トラクターと耕耘機。
わが家にもあります。
稼働時間(使う時間)は年間で2台併せて約10時間くらいです。
2台ともディーゼルだから燃料は軽油。
軽油の年間使用量は約10リットル前後だと思います。
なんでそんなに稼働時間が少ないのか?
理由は2つあります。
1つは畑の面積が狭いことで、
もう1つはざっと1回しか耕さないことです。
だから必然的に燃料もあまり使わないわけです。
そしてこの2台はかれこれ30年以上使っている古い機械です。
古い機械は構造が単純なわりに造りはしっかりしています。
だから作業中のトラブルもまったく起こっていません。
今はキャビンの付いたトラクターが主流ですが、わが家のトラクターにはキャビンなどありません。
耕耘機に至っては同じ性能を有する耕耘機自体が見当たりません。
心のどこかにキャビンの付いていて空調の備わったトラクターに乗ってみたいという思いはありますが、
年間で10時間程度しか使わない機械が3ナンバーの外車と同じかそれ以上の高価な代物です。
そこまで見栄を張るほど余裕もありません。
見た目が派手に見えるトラクターは実際のところ、
コストパフォーマンスがすこぶる悪い代物と言っても過言ではないと思います。
少なくともわが家のような小さな畑が点在しているような所では、
その性能の半分も発揮することはないでしょう。
そんなことを考えると、どんなに古くても壊れている訳じゃないから買い換える必要がないと思えてきます。
排ガスのことを言い出す人もいますが、そもそも稼働時間が少ないから排出ガスの量もたいしてありません。
以上のことからわが家はこれからもいまの「クラシックカー」をこれからも使い続けます。