玉三郎の独り言

玉三郎の独り言

初秋の頃

2011-08-30 11:10:55 | ブログ

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ニャ~Ah !! 今月も色々とありましたねぇ。

お父さんは、美術館へ行ったり、朦朧としたり、職人冥利に尽きたりして・・・

僕は僕で大きな百足を捕ったり、ゴキブリだって三匹も捕まえました。

そんな楽しくて暑ぅ~い夏も終わって、蜩がもう秋かな?カナカナカナ~って鳴き始めました。

お店のお客さん達は、あの暑い (熱い方が感覚的には正解かも) 夏、日々暑中稽古や合宿と頑張っていましたね。

稽古で流した汗は嘘をつきません、必ずその成果はこの秋に実を付けるはず・・・。

モリモリ食べて、夏の疲れを吹き飛ばして、さあ武道の秋の幕開けです。

                            皆、応援してるからね

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天職とは

2011-08-20 12:48:41 | ブログ

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このお話は、僕が生まれるずぅ~と、ずっと昔、まだお兄ちゃんが高校の建築科に在籍していた頃、まもなく卒業という時・・・お兄ちゃんは建築の道に進むとばかり思っていたお父さんに思いもかけない話をしてきたそうです。

お兄ちゃん  「僕は将来、人の為に成る仕事をしたいので、福祉関係の道に進んで勉強したい。」

呆気にとられたお父さん、エェ~何言ってんだこいつは。

お父さん   「お前は、お父さんの仕事が人の為に成らないと思っているの・・・馬鹿言え、人間、何の仕事でも人様の役に立っているんだぞ。」

以来、お兄ちゃんは信念を貫いて福祉一筋、現在も一生懸命?仕事をしています。

はてさて、その仕事の話ですが、先日ホームペイジの商品情報でも紹介致しましたが。

「総紺一分軽量デザイン防具」 が出来上がり、注文主のH氏と奥様、お嬢様の三人で (H氏ファミリーは剣道一家で、以前ご家族の防具も作らせて頂きました。) 来店されました。

この防具は半年以上の長きに渡りH氏と二人三脚で立案、制作してきただけに、思い込みもひとしおで、完成した防具をH氏に笑顔で受取って頂いた時は、冥利に尽きたそうです。

今宵は、H氏に頂戴した「三原堂の塩せんべい」を肴に一献。

至福の時に心地よく身をまかせ・・・酔っ払っちゃたね。

                     おやすみなさぁ~い  

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朦朧として

2011-08-18 14:36:48 | ブログ

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ビリリリィン、ビリリリィン・・・とけたたましい電話の呼び出し音で目を覚ましましたお父さん。

「これから梨を届けに伺いたいのですが?」

何、何だ、ぼんやりとした頭の中で確か梨って言ってたな、今頃それも今日に限って何で梨なのか?

この日は試合の前日で、明日は早朝の出発のため午後7時に就寝、深い、深ぁ~い眠りに入る其の時でした。

電話の主はOさん、彼も射撃人ですが今回の試合にはエントリーしていませんから、就寝中である事をお話して、丁重に?梨はお断りしたのですが・・・さあ眠れません。

9時、10時と時は刻々と過ぎ、寝なきゃいけないと思うほど目が冴え渡り・・・結局、午前3時の起床まで一睡も出来なかったようです。

幸いな事に運転は友人のT氏が代わってくれたので助手席でボーッとしながら試合会場に無事到着する事が出来たそうです。

試合の結果ですか?

帰ってきたお父さんの顔を見たら、僕にはとっても聞けませんでしたね 

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心の洗濯

2011-08-09 11:03:22 | ブログ

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ただいまぁ~ 相も変わらず大きな声で帰ってきたお父さん、

まだ、ナチュラルハイ状態なのでありましょうか?いや、そうではなさそうです。

「フレデリック・バック展」 がとっても素晴らしく感動したらしいのです。

あのスタジオジブリの高畑 勲や宮崎 駿が絶賛するバック爺さん (87歳かな) はフランスに生まれ、幼少の頃から絵画を学び、後にカナダへ渡航し結婚、永住権を得てカナダ国営放送にグラフィックアーチストとして参加。

「クラック」 「木を植えた男」 など二度もアカデミー賞短編アニメ賞を受賞した大変な人らしいのです。 (この展覧会にはバック氏が、若い時から営々と描き続けた膨大なスケッチや習作を展示し、アニメーション原画やスクリーンでの映像も見ることが出来ます。)

早速、僕へのおみやげに買って来てくれたDVDを二人で観賞しました。

9編の短編集なのですが、どれもこれも素晴らしく、まるで印象派の美術絵画が動き出している様でアニメーションの域を超えています。

殆んどの作品は、人間と自然をテーマにした壮大な物語で、バック氏が僕達動物や、自然をいかに愛しているか、ひしひしと伝わってくる作品ばかりです。

中でもDVD表題の 「木を植えた男」 は圧巻 (制作に5年の月日をかけた大作) 荒廃した山地に黙々と木を植え続け、大地を蘇らせ、崩壊した町や、そこに住む人達の心や生活を再び豊かにした一人の男の奇跡の物語です。

作品中、9番目にある 「大いなる河の流れ」 は今、僕達が直面している (原発の環境汚染問題もそうでしょう。) 環境破壊がテーマに成っており、人間の欲望のために自然が失われてしまう悲しい現実を突きつけられる作品です。

今日は、本当に長い、長~い一日でしたね、ゆっくり休んでね、お父さん

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真夜中の決闘

2011-08-08 15:35:31 | ブログ

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どたん、ばったん ばったんこ、ばったんこ !!

それは草木も眠る丑三つ時 (午前二時半頃) の出来事であります。

大酒をカックラッテ爆睡中のお父さん、あまりの騒々しさに驚いて目を覚まし。

何だ、何事かと僕の所へ来て、またビックリ !!

全長15cmはあろうかと思われる大百足と僕が大奮戦中 !!

「待て、待て玉三郎、咬まれたら大変だぞ。」 と間に入って、慌てて幾重にも丸めたテッシュペイパーを持って来て、恐る恐るやっと掴んでトイレにポィと一件落着、あぁ~よかったね、ご苦労様でした。

其れから僕は勝利の余韻に酔いしれながらグッスリと眠りに就いたのですが・・・

興奮冷めやらぬお父さんは、結局、朝まで起きていたそうです。

睡眠不足でナチュラルハイのお父さんは、その日 東京都現代美術館で展示中の 「フレデリック・バック展」 を観に出かけて行きました。

そして、そして夕方帰宅したお父さん・・・この続きは又明日

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