ふとんの中

トラブルは嫌いだが、考えるきっかけは愛そう。

共感の正体はなんだ

2018-01-12 01:38:37 | 精神
放置しまくっているのにたまに拍手してくれる方がいる。あー見てくれる人いるんだなあ、と思う。
出すのが本当に苦手なので、嫌われようが怒られようが、とりあえず出す。
人にどう思われるか予測、対策しない。それをし始めたら何もできなくなるから。

今回はまとまりない散文だし結論も出てない。まとめる事を放棄した。

共感てなんだろうと思ってた。
いつからか、漫画の人物に共感できないことが増えてきた。
失恋ショコラティエ、3人暮らしの頃は夢中でストーリー追っかけてたのに。
最近エマを読んでみたが、私には合わなかった。単純にエマが自分の好みでは無い、というだけなのかな…入れない感じ。
ちはやふるも無理だった。
ワンパンマンも。エフェクト過多。アイシールドのバランスが最も漫画に適しているように見える。何よりもキャラの根幹がよく分からない。

でも変わらず好きだと思えるキャラクターも居て、違いは一体何だろう。どこから生まれるんだろう。
7seedsの面白さはわけわからんレベルだし、キャラが皆生きてる。操り人形ではなく「意志を持って」生きてる。あんな沢山のキャラを皆生かすって魔法使いか田村先生。
入江亜季さん、乱と灰色は凄かったし、北北西も良い予感がする。
五十嵐大介さん、海獣も魔女も凄いしディザインズも待ってる。
安田先生、ちひろさんからあやになって、より「場の力」を強めていく。鮮やかに変貌していく。

キャラクタを愛らしいと思うには、何が必要なのかなあ。
あ、このキャラ表面だけか、と感じる時、何を判断してるんだろう。
不自然な匂いを嗅ぎ取ってるのかな…これ見よがしな属性アピールとか。ちはやふるの女王とか、なんで雪だるまを気に入ってるのか唐突で理解できなかったし…主人公と話す取っ掛かりだったのは理解できたけど。(途中まで読んだ)
特定の単語に過剰反応するのも結構気になる。鋼錬の「豆・チビ」とか。
ここが突っ込む所である、と作者がワザと隙を見せているのが感じ取れてしまうから冷めるのかも知れない。
様式美を嫌っているという事かも。
その様式美があると、踏み絵のようになるのかな。
その型を受け入れないとその世界には入れない、みたいな。
でもそれはほんの一部で。例えて言うならそれ、というだけな気がする。もっと大きな理由がありそうなのに言葉を見つけられない。

愛らしいと思うには、生き生きしてるのが主な理由だと思うのだけど、「生き生き」ってなんだよって話で。これが…全然言葉による説明ができない。
絵での表現と、行動・台詞による表現とが混ざり合って生きてると言わしめるのだろうけど。
行動と台詞の根幹に1つの魂があると感じたら、もうその人は生きている。それだけは分かる。絵はこの際重要ではない。

当たり前のように一緒にいてくれた本や漫画のキャラ達に共感して生きてきたのだけど、自分と同じ所があるキャラ達に自分を乗せて、一緒に冒険してきたのよね。
私は自分の部屋にいて安全なのに、未来の地球や異世界に居て危険な目に遭って、必死に生きている。もしくは冒険する。侘び寂びの世界に生きる。仮想世界の別のストーリーを生きる。疑似体験する。物語を食って生きてきた。
現実逃避として、都合のいい物語も大分食った。その節はお世話になりました。

…もしかしたら現実逃避ワールドの作品群は、敷居が高いのかも知れない。不自然な属性、隙と特徴を備えた人物達。それを跨いで世界に入るには、お主の不自然さを許容する!という自分GOが必要で、それによってワールドに入国できる。
その敷居の高さというのが、住人を守るのかも知れないな。住人は流動的ではなく、固定されるから。

それはもういいよ!そのキャラをなんで愛おしいと思うかってのが本題なんだよ。
以前「自分と似ているキャラを愛おしいと思うのは、自分を愛したいから」というアンサーぽいものは出てはいるけど、自分と似てなくても愛おしい人はいるし。
その行動と台詞の一貫性、魂みたいなものを、キャラの動きを通じて見せられる、のが芸術だと思うのだけど、なぜそれを見て愛おしいとか悲しいとか読んだこっちの心が震えるのか分からないんだよ。
それがどうにも不思議で。
もうまとまらないからいいや。知ってる人がいたら教えてほしい。

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