※「パピーちゃんと小鳩くるみの幼児学習DVD・ビデオ」から引用
http://www5a.biglobe.ne.jp/~pappy/p-video.htm#13pe-ji
希望によりDVDでも扱っております。
やどかり 詞 /五十野惇
♪
かに じゃないよ
えび じゃないよ
かいがらを おうちに している
いきもの なーに?
「はい やどかりです
■ 読者の声 & 遊び方 ■
『かにじゃなくて、えびじゃない。かいがらかぶってる。』やどかりを子どもたちにどういう生き物か教える時に、あいまいかもしれないけど、こう言ってあげれば子どもたちは想像力豊かだから伝わるような気がします。この文みたいに、子どもたちにクイズの様にしながら、教えてあげるのも楽しいと思いました。
やどかりの一番特徴的な『かいがらのおうち』は子どもたちも想像しやすいので、やどかりをすぐに覚えられていいと思います。一人ひとりがひとつずつ短い歌に、問いかけの言葉を入れて歌を作って、折り紙や画用紙でそのものを作って発表しあったら楽しいと思いました。
子どもたちがこの詩を聞いて、実際に見ることができたら「これがやどかりなんだ。」言ってくれたら思いました。あと、「かいがらかぶってる」のところで、どんなのかぶってるのかな?などと子どもたちが想像をめぐらして紙に書いてみるというのも楽しんでできるのでは?と思いました。
やどかりって面白い生き物だなぁと改めておもいました。確かにかにみたいでもありエビみたいでもあり・・・何で貝殻を次から次へと転々としていくのかなぁ。と考えてしまう歌でした。しかも、最後がクイズになっているので、「はい、やどかりです」を歌う子とその前までを歌う子に別れて歌うとおもしろいと思いました。
やどかりジャンケンという遊びを思いつきました。ダンボールか何かで1人1つお家を作ります。そして先生の合図で皆が四つんばいになってさまよい、ぶつかった人とジャンケンをします。負けたらお家を捨てて、他の人のお家を狙い自分のお家を求めてさまよいます。これは終わりがありませんがとても楽しいゲームだと思います。
「かいがらのおうち」というのがとてもおしゃれで印象的だと思いました。「かに」「じゃないよ」「えび」「じゃないよ」と区切っているところも、つなげるよりずっと歌いやすくかわいく聞こえると思います。やどかりの「かいがらのおうち」は、狭い所や隠れるのが好きで、好奇心旺盛な子ども達にとってとても不思議で魅力的なものなのだと思います。
だから「やどかりごっこをしましょう」といって部屋中の狭いところにみんなで隠れてみましょう。そしてたまに「かいがら」の中から顔をだしたりひっこめたりして、そんな単純な遊びもたのしいとおもいます。やどかりの気持ちがわかるかもしれませんね。
こどもって、なぞなぞ大好きですよね。特に、単なるとんちじゃなくて、このような自然のことがいつのまにか身につくものがいいですね。わたしなら、貝殻をおうちにしている生き物がまだいます、なーに?と、もうひとつなぞなぞ!答えはかたつむり☆でも、ザリガニやえびが貝殻に入ったのがヤドカリなんじゃなくて、ナメクジが貝殻に入ったのがカタツムリじゃなくて、みんな別々の生き物なんだって、教えたいです。
※「読者の声 & 遊び方」は、主として聖徳大学や東京家政学院大学の学生・卒業生が書きました
■ 毎月の「パピーちゃん絵本」について
http://www5a.biglobe.ne.jp/~pappy/p-youtube-index.htm#1
デジブック 『8月絵本:かいすい浴』