大阪の阿倍野筋の交差点で、出会い頭に衝突した、女性と男性医師のうち、女性が意識不明になり、医師が逮捕された。医師は青信号で進んだといっている。最近、信号を守らない自転車を多く見かける。一歩間違うと自転車同士でも大変な事故になることを肝に銘じていほしい。
自転車同士が衝突、転倒した女性教諭が意識不明(読売新聞) - goo ニュース
自転車同士が衝突、転倒した女性教諭が意識不明
4日午前7時15分頃、大阪市阿倍野区阿倍野筋4の府道(通称・あべの筋)交差点で、同区の男性医師(41)の自転車と、同区の大阪府立高教諭の女性(58)の自転車が出合い頭に衝突した。
女性は転倒し、救急車で市内の病院に運ばれたが、頭を強く打って意識不明の重体。阿倍野署は、医師が十分な安全確認を怠っていた疑いがあるとして、重過失傷害容疑で現行犯逮捕した。
医師はその後、逃亡や証拠隠滅の恐れがないとして釈放された。同署に「青信号に従って走っていただけ」と話しており、同署は今後、任意で事情を聞く。
現場は信号機のあるT字形の交差点。同署によると、女性は府道を北に向かって走行中で、医師は西側から出てきて、女性と衝突したらしい。2人とも出勤途中で、医師は「事故を起こしました」と自ら110番したという。
現場近くの住人女性(68)によると、歩道に、顔から血を流した女性が倒れ、通行人らが『大丈夫か』と声をかけているのが見えたといい、「朝は自転車通勤の人や通学の子供たちが多く、いつも危ないと感じていた」と話した。
また事故後、自転車で現場を通りかかり、路上の血だまりを目撃したという同市浪速区の男性会社員(24)は「現場付近では猛スピードで走り抜ける自転車をよく見かけるので、人ごととは思えず、恐怖を感じる」と言っていた。