石橋海中案内☆ガイドマンのLog

神奈川県小田原市のダイビングポイント石橋で日々潜り続けているガイドのブログです。

石橋最新生物事情2023/04/25[w/map&pics]

2023-04-25 22:18:34 | ダイビング
みなさん、こんにちは。

[海況]

透明度   10〜12m
水温   17℃

透明度、確実に上がって来ています。
一進一退を繰り返しながらも確実に☆



[生物情報]

やはり“潮の変わり目”ってヤツですね。
潮そのものも変わってきましたが、海中の生き物たちにも“変わり目”ーー節目が訪れていると、今回は特に感じさせられています。

そんなこんな諸々含め、生物挙げていきます。



魚系
ネコザメ(yg×1/今季初/new)、イロカエルアンコウ(黒/5〜6㌢)、クマノミ(yg&ad)、ミツボシクロスズメダイ(yg)、サクラダイ(yg/)、アカオビハナダイ(増)、アライソコケギンポ、コケギンポ、ニジギンポ、キタマクラ(チビ誕/増/)、ミノカサゴ、コウベダルマガレイ、メイタガレイ、ヒメウシノシタ、ニシキハゼ(yg爆誕)、マアジの群れ、シマアジ(yg)の群れ、ネンブツダイの群れなど
◆いよいよ出てきましたね“仔ネコ”さん。実際出たのは2日前の日曜。お客様からの情報で確認(ありがとうございます!!)☆そしてキタマクラの赤ちゃんがもう一杯wそこら中に☆



甲殻類
アカホシカクレエビ、クリアクリーナーシュリンプ、アカスジカクレエビ()、イソギンチャクモエビ、イソバナカクレエビ、コノハガニ(♂♀)、コワタクズガニ()、モクズショイ()など
◆甲殻系はこれからですかね。なんとなく生気は感じられます☆


ウミウシ
スイートジェリーミドリガイ(多)、サクラミノウミウシ(×1/)、ミヤコウミウシ(チビ&デカ/)、シロイバラウミウシ()、ヒロウミウシ()、アオウミウシ、シロウミウシ、サラサウミウシ
◆現状こんな感じになってしまいました。一昨日(日曜)までは辛うじて前回挙げたメンツで保持、紹介出来ていたのですが、一気に崩れ出し、片っ端から姿を消しました。瓦解??何なんだっ?!やはり“潮目”を迎えたということなのですかね。。。ウミウシ受難★


ウミウサギ
トラフケボリ()、コボレバケボリ()、ホリキヌヅツミ()、ベニキヌヅツミ()、アヤメケボリ()
◆こちらはさして変わらず、こんな感じww今後に期待☆



[73点:まぁこんなところでしょうか。いよいよ仔猫さんも登場し、潮も右肩上がりで群れなどワイド系でも見応えが出て来て…]



さて、どうしたものか…
(個人的には専らマクロ系の話し)
見処が入れ替わっていくこと自体は許容するとして、対策をね、しないと…

『この布陣でいけるのも…云々』などと前回書いてはみたものの、こう一気に来るとはね。いざその局面を目の当たりにすると焦る。そして流石に消沈する(笑)



今回も頂いた写真をご紹介☆
[All pics(on 23rd)by Yoshida-san.Big Thanx!!]
“豆マクラ”/キタマクラの赤ちゃん。この時期ならでは☆カワイイが凝縮されています!!

サクラダイの子。予てよりのお気に入り☆推しの子。だいぶ成長しましたよ。今全長7㌢位。
さて、コチラがサラームミノウミウシ(ペア)。前回訂正を入れさせてもらったーーとはいえ、変わらずの“推し”さん☆果たしてこれが見納めとなるのかなぁ。今日見に行ったらもう跡形もなく。。。折角“正解”を得たというのに、皮肉なものです。願☆復活。


新たなる“進化飛躍”への兆しとなるのか、この憂き目。今はまだこの潮目を、そう“憂き目”としか捉えられないww

兎に角、新規、或いは復活劇(あわよくば)を、諸々オール・ジャンルで期待したいと思うのでした。



なおきxoxo
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

石橋最新生物事情2023/04/18~21[w/map]

2023-04-21 17:18:21 | ダイビング
みなさん、こんにちは。
ここ数日の見処と今日の海況等あげていきます。


[海況](4/21付)

透明度   10m前後
水温   17℃

潮目が変わった、という印象です。
ここ連日の南西風のお陰といったところでしょうか☆
そして現状、凪。



[生物情報]

さて、潮目が変わったのは、良くも悪くも“潮”だけではなさそうです。
生物関連も大きく動き出し、新たなフェーズに入った…そんな空気を醸しています。

そういった状況含めここ数日の動き、見処を更新していきます。


魚系
イロカエルアンコウ(黒/5cm/安定)、クマノミ(yg&ad)、キツネベラ(チビ)、コケギンポ(多)、アライソコケギンポ(多)、ニジギンポ(増)、ミノカサゴ、キタマクラ(チビ誕)、コウベダルマガレイ、メイタガレイ、ウミスズメ、シマアジの群れ、ネンブツダイの群れ、マアジの群れ、キビナゴの群れ、イワシ(yg/群れ)など
◆とりわけワイド・ネタ=群れが際立って来ました☆そしてキタマクラのチビちゃんだらけにw☆


甲殻類
アカホシカクレエビ(安定)、クリアクリーナーシュリンプ、アカスジカクレエビ(新規/new/)、イソバナカクレエビ(増)、イソギンチャクモエビ、コマチコシオリエビ(チビ)、コノハガニ(♂♀)、モクズショイ()、コワタクズガニ()など
◆アカスジさんが忽然と現れてナガレモさんと入れ替わりで(寧ろ追い出して?)、住処を一気に占拠しましたww☆


ウミウシ
スイートジェリーミドリガイ(多/)、セスジミノウミウシ(yg/少)、ヤマトミノウミウシサラームミノウミウシ(/どのみち石橋初w)、サクラミノウミウシ(減/)、カメキオトメウミウシ(減)、オトメウミウシ(減)、ナガムシウミウシ(1種/減)、ヒロウミウシ(減)、ミツイラメリウミウシ(減)、シロイバラウミウシ(減)、クリアイロウミウシ(チビ/)、ミヤコウミウシ(adペア産卵/チビ×1)など
◆ここに来てウミウシが一気に減り出しました(“昨日”はもう当てになりません)。ここが“潮目”と言えるところ★ただスイートJさんだけはアホみたいにいますw☆
加筆訂正(4/23)=先日から「ヤマトミノウミウシ」と紹介していたウミウシさんは「サラームミノウミウシ」ではないか?!という助言・指摘があり(ありがとうございます!!)、本日確認出来たので訂正いたします。またひとつ勉強になったぁ~☆感謝!!


ウミウサギ
トラフケボリ()、ホリキヌヅツミ(増)、コボレバケボリ()、ベニキヌヅツミ(チビ消滅adのみ)、アヤメケボリ
◆遂にベニキヌのチビさん飛びました(泣)★


その他
マメダコ(減)
◆あんなにいたのに…★


[82点:取り敢えずこれだけの種類は見られるものの、個体数が急激に落ち込んだのが気掛かり。ということでこの点数]

[今でもやはりここが狙い目ではあるけれども、この布陣でいけるのもそうながくはないと、若しくはこれが最後の可能性も…]



岩肌やロープに着生していた海藻が僅かな水温上昇と時化とで削られ、一方で潮が良くなり透明度が上がったことで、マクロよりもワイド系に分が傾き出した、とそんな印象でしょうか。

この塩梅、“潮目”をどう読むか…ですねww
微妙な匙加減で、かなり海中の趣が変わっていきそうです。
今後の動向を慎重にかつ前向きに捉えていければとは思いますが、狙い目をどうするのか。思案のしどころです。


なおきxoxo
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

石橋最新生物事情2023/04/13[w/map]

2023-04-13 20:10:05 | ダイビング
みなさん、こんにちは。

[海況]

透明度   3〜5m
水温   16〜17℃

多少揺れますが、透明度はまずまずのコンディション。無論この時期としては…ということですが、先日までの“ダダ濁り”(視界不良)という感じではもうありません(笑)



[生物情報]

魚系
イロカエルアンコウ(黒)、クマノミ、ミツボシクロスズメダイ(僅かながら越冬)、キツネベラ(今季初/チビ/new/)、メイタガレイ、キタマクラ(チビ誕)、アライソコケギンポ、コケギンポ、ニジギンポ、ヒラメ、セミホウボウ、ウミスズメなど
◆キツネベラのチビちゃん登場。思いのほか早い☆


甲殻類
トガリモエビ(今季初/new/)、ナガレモエビ()、アカホシカクレエビ()、クリアクリーナーシュリンプ、イソバナカクレエビ、イソギンチャクモエビ、コノハガニ(♂♀/)、モクズショイ()、コワタクズガニ()、アケウス()、コマチコシオリエビ(チビ/)など
◆トガリモエビさん今季初。テンション、アゲ⤴。ただしかし、落ち着きが…☆


ウミウシ
ヤマトミノウミウシ(久々/今季初?/ペア/)、セスジミノウミウシ(減/チビ誕)、サクラミノウミウシ()、スイートジェリーミドリガイ(チビ増/多/)、シロイバラウミウシ()、イバラウミウシ(減/)、ナガムシウミウシ()、カメキオトメウミウシ()、オトメウミウシ()、ミツイラメリウミウシ()、ミヤコウミウシ(デカイ/10㌢弱ハアル)、ヒロウミウシ()など
◆ヤマトミノさんはかなり久しぶり。しかもペア☆ナガムシさん、「マニアック」「どマイナー」と言われようが、どうにも気になってしまうw☆


ウミウサギ
トラフケボリ(チビ&ad/)、コボレバケボリ()、ホリキヌヅツミ()、ベニキヌヅツミ(チビ&ad/)、アヤメケボリ(チビ&ad/)
◆良くも悪くも変わらずww☆


その他
マメダコ(多/)
◆マメダコさん水中が暗いから??…w今日5〜6個体見ました☆




[88点:今回もウミウシと甲殻系で新規に恵まれ、安定しないながらも、“魅せ場”はかなり頂けたということで☆結構満足(笑)]

[“魅せ場”…やはりこの辺りかと☆]



潜り始めて序盤は諸々アテが外れ、一瞬戸惑いましたが、後半に向けて集中力も上がり勘も冱えたようで、ホッとしました。

生物中々落ち着きませんが、お陰様でなんとか“積み上がった”といったところでしょうか☆
とにかくも新規に恵まれてよかったです。


なおきxoxo
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

石橋最新生物事情2023/04/11[w/o map]

2023-04-11 18:40:18 | ダイビング
みなさん、こんにちは。
今回は取り敢えず、ネタだけ挙げておきます。

[海況]

透明度   3〜5m
水温   16〜17℃

時化明けから一日経っての今回。
思ったほど潮は悪くないーー無論良くもないがーーという印象です。
それなりに動けます(笑)



[生物情報]

そんな中、果たして…相当荒れたので生物的にはかなりロストしたかと思いきや、それほどでもありませんでした。
結構頑張って耐えてくれたという思いです。有難や☆
とはいえ苦戦は強いられますww

そんなこんなで今回は文字だけ更新しておきます。
(マップは、もう一回海中をおさらいして、諸々落とし込んでからにしようと思っています)


魚系
イロカエルアンコウ(定位置)、アライソコケギンポ、コケギンポ、セミホウボウ、キタマクラ(チビ)、カワハギ(チビ)、イサキ(群れ)、ネンブツダイ(群れ)、オキゴンベ、サラサゴンベ、クマノミ(yg&ad)など


甲殻類
アカホシカクレエビ(定位置&増)、クリアクリーナーシュリンプ、イソバナカクレエビ、イソギンチャクモエビ、コノハガニ(♂♀/cvアリ)、コマチコシオリエビ(チビ)、クモガニ、コワタクズガニなど


ウミウシ
スイートジェリーミドリガイ(チビ爆増)、アオボシミドリガイ(減)、サクラミノウミウシ、セスジミノウミウシ(減)、シロイバラウミウシ、ヒロウミウシ、アオウミウシ、サラサウミウシ、カメキオトメウミウシ、オトメウミウシ、ミツイラメリウミウシ


ウミウサギ
トラフケボリ(チビ&ad)、アヤメケボリ(チビ&ad)、ベニキヌヅツミ(チビ&ad)、ホリキヌヅツミ(増)、コボレバケボリ



正直及第点とはいかないまでも(80点位w)、あれだけ海が荒れた中、イロやサクラが残ってくれていたのは、不幸中の幸い。且つそれなりに見処は見て取れたので、あとはこれを足掛かりに地道に積み上げていくといったところでしょうか。

逆に新たな出逢いだって待っているやもしれません☆

そんなこんなで今回はここまで。


なおきxoxo
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

石橋最新生物事情2023/04/02[w/map&pics]

2023-04-04 14:43:13 | ダイビング
みなさん、こんにちは。
気が付けば4月――桜も散り際。
久しぶりの更新とあいなりました。

[海況]

透明度   2〜3m
水温   16〜17℃

雨水の影響でしょうか。
風向き次第で早期回復も……と願うばかりです。



[生物情報]

海況の厳しさとは裏腹に、生物は(無論マクロ系中心にはなりますが)期待以上の充実ぶりを魅せてくれています☆

特にウミウシ系、入れ替わりの激しさに多少の鬱陶し…… 苦戦も強いられますが、その都度見処を提供してくれます。

今回も新規に恵まれ、楽しませてくれました。


魚系
イロカエルアンコウ(黒)、クマノミ(yg&ad)、ミツボシクロスズメダイ(僅かながら越冬)、サクラダイ(yg)、アカオビハナダイ()、コケギンポ、アライソコケギンポ、ニジギンポ、ミナミギンポ、コロダイ(yg)、セイテンビラメ、ヒラメ、ミノカサゴ、オオモンハタ、セミホウボウ、ウミスズメなど
◆そろそろ色々出てきてもおかしくない季節☆楽しみにしています☆


甲殻類
アカホシカクレエビ、イソギンチャクモエビ、カザリイソギンチャク、クリアクリーナーシュリンプ、イソバナカクレエビ、コマチコシオリエビ(チビ/new/久々/)、コノハガニ(♂♀/cvアリ)、コワタクズガニ()、クモガニ()、ナガレモエビ()など
◆コマチのおチビちゃん久々の登場☆甲殻系もぼちぼち復活の兆し見えて来たでしょうか…☆


ウミウシ
サクラミノウミウシ(ペア×1,単×1/new/今季初/)、アカエラミノウミウシ()、セスジミノウミウシ(チビ)、イバラウミウシ()、シロイバラウミウシ()、ミツイラメリウミウシ()、カメキオトメウミウシ()、オトメウミウシ()、スイートジェリーミドリガイ(多/)、アオボシミドリガイ、クロヘリアメフラシ、ヒロウミウシ、クリアイロウミウシ(チビ/new/)、ナガムシウミウシ(種1/)など
◆ウミウシ勢は無尽蔵を感じされるほどに新たな出逢いを恵んでくれています☆久々のサクラさん、いきなり3個体で今季初登場。正に好機☆


ウミウサギ
コボレバケボリ()、ホリキヌヅツミ()、トラフケボリ()、ベニキヌヅツミ(チビ&ad)、アヤメケボリ、トガリアヤメケボリ
◆あまりハネませんねwwうさぎさん☆


その他
タコの赤ちゃん
◆その辺に転がっている石を徐ろに捲ると底にへばり付いていたりして、なんか可愛いw得した気分?!☆


[89点:やはりこの点を支えるのはウミウシ勢。いやしかし…石橋としては史上稀に見るウミウシ・ラッシュ☆例年何かしら出てはいたものの、ここまで来るとは…]


今回も沢山写真を頂いているのでご紹介。
いつもありがとうございます☆
(All pics by Yoshida-guest-san!!)

サクラミノウミウシ
サクラ🌸2連チャン。下(2枚目)はペア☆仄かに色付くピンク―正に桜色のサクラミノウミウシ。この時期には是非とも観ておきたいウミウシさん。出逢えて良かった☆綺麗。“サクラ前線”到来☆ようこそ石橋へ。
アカエラミノウミウシ:今年は随所で見掛けるアカエラさん。今回も場所は違えども邂逅☆しかも割りとデカイw―4cm強。
ナガムシウミウシ属の一種:この時期割りとよく見掛けるも、余り人目を引かない?(よく知られていない)ーーでも気になって(極個人的にw)仕方のないウミウシさん☆



石橋初ーーというより人生初、ダイビング中に訪れた不意の遭遇ーーイルカに出逢ったあの日から早一年。そうゝ当時の透明度もこんな感じでしたね(笑)
そして今はウミウシに沸いています。
超“ワイド”と超“マクロ”。その指向はかなり異なりますが、透明度の話はさて置き、今も変わらず海中には出逢いが詰まっております☆


なおきxoxo
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする