名古屋季節だより

京都・静岡・宝塚・東京・横浜、
そして尾張名古屋からの季節だより

497 「早朝の小倉山を歩く」

2015-04-29 12:38:11 | 日記


 大河内山荘の前の小道を、

 北に少し行くと、

 トンネルを抜け出した山陰本線を下に見る、

 さらに進むと、

 緑濃き小倉池に出る、



 


 御髪神社、



 


 


 水鳥が一羽、

 まだ目は閉じられていた、



 


 常寂光寺もまた閉じられている、



 


 


 土塀が荒々しい、

 しかし緑の楓が、趣を醸す、



 


 見上げれば若葉、



 


 対照的な土塀、



 


 隠されたように木の間に扉が、



      



 小倉山、

 二尊院に至る、



      


 ここもまだ閉じられていた、



 







 
 途中、
 新しくたてられた美術館なのだろうか、



 


 門の横に、

 彫刻が、



 


 名が記されていた、
 中岡慎太郎
 坂本龍馬
 武市瑞山
 吉村寅太郎、

 そして製作者、
 江里敏明

 わたくしごとながら、
 関西学院初等部を開校するにあたって、
 関西学院創立者ランバス先生と
 その後継者ベーツ先生のレリーフを江里氏に依頼、
 その折、
 注文の多い依頼者だと、
 にこやかに言われたことを思い出す。

 不思議な邂逅

 

  
 
 







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496 「竹林の緑の陰影」

2015-04-29 08:54:37 | 日記


 嵐山、

 大堰川を少し岸に沿って遡ると、

 小倉山への道に到る、

 展望所からの眺め、

 大堰川の上流、

 保津川の流れを眼下に見る、



 



      



 さらに上流に行くと、

 岩の間を急流が飛沫を上げて流れている、

 そこを下るのが、

 保津川下り、



 



 小倉山を下ると、

 突然竹林に出会う、



 大河内伝次郎山荘、

 早朝なので、

 門は閉じられていた、



 



 誰もいない静かな世界に、

 時折、風が抜けると、

 竹葉の囁く音が聞こえてくる、



      



 見上げると、

 天空を覆うようにうねっている、



 



      



 竹林への小さな門が、

 結界となっていた、



 その先に径が続く、



      



 



 孟宗竹がどこまでも続いていく、



 



      



 日が差してきて、

 竹林の中も、明るくなっていく、



 



 一時の竹の世界から、

 日常の竹林に戻る、



      



 竹矢橋の下をを、

 山陰線が走っている、

 トンネルから抜け出た列車が描くかに見える、





 現と幻の交差した世界、

 その狭間を、

 人は経験することも出来る、

 見るとは、

 
 感じる事から世界は広がっていく、

 その先にも世界はある、


 世界は一つではない、

 





 

















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495 「化野、その先の愛宕山入口」

2015-04-28 12:48:14 | 日記


 あだしのへの道しるべ、



      



 



 街道筋の家並が残る一角
 


 



 



 つたや、平野屋のアユ料理、



 



 



 愛宕神社の一の鳥居、



 



 



 その先は清滝となる、

 一方を辿ると「天が下知る五月哉」の愛宕山、



 季節外れの枝垂れ桜が、

 落ち着かない風情を漂わせている、



 




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494 「源氏物語のモデル源融」

2015-04-27 10:40:07 | 日記

  
 源氏物語の光源氏のモデル源融の別邸の流れを汲む、

 嵯峨野の釈迦堂とも言われている清凉寺、

 

      



 



 組み物の妙、



      



 



      



 木造建築の柱と瓦、



      



 



 青葉を包まれて、



 



      



      



      



 西門から覗くと、



 



 鐘楼、



 



 



 木の下、ひっそりと建つ、

 源融墓、



      



      







 奥嵯峨の祇王寺の苔に魅かれて、

 足を延ばしてみることに、

 



      


























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493 「同志社の輝き」

2015-04-26 09:53:25 | 日記
 京都御苑の北面に、

 同支社の校地が広がる、

 有終館に出向く、


 シャガの控えめな白い花が、

 咲き乱れていた日、



 


 斜め向かい、

 クラーク記念館と呼んでいた、
 


 


      


      
      

 その烏丸通寄りのハリス理科館と、

 これまた呼んでいた、



 





 そして八重桜の向こうに、

 礼拝堂、



    

 エントランスから、

 旧同志社中学校校舎、



      


 振り返ると、明徳館だったか、

    


 反対側に、

 クラーク記念館を望む、



 


 上を見ると、



      


 扉の要石、



 


 両側にステンドガラス、



      


      


 外に回ると、



      


 ステンドガラスの輝きが零れていた、



 


     


 


      


      


 


 帰る地、      

















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