Islander Works

書いて、読んで、人生は続く。大島健夫のブログ

これからも、その時その場を。

2015-12-21 18:11:01 | 出たもの
2015年12月20日の第三十七回をもちまして、千葉の朗読オープンマイク・千葉詩亭は六周年を迎えました。

WiCANアートセンターで第八回まで、その後はTREASURE RIVER BOOK CAFEに会場を移して開催してまいりました。とにかく第一に置いていたのは、その時その場、そこにいること、そこにあることでした。その時その場というものが存在しなければ、何一つ始まらないからです。

オープンマイクとは、あるいはポエトリーリーディングとは、ということに関して、私なりの考えはございます。しかし、イベント主催という立場においてはそれを言葉で語ることはあまり重要なことだとは思いませんし、必須なことであるとも思っておりません。その時、その場に集ってくださる皆様、お心にかけてくださる皆様ひとりひとりには、当然のように様々な考えもおありでしょうし、様々な背景もおありでしょう。私も山口勲も、皆様が会場に来る前、朝食に何を食べてきたのかさえ知ることができません。それぞれの人生の中で、千葉詩亭に来てくださった。あるいは、千葉詩亭のことを一瞬でも思ってくださった。我々はそのことに心から感謝し、かつ、幸いに思います。今後も、過去から未来へとつながる、絶対的には限りない、しかしひとつひとつの人生の中では限りのある時間の中において、一回一回の千葉詩亭が少しでも価値のある局面であるよう、精一杯運営してまいります。

今回はアニバーサリーということでゲストを立てず、オープンマイクのお祭りとして開催させて頂きました。

参加して下さったのは、

OOMさん
桜井貴さん
大塚聡さん
さとうさん
Satoru Senoさん
きむらやすしさん
……とある蛙さん
稗田恵一さん
石井敦さん
川方さん

という皆様でした。初めて参加して下さった方から、これまでの37回中35回くらい参加して下さっている方まで、2015年12月20日に、それぞれのリーズンによって携えてきた言葉たちとともにご登場頂きました。オープニングはいつもの通り山口勲が、ラストは私が「夢を見たことがない」を朗読させて頂きました。

毎回、関心の高いTREASURE RIVER BOOK CAFEの千葉詩亭スペシャルお食事メニュー。今回は「油淋鶏定食」と「年越し蕎麦」の2種類でございました。私は蕎麦を頂きましたが、いや、美味かった!

次回の千葉詩亭は、明けて2016年、2月21日日曜です。七年目に入った千葉詩亭、皆様とお会いできますことを心より楽しみにしております!

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