こだわりの農業

土作りから栽培・収穫まで無農薬・無化学肥料(自然農法)で露地草生栽培を実践するわが家を紹介します。

寒締め小松菜。

2016-11-30 22:21:35 | 直売情報


ちょっと小さめですが、葉は肉厚。
香りが際立ち、しっかりした味がする。
これがわが家の定番、露地栽培の寒締小松菜です。

冬の小松菜は冬場には貴重な葉もの野菜。
それも露地栽培ですから貴重な上にさらに稀少です。

そんじょそこらのヤワな小松菜じゃないぜ!と小松菜たちが申しております。

寒さで生長がゆっくりなので、
収獲は約1ヶ月半ほど続けられます。
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季節は冬モードに

2016-11-28 20:24:35 | 農作業のこと
先週24日は予報通り雪が降りました。
写真は2日後の26日に撮影したものです。

    

雪と雨で土にはたっぷりすぎるほどの水分が。
25、26日はかなり冷え込み、土に含まれた水分は霜柱に。

 

所々雪も残っていました。

雪と急激な冷え込みによって、露地栽培でここまで生き延びて来ていた茄子、トマト、ピーマン、シシトウは一気に枯れ出しました。

  

  

  



23日は元気にしていたこれらの夏野菜立ちは、大きな気候変化に太刀打ちすることができずあっけない最後を迎えました。
とはいえ、11月下旬までよくぞ頑張ってくれたと感謝するのが正解ですね。

育ちはゆっくりでしたが育っていたから片付けをするのを躊躇していましたが、
これで踏ん切りを付けて片付けができます。
手始めにトマトの棚を壊し始めました。

棚を壊したら次に枯れたトマトを抜いて、最後にマルチを剝がします。

露地栽培には博打的な要素があるかもしれませんが、
5月下旬から11月下旬までの6ヶ月もの間収獲ができていたのですから
まぁ良いんじゃないでしょうか。
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働けることに感謝しながら

2016-11-23 20:38:00 | 農作業のこと
  

勤労感謝の日のきょうは、
働けることに感謝しながら農作業をしました。
すべき仕事があると言うことは生きる励みになりますね。
たとえどのような仕事であろうとそれは変わらないと思います。

自分がすべき仕事。
きょうの仕事はバジルの跡地を耕してマルチを張り、
そこにスナップエンドウ、蕪、ビーツを播きさらにアサツキを移植することです。

ほぼ順調に作業は進みましたが、アサツキの移植だけは残ってしまいました。
アサツキの定植は4年ぶりです。
4年も手を掛けてやらなかったので、さすがに軸の細いものが増えてきました。
なので株分けをして大きく育つようにしてやろうと張り切って始めたものの、
冷たい風に身体が冷やされたのと冷たい土に指先が悴み途中リタイア。

明日は雪の予報が出ています。
たとえ雨であっても土が水分を吸いすぎている畑には入れないので、
土が乾くのを待って、残りを移植します。






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小さくてカワイイ花

2016-11-21 19:19:20 | きょうのひと言
 

フェンネルです。
寒くなって来ても旺盛に育っています。

葉、種、花、茎すべてが食用や薬用として使えるすぐれものです。

作り手として少々残念なのは、需要が少ないと言うところです。
ご入り用の際はぜひご連絡下さい!
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地道な作業、草取り。

2016-11-20 19:56:07 | 農作業のこと


朝靄の立ち込める午前中から、
玉ねぎを定植したマルチの中の草取り。

先週に引き続き、ひとつひとつの穴を手作業できれいにしました。
簡単な作業ですが、足腰にはこたえる作業です。
でもこれをしておかないと、苗が大きく育たない。
でもこの作業は見た目以上に足腰に来る。

機械を使って耕したり収穫作業は、
この草取りに比べるとかなり楽だしハデに見えます。
でもこのような地味な作業が大切なんです。

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まだ小さいけど。

2016-11-16 21:15:17 | きょうのひと言
  

小松菜とルッコラです。
本葉がやっと大きくなってきました。

本格的な収獲にはもう少し時間が必要ですが、
小さいものは小さいなりに用途があるので、
必要最低限の収獲を始めています。

小さいけれど味と香りはもう一人前です。
育ち盛りのちびっ子たち。
オイシイですよ!
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露地栽培で2年目の冬。

2016-11-14 18:48:56 | きょうのひと言


2シーズン目の茎ブロッコリー(スティックセニョール)。

昨年の9月16日に定植して、初収獲は昨年の11月14日でした。
その後年をまたいで今年の7月4日まで収獲が続きました。

収獲終了後は雑草に覆われながら暑い夏を乗り越え、
先月下旬に雑草を取り除いていまに至ります。
体力のなかった弱い株は枯れてしまいました(1/4程度が枯れました)が、
強い株が残っています。

生き残った株は、虫の食害もなくなり葉っぱも綺麗になってきました。

いま蕾ができはじめていますが、
まだ収獲して販売をするほどではありません。

ここまで無農薬・無肥料の露地草生栽培。
かろうじて足元こそマルチを敷いてありますが、
雨除けや防虫に使うネットはありません。
どっこい、それでもちゃんと育っています。
まあ茎の太さこそ細いですが、食べてみると間違いなくブロッコリーです。

今年はあまり収量は期待できなさそうですが、
それでも収穫は継続の予定です。

施設栽培と違って、生き抜く環境は我々が思う以上に過酷なはずです。
だからせっかく繋がっている命なので枯れるまでこのままにしておこうかと思います。




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ザリガニ発見!

2016-11-12 21:14:33 | きょうのひと言
  

田んぼを耕した時にきっと掘り起こしてしまったんだろうと思います。
水がなくなったのと寒くなって来たので
土にもぐって冬眠を始めたばかりのザリガニを起こしてしまいました。
かなり怒ってます。
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明日はお休みします。

2016-11-12 21:13:04 | 直売情報
<お知らせ>
いつも「げんきの市場」でのお買い上げありがとうございます。
あす(11/13)は都合により出荷をお休みさせていただきますのでお知らせします。
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石垣流自然農法を進化させるために

2016-11-08 20:34:43 | きょうのひと言


作物の栽培方法は多種多様です。
10年ほど前なら「無農薬栽培」や「無農薬・無化学肥料栽培」が一つの付加価値を持っていました。
いまはどうかと言うと、「無農薬・無化学肥料栽培」か「無農薬・無肥料栽培」に取り組む生産者が増えたので
もはやこれらの栽培手法を標榜しても付加価値にはなり得ない状況になってきていると思います。

わが家では、「無農薬・無化学肥料や無農薬・無肥料の露地草生栽培」を実践しています。
わが家がどのような取り組みをしているかを客観的に知っていただく手段として「MOA自然農法生産者」に登録しています。
この登録によりわが家の実践が「MOA自然農法ガイドライン」に基づいたものであることが理解して貰えると思います。
しかしこの登録が付加価値かと言えばそれは違います。
あくまでもどのようなことに取り組んでいるのかを具体的に理解してもらうための登録です。
ただこの登録によって、”自称自然農法”ではなくなったとことは事実と思います。

自称なら好き勝手なことが言えるし実践も出来ますが、
出来なかったときに都合の良い言い訳を見つけ出し取り組みを変更させてしまうことも自由です。
慣行、無農薬、無化学肥料、無肥料、自然農法、自然栽培、自然農etc・・・ 
いま消費者の方々のほとんどが「何が安全で安心できるものなのか」を明確に認識できなくなっていると思います。
そのような中で、いまGAPという管理手法が動き出そうとしています。
GAPとは「Good Agricultural Practice」の略であり、直訳すると「良い農業のやり方」のことで農業に関する法律や規則、モラルを守ることにより、食品安全、労働安全、環境保全それぞれに配慮した持続的な農業経営をすることを意味しています。
この管理手法がいまヨーロッパを中心に世界に広まりつつあります。

我が国においては、農水省をはじめ都道府県単位でその取り組みがはじまっています。
ちなみに埼玉県では、埼玉スマートGAP(S-GAP)に基づいた「埼玉県農業生産安全確認運動」が動き出しています。

この動きにわが家はどう対応するか?
対応するにあたってのメリットはどこにあるか?
対応しなかった場合のリスクにはどのようなものがあるか?
そもそも対応した方が良いのか?

まずこのあたりを調べてみようと思い、いま「埼玉県農業生産安全確認運動(S-GAP)」や
農水省の「農業生産工程管理(GAP)の共通基盤に関するガイドライン」に目を通しています。
現段階の印象では、ISOやFSSCよりも取り組みやすいかな?と感じています。またHACCPより実践的だと思います。

消費者の方々に安心していただける作物をお届けするために、
「石垣流自然農法」をよりわかりやすく強固なものへ進化させてまいります。
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