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「みんな違ってみんないい」金子みすず取材記3

2006年07月26日 11時53分43秒 | 育児
♪金子みすずは大正末期、26歳の若さで昭和の初め自死。散逸し埋もれてしまった作品を数十年の長い間、童謡詩人の矢崎節夫さんの努力によって(今でいうオッカケ)、甦らせました。遺稿集からも含め、金子みすずの残した詩は512編と聞きました。それを現代に問いかけ知らせた矢崎節夫さんの御働きの尊さはいかばかりだったか改めて言うまでもないでしょう。♪ところで、金子みすずの生誕地仙崎(せんざき)のある長門市に着くと思いがけない風景?に戸惑いました。居酒屋、スナック、焼き鳥や、すし屋…等、飲食店が目に付きその数は500件以上。タクシーの運転手さんは「金子みすずの512編より多い!」と言ってました。♪私は、宿に着くなり、お腹もすいたので早速街中に出ました。そこには、道路や路地をを挟んで軒を連ねる飲食店、それから3~4階ものビル全部が飲食店だったり、その飲食店の数にびっくり。看板の中には、金子みすずの「みすず」とか、金子みすずの詩の題名「露」とか「大漁」とか「繭」とか「かなりや」とか「不思議」とかの看板、それから3~4階ものビルの飲食店内の壁には、それこそ達筆でしかも大きな文字で「大漁」とか、「私と小鳥と鈴と」等、金子みすずの詩が看板や壁いっぱいに書かれてありました。♪私は、お腹もすいていたので、「くいだおれ」とかいうおすし屋さんに行きました。さすがは海辺の町だけにおいしさは抜群でした。店のおかみさんは「人口に比して飲食店が多くてね…」と、やや不景気ふうのお話をしていました。♪それにしても、赤い灯、青い灯、それも金子みすずの言葉で賑わう長門市界隈の飲食店を、もし、金子みすずが詩にしたら、なんと詠むか想像すると、おもわず「キャーッ」と、笑ってしまいました。つづきはNextブログで。(2005年8月27日BlogのRemake版)

※世界中で一番読まれている本は聖書。その聖書の次に読まれている名作童話の故郷を訪ね「童話の名作」と「現実の舞台」を組み合わせ、そのような作品を生みだした背景や、その作品が持つ自然観や人間観にふれた五十野惇取材記、NHK海外取材番組「童話の国々」がホームページ「五十野惇フォーラム」にあります。
※「パピーちゃん」の声に出して読みたい!歳時記絵本やビデオ、CD、DVD(ノッポさんこと高見映さんも推薦)について、もっと知りたい方は、ホームページ「五十野惇フォーラム」へ。ここでは、TVアニメ「アルプスの少女・ハイジ」の主題歌をうたう大杉久美子さんが「パピーちゃん絵本」の主題歌をうたっています
コメント (8)
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