いしころにっき

石原石子の日記です

年齢問わず

2010-01-31 00:42:54 | 知らないひと
稽古の帰り道のことです。


阿佐ヶ谷駅に到着すると
改札のまえに一組のカップルがいました。



妙齢約70歳



その熟年をとおり越した
お2人が


ちゅっ


しわしわのお口で


ちゅっ


ちゅっちゅっちゅっ



キッスの連射です。


まるで小鳥が餌を
ついばんでいるようです。




めったに見られない光景を
目のあたりにして私は


しばらく鑑賞していました。



高齢化社会の
近未来の姿だと
私はおもうようにしました。





なつかしき動物占い

2010-01-27 23:18:27 | あれこれ
きょう
家に帰ってきたら
昌美が部屋をかたづけていました。


いらなくなった本を
まとめていたのですが
そのなかに
動物占いの本がありました。

なつかしいと思い
ちょっと読んでみます。


私の動物は


チータです。



読んでいて思ったのですが


初対面でもタメ口OKとか
ケンカをしても
その場は言わせておけば
すぐに冷めるからほっとけばよいとか
態度がデカくても本人に自覚がないから
笑ってゆるしてあげればよいとか


私って


バカ?


と思いました。

おまけに
チータに対するタブーは


人一倍プライドが高いので人前で恥をかかすのは厳禁。

でも、

と逆接がつきます。


でも、立ち直りが早い。



タブーがあってないようなものなのかと
そう思いました。


そしてチータは
くどいのが苦手で
落ち着いて話しをきいてないので
大切なことだけポイントをしぼって
話すと効果的だそうです。


私はそれはよくわかるなぁ


と思いました。


演出家の人からのダメだしをきくのは

1分が

限界だからです。


あとは聞いているフリをしています。

写真家 岩淵さん

2010-01-24 23:24:07 | 山の手事情社研修生活
岩淵さんは写真を撮るのが好きです。


つい先日も


アゴラの会報に載せる写真撮りのときも
嬉々として
パシャパシャ撮りました。


そして


飽きました。


飽きて
真美さんに
任せました。


このまえは
制作のひとから
稽古場の写真撮りを任され
ショートストーリーの
話し合いの時間を
1時間かそこら私たちに与え
そのあいだ
パシャパシャ撮って
私たちが話し合っているなか
パシャパシャ撮って
私たちに
うまく撮れた写真を
それは楽しそうに
見せていました。



そういえば


チラシの写真撮りのときも
真剣に
楽しみながら
様々なアイデアを駆使して
パシャパシャ写真を撮って



飽きました。




岩淵さんは




まるで




子供のようでした。

稽古場日誌

2010-01-21 00:25:48 | 山の手事情社研修生活
つい先日
山の手事情社の制作のひとから


面白い稽古場日誌を書け


と通達がありました。

私としては
やはり
稽古場日誌ですし


まるで


苦悩しているような
真面目に稽古をしているような
必死になっているような


そんな

演劇ライフを記せば
よいのだとおもっていたのですが


面白い日誌を書けと


言うのです。



これでは


稽古場日誌が気楽に書けなくなりました。


義務になってしまいました。


困ったことになりました。



これはもう


苦悩して書きます
真面目に面白く書きます
必死になって書かせていただきます


いしこ、書きます


面白い日誌
書かせていただきます。


なにが面白いかはわかりませんが


私がなにを書いても


許していただきたいと


そう思いました。




ふふ



正月に寝込んでいたので今ごろ帰省

2010-01-19 22:59:49 | 血縁
昌美といっしょに私のほうの
実家にいってきました。

現在私のおじいちゃんは
とある高尾山のふもとの病院に
収容されています。


そこでまずは
おじいちゃんの見舞いにいきました。
行ってみるとおじいちゃんは
私のことはすっかり忘れていて
弟と私の区別もつきませんでした。


ところがおじいちゃん


昌美のことは覚えていました。


孫、かたなしです。


おじいちゃんのなかでは
弟と私は息子でした。

惜しいです。
ニアピン賞です。


もうひと越えと
思いました。



それから見舞いにいったあと
実家にもどって
私が3月に出演する
「春琴しよう」のチラシを
母親とおばあちゃんに渡したところ


チラシにのっている虫を



母親は


ゲンゴロウ


と言い

おばあちゃんは


カメムシ


と言いました。


カメムシは百歩ゆずったとして
ゲンゴロウはさすがに
勘弁ねがいたいと思いました。


弟は


カナブン


と答えました。


私はそれだ

と思いましたが
そこへ


コガネムシ


という意見がどこかからきました。
誰が言ったか忘れましたが
そこで私ははたと困りました。


このチラシの虫は


コガネムシなのか
カナブンなのか


私にはよくわかりません。



仮にも私が出演する
公演のチラシ存在している虫なので
いづれ
調査したいと思います。


調査したあかつきには
気が向いたら
またなんか書いてもよいかもなと
思っている私でした。


本日はこれまで。

生地募集

2010-01-18 19:57:02 | あれこれ
ただいま

白い布とデニム生地を集めています。

相当大量に必要です。

かなり募集しています。


どこかに
廃品回収かなんで
溜まっているところがないか
そう思い


そこらへんの
洋服屋さんにはいって
店員さんに聞いてみました。


捨てる生地ありゃ
拾う生地ある

の要領で


捨てる生地ありますか。と。


すると


わからない


との返答です。
餅は餅屋なのだから
生地は服屋ではないのか
いらない服や生地はどこに流れていくのだろうか。



そんなわけで


誰かください。


デニムと白布。

お犬様

2010-01-13 22:00:55 | アルバイト
きょう行った
葬儀の花屋さんの作業場には
犬がいました。


ひとなつっこいです。


かわいいです。


ただ
その犬
アレンジした花の上に


うんこ


しました。

社員さんは


きゃぁああ
きたなーい


と言ってその花をすてました。


それからしばらくして
作業場の片隅に



うんこ



落ちていました。

しかも
誰かが踏んだあとがあります。


そのうんこが落ちているところは
私が行ったり来たりしているルート上にありました。


かなりな確立で私が踏んでいます。

あまり認めたくはなかったです。


これは私が踏んだのではないと
思いたかったので
うんこが落ちている事実を
誰にもうちあけませんでした。


それからは気をつけて
踏まないようにしていたのですが
いつのまにか

踏み跡が

増えていました。


仲間が増えました。



心の中で

よしっ

と思いました。



うんこを踏んだ者が
私ひとりだけではない心強さに
安堵します。



結局は最後まで黙っていたのですが
誰も気づく人はいませんでした。


そうして私は


そのまま


うんこについては触れずに


そして


気持ちのよいくらい
いい笑顔で挨拶をして


帰りました。


新型インフルエンザの総体

2010-01-12 01:23:07 | 考えごと
さいきん昌美が

咳をします。


まさか


インフルではあるまいか。


もしも昌美がインフルになって
それを受けてつぎに私がインフルになって
こんどはまた昌美がインフルになって


となっていったら


それこそ


新型インフルエンザスパイラルに


おちこんでいくことでしょう。






それにしても


昨今は


豚インフルエンザと言いませんが


やはり


豚の食肉業界をおもんばかってのことだろうか。



新型インフルエンザは


いつになったら


旧型になるのか。



いまではもう


インフルに罹っても


隔離は


されません。



新型インフルエンザの対処法について
罹ってからおもったのですが


感染してから治せ


これが一番だとおもいました。

とくに2人の仏僧

2010-01-07 21:55:58 | 知らないひと
山の手事情社の恒例行事らしい


お護摩をしに


そこらへんの不動尊にいきました。
わりとよい雰囲気のお寺だったので
そこそこの仏格があるのだろうかと
おもって境内やお寺をみてまわっていました。


さてそこで

その不動尊で
お護摩がはじまったわけなのですが


仏僧が4人


でてきました。

4人ともに
まだ若い感じです。


ひとりはメガネでした。


それぞれが

チンチン チンチン

なんか鳴らしながら
そぞろに歩いてきて
メインのひとりが真ん中の
箱型の背もたれのない椅子に
すわるのを見ていておもったのですが


一気に
神妙さが
うすれました。



箱型の椅子のまわりが
鈴とかなんだかわけわからんものに囲まれていて



またがないと
すわれませんでした。


その時点で

おかしなところに来てしまった

とおもったのですが
さらに


お経です。


4人ともに
とくにメガネです。


それっぽく唱えてはいるのですが
私には


渋谷を歩いている10代後半のひとが
唱えているような口調


にしか聞こえませんでした。


これか
これが安田さんの言う
古典の台詞を現代語にしゃべってしまう
ということか


そうおもいました。


ここにきて
安田さんのダメだしの意味がわかりました。



私は4人がお経を唱えているのを聞きながら
寺のなかの伽藍などをみて


こんなにひっそりとしていて
よい雰囲気なのに
どうもその伽藍に合わない仏僧
というのもめずらしいものだと


いかんともしがたい情景を
堪能していました。


最後に

メインのひとが

富士山の話をしていました。


富士山は

静岡方面からみても
長野方面からみても
東京方面からみても

三角にみえる

というありがたいお話でした。

ついでに

茄子と鷹もくわえれば
よりありがたいのに

とおもいました。


くわえて言えば
前説のメガネさんは
言葉をカミまくっていました。



私もお経を唱えましたが
お経を唱えることなどめったにないので
楽しい刻をすごさせていただきました。

なんでもないこと

2010-01-05 12:40:13 | あれこれ
外にでます。


ほぼ一週間
なにもせず
寝てばかりいたので
そろそろ
活動せねばなりません。


お金も底をつきやぶって
はるか地底の彼方です。


貧乏暇なし


暇があるぶんだけ
まだましでした。


今日は体のリハビリもかねて
散歩にでようとおもいます。

明日から仕事をはじめます。


山の手の稽古もそろそろです。


タミフルはいまだ飲んでます。
今日でおわりです。


走馬灯のような正月でした。