東北新幹線の車窓には、
長閑な田園風景が流れる、
稲穂の黄緑色が優しい世界を演出、
仙台市、
伊達政宗公霊廟とは違え、
青葉城の北西に大崎八幡宮が建つ、
伊達政宗により仙台六二万石の総鎮守となる、
石段の入口の左右に二基の石灯篭、
磨滅した石段が続く、
登り切ったところに三の鳥居、
杉の巨木が両側から迫る、
素木の拝殿が奥ゆかしい、
そして前面に豪壮な本殿、
社殿は安土桃山時代の、
貴重な遺構として国宝となっている、
黒漆が深い、
御神籤がアクセントに、
小さな神輿が出番を待つ、
当日はどんと祭りの日であった、
御神酒を振る舞われる、
良き日に来たものであった、
大太鼓の音に送り出される、