6月25日刊)
『政治家の交渉術』2006年5月刊
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