いしころにっき

石原石子の日記です

忘却

2015-11-27 13:50:44 | あれこれ
私が忘れるもの 傘


たいがい忘れます。
雨が降りそうだからといって
傘を自転車にさし
駐輪して電車に乗った時に
自転車にさしっぱなしにします。

それを乗りきったところで
コンビニにはいって
買い物をすれば
レジの荷物置きにかけたまま忘れます。

電車は傘忘れの宝庫なので
端の座席に座っても
かならず手にもったまま座ります。


ところが傘だけではありません。


年に何回かあるのですが
家をでて自転車に乗ろうと思って
ポケットをさぐると鍵がありません。
うちはアパートの二階なので
面倒ですが
いたしかたなく戻って
鍵をとって自転車をまたいだところで
携帯電話がないことにきづきます。

携帯がないとなにかと不便なので
またもどります。


もういい加減いいや
時間もないし
さすがに大丈夫だろう



電車にのって外をながめていると





財布わすれた


バッグの中身を確認しても
やはりないものはないです。



それが携帯か
芝居のチケットか
はたまたなにか

年に何回かはやらかすなぁ

とおもった数日前のお話でした。


奇麗なピンク色だった

2015-11-12 15:41:10 | あれこれ
健康診断を行いました。
去年ポリープがあり切除してもらったものの
すべては切らなかったのでまた来年と
先生に言われ
しかたなしに今年も健康診断を受けたというわけです。

健康診断は去年と違う先生だったので
その旨を伝えると
資料をひっぱりだしてきて
内容を確認し
今日撮ったレントゲンか去年のレントゲンか知りませんが
私の胃の中を見せながら
おそらくこのぶつぶつがポリープだと思いますが
カケイセイなので大丈夫です
という主旨を述べました。
ポリープが8個くらいあって
そんなに増殖していたのかと
残念におもっていると

心配でしたらこの大きいのをとりますか

と言うのでお願いして
数日前に胃カメラを飲んでやっていただいたのですが


ポリープは消えていましたね


胃カメラを引っこ抜くと先生はおっしゃいました。

私は

え?じゃあアレはなんだったの?

とおもってきいてみると


泡だったんじゃないかな


とのことでした。




高いお金を払って胃カメラの苦痛をいただいただけとは。


無念なお話です。


とにもかくにも


安心


というお墨付きをいただいたので
良しとしておきます。



よくいままでなにごともなく生きてこれた酔っ払いの話

2015-11-08 22:34:56 | まさみ
下書きにして置き忘れていた文章を発見しました。

いまさらですが先々月のお話です。



昌美が酔っ払った。



夜の0時あたりのことです。
新宿でお友達の方々と飲んでいた昌美から
最寄駅である


阿佐ヶ谷駅ついた


との電話が届きました。
私はわかった、と言って、
風呂でもわかしておいてあげようと
湯を入れ本でも読んで待っていると


帰らず


もうそろそろ家についてもよさそうなものだが
そんなことを思っておりました。矢先。
昌美から
最寄駅である


阿佐ヶ谷駅ついた


との電話。
そこで私が考えた選択肢は三つです。


一、新宿駅を阿佐ヶ谷駅と言っている
二、阿佐ヶ谷駅にずっといる
三、予測しえない駅にいる


そしてどのみち昌美が酔っ払って一人で帰れないことは確定している。

さてどうしたものかと思い
新宿であろうが阿佐ヶ谷であろうが
とりあえず阿佐ヶ谷駅に行くことにしました。
昌美にとりあえず阿佐ヶ谷駅に行くと言うと
一人で帰れるから大丈夫と言います。
私は駅から徒歩15分足らずなのに

阿佐ヶ谷ついた、から、阿佐ヶ谷ついた、まで、

20分以上あるのは不自然なので却下させていただき
駅に向かいました。

駅のホームにいたとしたら危険だなとかおもって到着すると
人の流れをさけた改札をでた正面の場所を陣取って
家出少女のように体育座りをして携帯をいじっておりました。
とりあえず無事に回収できると安心したものの
一生懸命なにをしているのか聞いてみると


いまお友達とLINEしてるの


そういって見せてもらったのですが
その内容は


(line形式です。左がお友達、右が昌美の返信です)


みんなまた飲もー

                  まさみ

昌美さん大丈夫?

                  まさみ

○○さんちゃんと送った?

うん。とりあえず駅までは送ったよ

                  まさみ




といったものでした。
もはや自分の名前をひらがなで返す能力しか残っておりません。
送ってもらったところを見ると
どうやら新宿ですでに仕上がっていた模様です。
そこで私は昌美が替わりに返信して
というので昌美になりきって


ちゃんと家についたからだいじょうぶ


友人の方々にアピールしておきました。


帰り道


自転車を引っ張りながら帰ったのですが
乗ろうとする昌美を止めるのがやっかいでした。
何かに激突するか転ぶか
おそらくその二択しかないので
絶対に乗らせないようにしておりました。

にもかかわらず

呂律のまわらないおしゃべりをして
私が油断したところでふいに

乗りやがります

酔っているくせにずいぶんと
こずるい手を使ってくる
そんな昌美を家の中まで連れてきたら
もう安心なので
私ももうあまり手をかけませんでした。

モモタロウニャン

2015-11-08 22:32:07 | まさみ
昌美が録画していた妖怪ウォッチを見ていました。
その回は桃太郎をイメージしたもので
イヌニャン、サルニャン、キジニャン
そして
モモタロウニャンが登場しておりました。

桃太郎と言えば
最近私と昌美でコンビを組んでやっているお笑いのネタが
桃太郎です。
そういった意味では
興味を惹かれるといえば惹かれるわけではあります。
というわけで私は

ほら、桃太郎でてきたよ

昌美になんとはなしに言うと

うん

それとなく返事がかえってきました。
そうして最後まで見終わったので
消すのかとおもいきや
昌美は巻き戻して
テレビに映ったモモタロウニャンを写メしようとしております。
私は

なぜ

と、思いました。
その思いのたけを昌美にたずねると


桃太郎の格好の参考に撮っておこうとおもって


言いざまに写メをします。
けれども昌美は
なかなか気に入るところでうまく撮れない御様子です。
いたしかたがないので


録画なんだからいいところで停止させれば?


助言すると


だいじょうぶ


とのご返答です。
停止することのなにを嫌っているのか
私には不思議でなりませんが

だいじょうぶ

と言ってから数回後に

だいじょうぶ

になりました。


それはともかくなによりも
桃太郎の参考文献が


モモタロウニャン


なぜあえてそこにいったのか
それが一等不思議でなりません。