Islander Works

書いて、読んで、人生は続く。大島健夫のブログ

また会うために。

2012-06-07 22:43:41 | 出たもの
オープンマイク参加者の方に、「4年前は私、結婚もしてなくて子供もいなくて離婚もしてませんでした」と言われた。私の中ではまだ10回くらいしかやってないような感じがしてならないのだが、とにもかくにもPoe-Triは昨夜で4周年、Vol.48。ここまで来られたのも皆様のおかげ、としか言いようがない。全ての関係者に改めて感謝したい。安心して緊張して楽しめる時空間であるために、これからもいい気にならず、図に乗らずに精進していきたい。

今回のキャストは、今までの出演者の中から、20代、30代、40代のパフォーマーをそれぞれ一人ずつセレクトさせて頂いた。オープニングは40代代表、舞踏家・朗読詩人、JET POET主宰、鶴山欣也。



渋くて優しくて不思議なリリックは、何よりも目の前で鶴山欣也という人間がそれを読んでいる姿を目の当たりにすることで鮮明な説得力を持つ。

30代代表、猫道一家党首、猫道節演者、猫道



練り込まれた一つ一つのフレーズと動き、そこからオーディエンスに叩きつけられる熱量。猫道節は明快であり、同時に屈折している。ポップであり、かつシニカルである。

20代代表、詩のボクシング全国王者、「お父さん、牛になる」好評発売中、晴居彗星



このところいい意味で「ノッて」いる感じ。自著のあらすじをそのまま朗読作品にしてしまうという荒業に続き、珍しく音楽を用い、構成的な朗読。まさしく1ランク上の完成度を見せつけてくれた。

主宰、大島健夫。「一歩先へ進む」と「世界の消しゴム・序文」を朗読した。


(撮影・猫道)

考えてみるとここでの私の立場は、動物園の園長兼動物みたいなものである。

オープンマイク枠は、今回13枠全てが埋まった。登場順に、

三木悠莉さん


村田活彦さん


死紺亭柳竹さん


今村知晃さん


川島むーさん


uraocbさん


あしゅりんさん


市毛友里さん


後藤理絵さん


灯汰さん


merry-andrewさん


ジュテーム北村さん


みゆきさん


百戦錬磨の常連さんから人前で朗読すること自体が初めての人まで、今回もバラエティ豊かな顔ぶれが集まってくださった。

私は、朗読のイベントを主催者する人間として、自分がとても恵まれた環境にあることを自覚している。

では、私に今できる最上の恩返しとは何か。

それは、7月4日水曜、Poe-Tri Vol.49で、また皆様とお会いすることだと思っています。

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