日本の生殖医療を世界レベルに!

男性不妊症専門医が学術活動ならびに雑感を徒然と綴ります。

ご意見

2014-07-24 22:16:22 | 日記
このたびの報道で多くのご意見、励まし、そしてご批判を頂きました。
賛否両論あることは当然のことと思います。

こちらの意図とずれた部分が独り歩きしたり、またこちらの意図があまり伝わってなかったりと、言葉の重要性を痛感しました。
取材を受けるからにはきちんとすべき、後でごちゃごちゃ言うな、という意見もよく理解できますし、当方に全く落ち度がなかったとは絶対に言えません。様々なご意見を今後の診療、そして今後の人生の糧とさせていただきたいと思います。

何よりご協力いただいた患者さんや、現在不妊治療中の方、当クリニックのスタッフのことを考えると、譲れない部分を今回主張させていただきました。医療従事者や不妊当事者と一般の視聴者との感覚や感情の違い、この溝が難しかったかと思います。
この部分を私がしっかりテレビ局側に伝えて、橋渡しするような状況を作ることができればよかったのだと考えています。

テレビ局側には報道後、非常に迅速に対応して頂き、すぐに大阪までわざわざ出向かれ、主張を聞いていただく機会を提供していただきました。その中で多くの言葉も頂きましたし、こちらも当方の意図をしっかり伝えることができました。

いろいろとお騒がせしましたが、現在これまでと全く変わりなく診療に向かっています。
ようやくクリニックも落ち着きを取り戻し、スタッフも動揺なく、皆明るく患者さんと向き合ってくれています。
今後も、一人でも多くの方に喜んでいただけるよう、とにかく全力を尽くしたいと考えています。
今後ともよろしくお願い申し上げます。