いしころにっき

石原石子の日記です

とくに2人の仏僧

2010-01-07 21:55:58 | 知らないひと
山の手事情社の恒例行事らしい


お護摩をしに


そこらへんの不動尊にいきました。
わりとよい雰囲気のお寺だったので
そこそこの仏格があるのだろうかと
おもって境内やお寺をみてまわっていました。


さてそこで

その不動尊で
お護摩がはじまったわけなのですが


仏僧が4人


でてきました。

4人ともに
まだ若い感じです。


ひとりはメガネでした。


それぞれが

チンチン チンチン

なんか鳴らしながら
そぞろに歩いてきて
メインのひとりが真ん中の
箱型の背もたれのない椅子に
すわるのを見ていておもったのですが


一気に
神妙さが
うすれました。



箱型の椅子のまわりが
鈴とかなんだかわけわからんものに囲まれていて



またがないと
すわれませんでした。


その時点で

おかしなところに来てしまった

とおもったのですが
さらに


お経です。


4人ともに
とくにメガネです。


それっぽく唱えてはいるのですが
私には


渋谷を歩いている10代後半のひとが
唱えているような口調


にしか聞こえませんでした。


これか
これが安田さんの言う
古典の台詞を現代語にしゃべってしまう
ということか


そうおもいました。


ここにきて
安田さんのダメだしの意味がわかりました。



私は4人がお経を唱えているのを聞きながら
寺のなかの伽藍などをみて


こんなにひっそりとしていて
よい雰囲気なのに
どうもその伽藍に合わない仏僧
というのもめずらしいものだと


いかんともしがたい情景を
堪能していました。


最後に

メインのひとが

富士山の話をしていました。


富士山は

静岡方面からみても
長野方面からみても
東京方面からみても

三角にみえる

というありがたいお話でした。

ついでに

茄子と鷹もくわえれば
よりありがたいのに

とおもいました。


くわえて言えば
前説のメガネさんは
言葉をカミまくっていました。



私もお経を唱えましたが
お経を唱えることなどめったにないので
楽しい刻をすごさせていただきました。