Islander Works

書いて、読んで、人生は続く。大島健夫のブログ

大島健夫ってこんな人です。(最新の記事はひとつ下になります)

2017-12-31 19:10:19 | プロフィール


◆大島健夫◆

1974年11月20日・千葉県千葉市生。
詩人/作家。
2008年6月より2012年12月まで、池袋3-tri-にて、朗読ライヴイベント 「Poe-Tri」を毎月主催。
2009年10月発表の不可思議 /wonderboy企画スポークンワーズ・コンピレーションアルバム「言葉がなければ可能性はない」に「蛇」で参加。
2009年12月より、山口勲と共同で、千葉で唯一の朗読オープンマイクイベント「千葉詩亭」を隔月で開催。
2010年10月、小説「そろそろ君が来る時間だ 10の小さな物語+1」を詩遊会出版より刊行。
2012年7月より2015年7月まで、朗読インターネットTV 「ON AIR」パーソナリティを務める。
2012年9月発表のコンピレーションアルバム「覚えたての呪文 不可思議/wonderboyトリビュート」に「先生、あのね」で参加。
2014年3月、詩集「神さまの人生」、長編物語詩「みいらの世界」をマイナビより電子書籍にて刊行。
2014年7月、史上初の「24時間朗読ワンマンライヴ」完遂。
2014年12月より、渋谷RUBY ROOMにて、URAOCBと共同で、朗読ライヴイベント「SPIRIT」を毎月第一月曜日に主催。
2015年3月、欧州文化首都・ベルギーのモンスで開催された国際ポエトリースラム「SLAMons & Friends」に三角みづ紀、橘上とともに日本代表として参加。準決勝進出。
2016年3月、ポエトリー・スラム・ジャパン2016全国大会優勝。5月、パリで開催されたポエトリー・スラムW杯に日本チームとして出場。準決勝進出。
2016年9月、ベルギーのブリュッセルで開催された「The Third Anual Brussels Poetry Fest」に三角みづ紀、橘上とともに参加。
2016年12月、イスラエルのテルアビブとエルサレムで開催された国際ポエトリースラム「Israel Slamstival」に出場。

「声・言葉・お話の力」をテーマに、様々なシーンで自作詩、物語を朗読する。「日本スポークンワーズ協会」の一員として、「スポークンワーズ・マガジン どんと、こい!」の編集・発行にも携わる。

〇今後の朗読予定はこちらから。

〇これまでの朗読履歴はこちらから。

〇朗読動画はこちらから。

さらに詳しくは大島健夫オフィシャルサイトをどうぞ。

房総半島の里山を舞台にネイチャーガイドとしても活動、また各種出版物やテレビ番組への写真提供も行っています。里山の動植物を紹介する生き物ブログはこちらから。

執筆/朗読、その他のお仕事のご依頼は、islander_works@yahoo.co.jpまでご連絡くださいませ。



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◆書籍
「そろそろ君が来る時間だ 10の小さな物語+1」2010 詩遊会出版
「神さまの人生」2014 マイナビ(電子書籍)
「みいらの世界」2014 マイナビ(電子書籍)
「愛すべき里山の生き物たち 第1集 ~名前の由来編~」2014 マイナビ(電子書籍)
「愛すべき里山の生き物たち 第2集 ~弱者の生存戦略編~」2014 マイナビ(電子書籍)
「愛すべき里山の生き物たち 第3集 ~里山のハンターたち編~」2014 マイナビ(電子書籍)
「愛すべき里山の生き物たち 第4集 ~繁殖行動の秘密編~」2015 マイナビ(電子書籍)
「ちょっと少なくなってしまった里山の生き物たち」2015 マイナビ(電子書籍)
「本当は美しい里山の生き物たち」2015 マイナビ(電子書籍)

◆音源
「言葉がなければ可能性はない ― Spoken Words Conpilation 2009 ―」2009
「覚えたての呪文 不可思議/wonderboyトリビュート」2012 Sakkaku Records
「大蛇をください」2012 マイナビ(電子版)
「最初に君と出会ったのは、」2015 SPIRIT

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2月26日「千葉詩亭・第四十四回」

2017-02-12 23:00:12 | 告知
偶数月の第三日曜に中央区登戸のTREASURE RIVER BOOK CAFEで恒例、千葉の朗読オープンマイクイベント・千葉詩亭。この2月の第四十四回のみ、第四日曜日の26日の開催となります。お間違いのなきよう、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

今回のゲストアーティストには、ロックバンド「西国分寺エクスペリエンス」で20年余り曲作りとボーカルを担当してきた歌い手で詩人・おちょこさんをお迎えし、30分間のパフォーマンスを展開して頂きます。どうぞお楽しみに!


☆☆☆


千葉詩亭・第四十四回

2017年2月26日(日)
会場:TREASURE RIVER BOOK CAFE
千葉市中央区登戸1-11-18 潮第2ビル102

※JR千葉駅より徒歩10分。千葉駅東口からそごうの横を通ってモノレール沿いに進み、モノレールが左に曲がってすぐの信号を右に入り、200メートルほど進んだ道沿い左側です。

開場 17:30
開演 18:00

入場料1000円(1ドリンク付) または 2000円(1ドリンクとお食事付)

千葉詩亭はオープンマイクのイベントです。ご来場の皆様は、当日希望すればどなたでもマイクの前に立つことができます。詩の朗読に限らず、持ち時間5分で、歌・漫才・演説・愛の告白・懺悔など、「言葉」であれば何でもOKです。いや、むしろ言葉によらない身体表現や音楽、即興絵画なども、法令及び公序良俗に違反しない限り、また他のお客様の迷惑になることでない限り何でも歓迎いたします。もちろん、オープンマイクに参加なさらない、純粋な観客としてのご来場も大歓迎です!

▽主催
山口勲/大島健夫

おちょこ


~本人によるプロフィール~
うたうたい、言葉使い。
ロックバンド「西国分寺エクスペリエンス」で20年余り曲作りとボーカルを担当していました。
2008年頃からソロ活動を始め、ギター弾き語りでオリジナルの曲を歌ったり、声やエフェクターを使った即興演奏をしています。
女である自分の中にある、母、少女、少年。邪悪。野生。官能。すべてを含んだ大地のような、妖怪のような、うたうおばばを目指して、日々年を重ねているところです。



☆☆☆

読みたい方も聴きたい方も。いつも来てくださる方も初めましての方も。地元の方も遠方の方も。どうぞお気軽にご来場くださいませ。TREASURE RIVER BOOK CAFEの美味しい飲み物とお食事とともに、心よりお待ち申し上げております。


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1月9日SPIRIT、ありがとうございました。

2017-01-11 22:29:12 | 出たもの
1月9日、2017年最初のポエトリーリーディングオープンマイクSPIRIT、ご来場、ご参加まことにありがとうございました。

ゲストは黒川武彦率いるポエトリーバンド・Dialogues。


黒川さんの詩の数々も、音楽とともに違った息吹をもって会場に拡がっていました。

今回のSPIRITは、祝日ということもあり、過去最多のお客様にご来場頂きました。よりストレスなくしっかりと声と言葉を楽しめる環境作りのために、主催二名、一期一会でしっかりと力を尽くして参りたいと思います。

オープンマイクにご参加くださったのは、

さとうさん
merry-andrewさん
どぶねずみ男さん
あしゅりんさん
冨士山絢々さん
筒渕剛史さん
死紺亭柳竹さん
yaeさん
渡ひろこさん
横山黒鍵さん
ユウサクさん
山口勲さん
イマイさん
上條美由紀さん
ポテトチップスさん
rabbitfighterさん
梅酢さん
廣川千瑛さん
遠藤ヒツジさん
道山れいんさん
ジュテーム北村さん
芦田みのりさん
津田一矢さん

でした。皆様の迅速な進行へのご協力のおかげをもちまして、23名の方にステージに上がって頂くことができました。

オープニングはURAOCBが、ラストは私が新作「101号室の少女」を朗読いたしました。

次回のSPIRITは第一月曜に戻って2月6日、ゲストはラッパーのRINさんです。どうぞお楽しみに!
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詩の旅

2016-12-31 16:31:24 | 日常のこと
28日、無事にイスラエルより帰ってまいりました。

今回は今までの海外遠征の中でもわりと冒険要素が強く、スリリングなことや若干危ないこともいっぱい起きました。なんとか帰り着いた成田では荷物が出て来ず、2日経ってから送られてくる始末。しかし、帰るとまた途端にまた行きたくなってしまうのが不思議なところです。

テルアビブとエルサレムで一度ずつスラムを行いました。各スラマーは二巡ずつパフォーマンスし、優勝者のみ三作目を読むという形式です。お客さんたちはとにかくアグレッシブで、ジャッジも10点満点が乱れ飛ぶどころかみな平気で「25点」だの「30点」とかをつけます。8点とかをつける人がいると大ブーイング。無論、10点を越えた分はカウントされないのですが、司会者が言うには「Point is poetry」。「楽しみに来ている」お客様で満員の中、テルアビブラウンドはデンマークのエミールが、エルサレムラウンドはロシアのアレクサンダーがそれぞれ制しました。エルサレムラウンドの一巡目はトップで回れたのはいい思い出です。今回の出場者は全員、今年のW杯の上位進出者。気心が知れていることもあり、勝ち負けと言うより得意技や代表作を出し合うエキシビションのような色彩もありました。W杯からある種の競技性を抜くとこうなるのかな、とも思いました。


<エルサレムでのスラム後。左からカナダ代表プルーフロック・シャドウランナー、イタリア代表シモーネ、シモーネの恋人マルティナ、ベルギー代表カルメン、私>

スタッフの女性からはイスラエルの軍隊生活の話を聞き、また現地在住の日本の方からは民族間の関係など色々と伺いました。当たり前ですが、ただ街を歩いていて漠然と感じられるその国や土地と、詩を通して出会った一人ひとりの人々を通じて感じられるその国や人はいつも全く違います。何でもいいのですが、例えば「日本人」「イスラエル人」「ユダヤ人」「アラブ人」などといったボンヤリした存在が、目の前にいる血の通った一人の人間として認識し合うことができるようになる瞬間、詩人になって良かったと思います。

2016年はいろんなところに旅をしてきました。

3月にポエトリー・スラム・ジャパンに優勝し、5月にパリで開催されたW杯出場、そこから9月には三角みづ紀さん、橘上さんとともにブリュッセル詩祭に参加、その9月の後半には桑原滝弥さん、星野通映さんとともに宮城県・山元町ツアー。そして今回のイスラエルでのスラム。それ以外にも、全てのステージが、私にとっては一回一回、二度と戻ることができないラインを越えてゆく旅でした。

新しい年も旅は続きます。詩人として生きていきます。

皆様、2016年もありがとうございました。

良い新年をお迎えください。

大島健夫

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12月25日~27日"Israel Slamstival"

2016-12-21 12:46:57 | 告知
2016年最後の朗読ステージは、イスラエルです。12月25日から27日まで、かの地で開催される国際ポエトリースラム"Israel Slamstival"に出場いたします。

25日にテルアビブで、26日にエルサレムでそれぞれスラムを行います。出場スラマーには、今年のポエトリースラムW杯で出会った懐かしい顔触れがズラリ。みんな上位進出者ばかりです。

今年、海外で朗読するのは、5月のパリのポエトリースラムW杯、9月のブリュッセル詩祭に続いて三度目となります。自分がイスラエルの地に立っている姿は、今回のオファーを頂くまで想像したことがありませんでした。こうした機会を頂けるのも詩のおかげ、ポエトリーリーディングのおかげです。

ポエトリーリーディングを続けた結果、こうして様々な国に行くことができるようになりました。9月のブリュッセル詩祭、そして今回のIsrael Slamstivalは、ポエトリースラムW杯に出場したことでそのオファーを頂きました。

私は、5月にW杯に出場して以来、ポエトリースラムという競技の存在意義、その価値について考え続けてきました。そして、それは「ポエトリーを通じた人間性の肯定」にこそあるという、現時点での私なりの結論に達しました。

例えばスポーツというものは、押しなべて最終的に、ジャッジは人間ではなく機械にとってかわられる世界に入ってゆきます。その判定の正確性、公平性を追求する限り、人間は機械より優れた判定は絶対にできないのです。

私は全然アスリートと呼べるほどのものではなく趣味の運動程度のものですが、10代の頃から40代の今まで、剣道や空手など運動競技を続けてきました。

それらの試合における審判は、研鑽も積み基準も熟知していたはずですが、長い間には、全然当たっていない技で負けにされたり、反対にかすってもいない技を一本にとってもらったこともあります。そして、ある時にはそうしたことの結果として、恐ろしい事象が生じるのも見ました。試合に敗れた強豪校の選手が監督にボコボコに殴られて「すみません!すみません!」と泣きながら謝っていたり、あるいは、負けたチームの監督そのものがクビになってしまったり。勝つと負けるとでは上下大違いで、下手をしたら何ヶ月も何年も積み上げてきたものが一瞬でパーになってしまうのです。選手たちにはそれぞれ背負うものがあり、真剣に死を覚悟して試合に向かうことだってあるのです。

ですからその判定は絶対に正確なものを目指さねばならず、テレビで見ればわかる通り相撲も、野球も、その他様々な競技にビデオ判定が取り入れられています。人間の目は性能が悪く、不正確だからです。そもそも時速300キロのF1が二台並んでホームストレートでチェッカーを受けた時、どちらが先にゴールしたかを見分けるのに、人間と機械とどちらが優れているでしょうか。それは自明の理であります。

ひるがえってポエトリースラムはどうか。なんとジャッジするのは当日ランダムに選ばれた観客です。訓練も受けておらず、統一された判定基準さえありません。そもそも人間の考え方などというものは、朝何を食べてきたか、その朝食の席で家族とどんな話をしたかという程度のことで変ってしまいます。同じ一人の人間でも、ある時は笑える楽しいわかりやすいものを求め、ある時はシリアスで不可解なものを求めます。そんな人間たちをランダムに選び出して、審査をさせようというのです。

ポエトリースラムW杯では、常に競技は、主催者が観客を煽り、全員で"Best poet never win!"と連呼させてから始まります。言ってみれば、その場にいる選手、観客、関係者の全てに、「これは正確性と公平性を究極に追及するものではない」と宣言し、あらかじめそのことを共有させているわけです。なぜそんなことが許されるのか。それは、厳密な基準を要求された時には機械には決して敵わない人間という存在の持っているなにがしかを肯定しなければあり得ないことです。

では、そのなにがしかとは一体何でしょう?

そもそも、「どんな詩が絶対に優れているのか」という絶対的かつ厳密な基準など、本当はあってはならないものかもしれないものです。

このような詩が優れています。このような詩を優れていると思いなさい。このような詩を良いと思うのは間違っています。これこそが絶対に正しいのです。そう言いつのる誰かがいたら、私は多分言います。「おまえはバカだ」と。それは、人間にとって何よりも大切な内心の自由を侵すものであるからです。たったひとつの思考に基づいて「こういうものを良いと思え」と他者に強要し、そのことに点数をつけるようなことこそがファシズムなのです。

常に揺れ、常に変動し、そして常にその揺れや変動を感じているからこそ、それを、誰かに強制されたものではない自分自身の感覚で捉えようとするからこそ、人間は詩というものを生み出したのではないのでしょうか。ポエトリースラムのシステムが肯定しているものとは、一人ひとりの個人としての存在なのです。

一方、出場するスラマーにとっては、統一された基準がない、人間のすることとしてのジャッジを受け入れねばないということは、そのことを前提として競技に臨まねばならないということは、とりもなおさず「自分の望まない結果が出たとしても、それを受け入れなければならない」ということになります。"Best poet never win"という言葉は、敗者を救う言葉であると同時に、競技者全てに覚悟を促す言葉でもあります。個人としての存在を許された者は、自分ではどうしようもない理由により自分の望まない結果が生じるかもしれないことを受け入れなければならないのです。スポーツ選手に覚悟があるように、ポエトリースラマーにも覚悟があります。私はポエトリースラムW杯の会期中、各国代表スラマーが他のスラマーのパフォーマンスを謗る言葉を、ただの一度も聞きませんでした。

勇敢な素敵で強くて自由で詩に溢れていて最高な人たちと、また別の国で、ポエトリースラムの場で再会します。

行って参ります!
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