ふとんの中

トラブルは嫌いだが、考えるきっかけは愛そう。

会社を辞めて風になる→コツコツの真逆体質を乗りこなす

2017-09-30 02:29:48 | 精神
会社を辞めた。
行き先は決まっていない。
フリーランスで特殊効果を続けるかも知れないし、別のことをするかも知れない。
こんな見切り発車をした事は今までなかった。
進学転職一応先が決まってから動く。怖がりで慎重だから。
フリーで同じ業界で稼ぐ以外、どうやって稼ぐのか、生活を維持するのか、なんの考えも思い浮かばん。
全くのノープラン。
だからといってすぐ同じ事をしたくはなくて。
転職先が決まってたら心が休めないから決めなくていいやと思った。
期間が決まっている休みは最悪だ。いずれにせよ貯金額によって自ずと決まるのだが。

臆病で怖がりで、自信がなかった。私を使ってくれる所を必死で探して、見つかったらホッとして。
でもいい加減自分がある程度は大体こなせるとは理解できたし、どこでもやれるんだと思えた。
一箇所で上り詰める選択もあったけど、それは向かないと思った。
やろうと思えばできるけど、ずっと我慢し続ける事になる。それはやっぱりできないことなんだ。
やろうと思えばできる、なのに我慢が必要な事はできない。
今のルートのまま上り詰める未来を提示されたけど、その道で楽しくやってる未来の自分を全く描けなかった。
この道は行き止まりって事だ。それだけは理解できた。

風になる準備ができた。文字通りの風をしばらくやってみよう。
貯金を食い尽くす間に生き残る手段は見つかるのだろうか。
そっちの未来も全然見えない。だが行き止まりかは分からない。ならば少しは道があるかもしれない。
自分がどんな行動を取っても乗りこなす。じゃじゃ馬だと思おう。

やる気のムラが激しいから、なるべく均一に、模範的に集中するよう環境を整える事が強迫観念になっていた。
でも違うみたい。コツコツは一番向かないと、先生に言われた。
私の属性は風だから、風が吹いたら動けばいい。凪の時に無理して動くのは自分の運動に反しているので体力の無駄。
だから凪なら止まればいい。風が吹くまで待てばいい。
どれだけダラダラしてもいい。その間自分を責めない。だって初めから無理だから。
無理やり動こうとする事が、どれほど自分の運動原理・体質とかけ離れているか。
それを全く無視して仕事をしてきた。だからストレスが溜まって馬鹿食いする。
そういう事だったんだ。
自分の性質を分からずに、一般的で模範的なものを目指したから。
コツコツって何なんだよ。一番「形が見えやすくて」「毎日進捗がある程度ある」から「なんとなく安心」ただそれだけ。
そんな安定はさらばだ。
勿論仕事ならできる。前のめりに取り組んで上を安心させるために進捗確認して、超模範的できる子。
でも、もうやらない。やれない。そのために辞めた。
無理してそれをやると、自分が何をしたいかを忘れる。
私が空っぽなのはそのせいだ。
自分の欲求は全部後回しにしてきた。
今は置いてけぼりな心が追いつくよう、ひたすら待っている。

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