奄美自然観察記

高のフィールドより

不思議な形のおしべ  キランソウ

2017-03-31 17:49:28 | 植物




今日で3月も終わり、年度末です。朝から気温18度と暖かく、昼過ぎは26度になり、Tシャツ1枚で過ごせました。さて春も本番、この時期になると決まって地中から出てきて、ロゼット状の葉の中に濃い紫色の花を咲かせるのがキランソウ(シソ科)です。全国にみられる花で、別名を「地獄の釜の蓋」とも言いますが、地面にへばりついている様子と、万病の薬草となる事から、地獄に蓋をしてしまうと言う意味で、この別名があるようです。拡大して見ると上に突き出した4つのおしべは、葯が何とも不思議な形をしています(写真3枚目)。何が受粉に来るのか気になるところです。

5年前の今日  10年前の今日

【島口バージョン】(キシゆむた)
きゅうし3月も終わり、年度末だりょっか。ひかんまら気温18度ち温さあてぃ、ひんま過ぎや26度なてぃ、Tシャツ1枚しうりょうたが。なぁ春も本番、くん時期なれぃば、決まてぃ地ぬ中らいじてっち、ロゼットぬだっかぬ葉ぬ中じ、くぅいかん紫色ぬ花ば咲かしゅんがキランソウ(シソ科)だりょっと。全国じにゃあれぃん花あてぃ、別ぬ名ば「地獄の釜の蓋」ちんも言ゅんじゃが、地ちくっかりゅんにししゅんくとぅとぅ、万病ぬ薬草ちなりゅんくぅとぅら、地獄ち蓋ばしゅんちいゅん意味し、くぅん別ぬ名ぬありょんちゅか。だいばんしにいば、うーち突きじゃしゃん、ちゅうちぬおしべや、葯ぬうとぅまらかんだっかしゅりょっか(写真3枚目)。ぬーぬ受粉しがきゅんかち思われぃっと。



まだいた珍鳥  マミジロノビタキ

2017-03-30 16:54:59 | 鳥類




今日は朝から次第に晴れてきて、昼頃は気温26度まで上がり、やっと春本番といった風情の暖かさでした。おだやかな日差しが射す中、先月26日に初めて確認したマミジロノビタキ、その後何度か同地に行ってみたのですが、なかなか出会えず、たまたま今月12日にもいました。そして今回が3度目の出会いです。しばらく同地に滞在しているようですが、不思議となかなか出会うことができません。今日は風もあまりなく天気が良かったせいか姿を見せ、時々地上に降りて昆虫などを捕食していました。

5年前の今日  10年前の今日

【島口バージョン】(キシゆむた)
きゅうや、ひかんまらだんだん晴れぃてっち、ひんま頃や気温26度がれぃ上がてぃ、やっと春本番にししゃんだっかなりょうたが。温さんてぃだんぬ射しゅんなか、先月26日初むぃてぃにしゃんマミジロノビタキ、うん後何くゎいか同じどろち行じにしゃんじゃが、なかなかおおゆんくぅとぅやでけらんてぃ、たまたま今月12日だかうりょうたっか。うがしし今度が3くゎい目ぬおおいかただりょうたっと。いっとぅきおなじどろじ、うんにししゅりょんじゃが、うとぅまらかんくとぅに、なかなかおおゆんくとぅぬ、でけりょうらんど。きゅうやかじだかあんまりねんてぃ、天気ぬいちゃたんかながぬ、いじてぃっち、とぅきどぅき地ちうれぃてぃ、虫んきゃばとぅてぃかどぅりょうたが。



砂の中のカニなどを捕食  ダイシャクシギ

2017-03-29 19:15:13 | 鳥類




昨日のガイド中のことですが、内海の干潟で珍しくダイシャクシギ1羽を観ました。大瀬海岸では1羽のホウロクシギがいたので、これもそうかと思ったのですが、おなかが結構白く、ちょっと飛んだ時に背中の白い色もはっきり確認でき、ダイシャクシギに間違いないことが判りました。この内海の干潟での確認は初めてでした。干潟の砂の中に長いくちばしを突っ込んで、小さな甲殻類などを捕食していました。

5年前の今日  10年前の今日

【島口バージョン】(キシゆむた)
きぬぬちゅ案内しゅたんとぅきぬ、くぅとぅありょんば、内海ぬ泥むったじ、むじらっさダイシャクシギちいちばにょうたっと。大瀬海岸じや、ちいちぬホウロクシギぬうりょうたんかな、こぅれぃだかうがしかいち思たんじゃが、わたぬてーげしるかし、なありとぅだんとぅき、くぅしぬしるかん色だか、はっきりわかてぃ、ダイシャクシギち間違いねんち判りょうたっと。くん内海ぬ泥むったじ、にしゃんや初むぃてぃだりょっと。泥むったぬ砂ぬ中ち、くちばしば突っくぅでぃ、いなさんガンきゃば、とぅてぃかどぅりょうたっと。



久しぶりに確認  カッコウ  

2017-03-28 18:32:35 | 鳥類




今日は昨日に比べ幾分風も弱まり、少し暖かくなりました。今日も一日中ガイドで、あちこち回りました。昨日よりは鳥の出現がよくなり、ルリカケスオーストンオオアカゲラなどもよく見えました。お昼前になって、電線に止まってすぐに飛び去り、山すその枯れた松の木に止まったのは、チョウゲンボウかと思いきや、どうやらカッコウのようです。最初はツツドリかとも思ったのですが、おなかの縞模様の細かさや胸の灰色味の薄さなどから、カッコウと判断しました。3月の確認は、初めてです。

5年前の今日  10年前の今日

【島口バージョン】(キシゆむた)
きゅうやきぬとぅ比ぶぇてぃ、なありかじだか弱まてぃ、なあり温くさだかなりょうたっと。きゅうだか一日中、ちゅあ案内し、あまくま回りょうたが。きぬんま、トゥリぬいじ方や、いちゃりょうたんじゃが、ヒューシャんきゃキィツキャんやだか、ひぃたにゃあたっと。ひんまむぇーなてぃ、電線ち止まてぃっから、山すそのぬ枯れぃたんマチギィち止またんや、チョウゲンボウかいち思たんば、カッコウにししゅりょっと。初むぃやツツドリかいちも思たんじゃが、わたぬ縞模様ぬいばさんくとうんきゃ、胸ぬ灰色味ぬ薄さんくとぅんきゃら、カッコウち判断しょうたっと。3月にしゃんや、初むぃてぃだりょっと。


今年は当たり年?  ヤツガシラ

2017-03-27 19:37:08 | 鳥類





今日は朝から冷たい風が吹きまくり、この季節としてはかなり寒い1日(気温13度)となりました。ガイドであちこち回ったのですが、鳥はあまり見られませんでした。でも、大瀬海岸にはシギ・チドリの多くの種類が見られ、学校の庭にはヤツガシラ(写真1,2枚目)もいました。この間は、西のはずれの半島周辺で3羽も観たばかりですし、笠利付近でも3羽の情報があるので、今年はヤツガシラの当たり年といえるかも知れません。また、長雲でもルリカケスのほか、アカヒゲ(写真4枚目)がじっくり観らました。これも、逆に強風で寒かったせいともいえるかも知れません。

10年前の今日

【島口バージョン】(キシゆむた)
きゅうやひかんまら、ひぐるさんかじぬひった吹きし、くん時期とぅしや、いころひぐるかん1日(気温13度)なりょうたが。ちゅ案内しあまくま回りょうたんじゃが、トゥリやあんまにゃあらんたっと。がしゅんば、大瀬海岸じやシギ・チドリぬしじょぬいっぱいにゃあてぃ、学校ぬ庭じやヤツガシラ(写真1,2枚目)だかうりょうたっと。こねだやいり方ずれぃぬ半島ぼてぇじ、みいちもにしゃりし、かさんぼてぇじも、みいちぬ話ぬありょんかな、くとぅしやヤツガシラぬ当たりどぅしかもわからんど。また、長雲じもヒューシャぬほか、ハーヒギィ(写真4枚目)ぬ、ゆんまにゃあたっと。くぅれぃだか、反対にかじぬちゅうさし、ひぐるかあたんかなかも、分からんど。


八津野ウォーキング観察会 シマサルスベリなど

2017-03-26 19:58:51 | 植物




朝から晴れわたり、八津野ウォーキング観察会が行われました。昔の人が住用から瀬戸内へと行った山道を歩いて行くと、林床にはすでに小さな実になっていたヒメフタバラン(写真2枚目)。山道脇にレンギョウエビネ(写真3枚目も咲いていました。





約1kmほど歩いた所に、シマサルスベリの巨木があり、そのごつごつとした木肌には迫力がありました。そして近くには質素で美しいアマミイナモリ(写真3枚目)、久しぶりに観ました。さらに進むと、少し日当たりのある山道脇に、まだヘツカリンドウの花(写真4枚目)も咲いていました。




ちょうど12時ごろ、ピークの「山神様」石碑のあるところに到着、お昼となりました。各自おにぎりや弁当をおいしくいただいた後、再び山道を下りました。途中、土から頭を出し始めたギンリョウソウ(写真2枚目)やイタジイの朽ちた幹に付いたカンゾウタケ(写真3枚目)なども観られました。午後2時頃に終点のナン川林道に降りてきました。皆様お疲れさまでした。

5年前の今日  10年前の今日


三角関係の争い?  オーストンオオアカゲラ

2017-03-25 19:17:35 | 鳥類




森の中で「キョッ、キョッ」という鋭い鳴き声、オーストンオオアカゲラです。そっと近づいて行くと、鳴き声が止んで、奥の方で木の幹に鳥影がちらっと動きました。と、その近くで2羽のメスが、にらみ合っています(写真1枚目)。こういう場合、普通ですとお互いに「キャッキャ!キィキィ!」などと独特の声を出すのですが、今回は静かににらみ合っています。一方が飛び掛かると、一定の間合いを保ちながら、再び固まったよう静止してにらみ合い、の繰り返しで10分以上も続きました。その近くで1羽のオスは、素知らぬ顔で余裕の顔つき(写真3枚目)。これは1羽のオスをめぐるメス同士の争い、つまり三角関係か?などと、いらぬ想像をしてしまいしました。

5年前の今日  10年前の今日

【島口バージョン】(キシゆむた)
山ぬ中じ「キョッ、キョッ」ちいゅんちゅうさん鳴きぃぐい、キィーツキャだりょっか。ゆおりっくゎ近ゆてぃいじゃっとぅ、鳴きぐぃぬ止まてぃ、奥ぬきぃぬしんじトゥリにししゅんかぐぇぬ、どぅげたっと。がしゃっとぅ、うん近さじ、たあちぬウナグドゥリぬ、眼ちきかたしゅりょっか(写真1枚目)。かしゅんとぅき、普通あれぃば、たあちんとも「キャッキャ!キィキィ!」ちんきゃ独特ぬくぃばいじゃしゅんじゃが、くん場合やよおりくゎ、眼ちきくましゅりょっと。ちいちぬとぅび掛かれぃば、なっちいぬ間合いばむちがちな、また固またんにし止まてぃ、眼ちきくま、ぬ繰り返しあてぃ、10分あまりも続きょうたっと。うん近さじ、ちいちぬインガドゥリぬ、知らん顔しぼっとしゅりょっと(写真3枚目)。くれぃや、ちいちぬインガドゥリばにし、ウナグドゥリ同士ぬとぅらい、三角関係かい?ちんきゃ、いらん思いばしょうたっと。



時々興奮し換羽開く  ヤツガシラ

2017-03-24 20:47:30 | 鳥類




朝からいい天気でした。昼頃は気温21度ぐらいまで上がり、結構涼しく気持ちのいい一日となりました。ある岬へ出かけると、そこで個人的に今年初めての確認となったヤツガシラを2個体目撃しました。帰りにはもう1羽別個体を観たので、全部で3個体となります。道路脇で採餌していいて、時折びっくりすると興奮して換羽をぱっと開きます。換羽を開くと、その名の通り八つの頭となるのでしょうが、実際には14~5枚ぐらいはあるようです。久々にたっぷりと観ることができて、うれしくなりました。

5年前の今日  10年前の今日

【島口バージョン】(キシゆむた)
ひかんまら、いい天気だりょうた。ひんま頃や気温21度べりがれぃ上がてぃ、て~げすだ~しゃあてぃ、気持いちゃん一日ちなりょうたが。だーぬぬ岬ちいじゃとぅ、うまじや、わんとぅしや、くとぅし初むぃてぃにしゃんヤツガシラば、たあちにょうたっと。帰りにや、なぁちいちにしゃんかな、全部しみいちちなりょっと。道んぶちじ、かみむんとぅむぃかたしゅてぃ、とぅきどぅき、うどぅろっきば、ばたぐてぃ、かまちぬ羽ばぱっちあけりょっと。かまちぬ羽ばあけれぃば、うん名ぬとぅうり、やあちぬかまちなりゅんかもわからんば、ふんとや14~5枚べりやあんにししゅりょっと。まれぃまれぃ、ひっただかにゅんくとぅぬでけりょうてぃ、ほおらしゃなりょうたっと。



雨に濡れ生き生きと  ムベ

2017-03-23 19:30:20 | 植物




朝は雨が降り続き、午後からは曇り空へと変わりました。早朝、霧雨の中でしっとりと濡れて、みずみずしい生命力感じるムベの花と若葉が、林道に垂れ下がっていました。白い花(中は薄紫色)と若葉の薄緑色、蔓全体に付いた水滴が、何とも素敵な美しさを醸し出しています。秋から冬にかけて、紫色に熟す大きな実はとてもおいしく、少年のころ山に出かけ、その実を見つけた喜び、食べた時のおいしさを思い出し、心の中では、とてもありがたい植物の一つになっています。

5年前の今日  10年前の今日

【島口バージョン】(キシゆむた)
ひかんまや、あむぃぬ降り続し、ひんまらや曇なてぃいきょうたが。ひかんふぇっさ、霧さむぃぬ中じ、よおりっくゎし濡れぃてぃ、生き生きしゅん、にゅっちぬむとぅち思わしゅんウムィぬ花とぅ若葉ぬ、林道ち垂れ下がとぅりょうたっと。しるかん花(中や薄紫色)とぅ若葉ぬ薄緑色、蔓全体ちくっかとぅん、あむぃしゅだり、ぬーとぅんしれらん、きょらっさばいじゃしゅりょっか。秋ら冬がれぃ、紫色ち熟みゅん、だいばん実やむるまっさりょうてぃ、わらぶぇぬ頃山ちいじ、うん実ばにっきたんとぅきぬほおらしゃ、かだんとぅきぬまっさん味ば思むぇじゃし、きも心ぬ中じや、むるありがてぇな植物ぬ、ちいちちなとぅりょっと。




風格を感じる巨木  シマサルスベリ

2017-03-22 20:07:39 | 植物



久ぶりに早朝から晴れました。今度の日曜日(26日)に予定されている「八津野(はつの)古道ウォーキング観察会」の下見に行きました。車などの乗り物がない時代、住用(すみよう)から瀬戸内(せとうち)に行く山道として利用された古道です。この辺りは、イタジイオキナワウラジロガシなどの巨木が多くみられ、とりわけ目を引くのがこのシマサルスベリの巨木です。大人が3人で両手を拡げても回せることが出来ないほど幹回りが大きい。特にその凸凹として重量感のある幹回りは、風格さえ感じます。シマサルスベリは、南西諸島に分布する落葉広葉樹で、7〜8月ごろ、枝先に円錐花序をつけます。

5年前の今日  

【島口バージョン】(キシゆむた)
まれぃまれぃ、ひかんまふぇっさら晴れぃりょうたが。今度ぬ日曜日(26日)予定しゅん「八津野(はつの)古道ウォーキング観察会」ぬ下見ち行きょうたっと。車んきゃぬぬり物ぬねん時代、住用(すみよう)ら瀬戸内(せとうち)ち行きゅん山道とぅし、ちかわったん古道だりょっか。くぅんぼてぇや、イタジイオキナワウラジロガシんきゃぬ、だいばんきぃぬにゃあてぃ、とぅっくにちゅぬむぃーば引きゅんが、くんハブラギィぬだいばんぎぃだりょっと。ふっちゅ3人ぬ両手ばひるぐぃてぃも回しきらんほど幹回りぬふうさりょっと。とぅっくにうん凸凹しゅてぃうぶさげかん幹回りや、やむららんだっかだりょっと。ハブラギィや、南西諸島じあん落葉広葉樹あてぃ、7〜8月ごろ、枝先じ円錐花序ばちりょっと。




意外とぎっしり花が咲いていた  リュウキュウマツ

2017-03-21 17:41:45 | 植物




北部山間にあるため池に、横から突き出ていたリュウキュウマツの枝に、薄茶色の花がたくさん咲いていました。リュウキュウマツの花は、普段は気にもとめないのですが、眼の位置よりも低いところにあったためか、結構美しく見えました。リュウキュウマツは、トカラ列島から奄美、沖縄かけて分布する固有種ですが、去年の夏、小笠原諸島(父島、母島)に行ったときに、外来種として生息している現場を観ました。奄美ではここ数年の松くい虫によって、立ち枯れしている姿が多くみられます。この松も元気を出してくれるといいですが・・・。

5年前の今日  10年前の今日

【島口バージョン】(キシゆむた)
にし方ぬ、山ぬええだじあんため池じ、横ら突きじゃしゃんマツギィぬ枝ち、薄茶色しゅん花ぬ、いっぱい咲しゅりょうたが。マチギィぬ花や、普段や全然気にしらんば、むぃいぬどろんま、しゃー側じあてぃがぬ、て~げきょらっさにゃあたっと。マチギィや、トカラ列島ら奄美、沖縄ちけぇ~てぃあん固有種ありょんじゃが、くずぃぬなち、小笠原諸島(父島、母島)ち行じゃんとぅき、外来種とぅしあたん現場ばにょうたっと。わきゃ島じや、何年かむぇーら松くい虫にゆてぃ、立ち枯れしゅんどろぬ、あまくまなんてぃ、にゃあれぃか。くんマチギィだか、気前ばいじゃしくれぃれぃっか、いちゃりょんじゃがや・・・。


植えたばかりのサトウキビ畑で休む  ヒバリ

2017-03-20 18:26:56 | 鳥類




北部農耕地のサトウキビ刈りも、後半に入ってきました。刈り取ったサトウキビをトラックに積み込み作業をしている(写真1枚目)近くで、久しぶりに1羽のヒバリを観ました。ヒバリがいたのは、サトウキビを新たに植えたばかりの畑で、土の色と保護色になって、よく観ないと判りづらい。2年前はヒバリの当たり年で、秋名に30羽ほどの群れで観られたのですが、通常は奄美ではヒバリは少ない冬鳥ないしは旅鳥です。ですので、繁殖している本州などで見られるヒバリのさえずる姿は、残念ながら奄美では観ることができません。

5年前の今日  10年前の今日

【島口バージョン】(キシゆむた)
かさんぬはてぇぼてぇぬウギィ刈りだか、なぁあと半分べりなてぃきょうたっと。刈りとぅたんウギィば、トラックち積みかたしゅん(写真1枚目)近さじ、まれぃまれぃちいちぬヒバリばにょうたっと。ヒバリぬうたんや、ウギィば植てぃすぐぬはてぇあてぃ、みちゃぬ色とぅ似しゅんかな、ゆんまにゃんば判りにくかりょっと。2年むぇーやヒバリぬ当たりどぅしあてぃ、秋名ち30べりぬまぐんし、しちゃんじゃが、普通や島じやヒバリや、いきらさん冬ドゥリ、旅ドゥリだりょっと。がしゅんかな、くゎーほでししゅん本州きゃじにゃあれぃんヒバリぬさえずりゅんどろや、残念あんば島じや、にゅんくとぅやでけりょうらんど。


全国から多くの大学生が参加して調査  オオトラツグミ一斉調査

2017-03-19 16:41:15 | 鳥類




今日は毎年恒例の「オオトラツグミ一斉調査」を行いました。あいにくの雨模様の天気でしたが、奄美中央林道全域とその他の地域4か所を調査することができました。奄美中央林道では54羽、その他の地域で51羽を確認しました。今回の調査では、全国から85名の大学生が、ボランティア調査員として参加してくれたことが大きな特徴です。去年は42名でしたので、2倍に増えたことになります。少し雨に濡れた方もいらっしゃいましたが、今年も無事終了することができ、ほっとしています。みなさん、お疲れさまでした。

5年前の今日  10年前の今日

【島口バージョン】(キシゆむた)
きゅうや毎とぅししゅん「シュッツ一斉調査」ば、しょうたっと。わっさんくとぅに、あむぃ模様ぬ天気だりょうたんじゃが、奄美中央林道全部とぅ他ぬどろゆとろば調ぶぇんくぅとぅぬ、でけりょうたっと。奄美中央林道じや54、他ぬどろじや51ち、わかりょうたっと。今度ぬ調査じや、全国ら85人ぬ大学生ぬ、ボランティア調査員とぅし、調ぶぇてぃくれぃたんくとぅが、むじらさんくとぅだりょっと。くずぃや42人あたんかな、2倍ちふうさなりょうたっと。なありあむぃとぅ濡れぃたんちゅも、うりょうたんじゃが、くぅとぅしだか無事終わてぃ、安心しゅりょっと。はげぇ~あむぃだむぃ、ありがっさっまりょうた。


雨の牧草地で採餌  マガン

2017-03-18 23:16:41 | 鳥類




オオトラツグミの補足調査を行いました。途中から少し雨がぱらつきましたが、濡れるほどのことはなく助かりました。その帰り道、次第に雨が降ってきました。この間マガンがいた干潟近くの農耕地で、雨の中あのマガンが牛用の牧草地で、静かに草を食べていました。ちらっとこちらを観るものの、あまり警戒心はなく、ゆっくりと観察することができました。以前はこの同じ場所に、ヒシクイ4羽が渡来したこともあります。ヒシクイより体が小さめのマガンには、充分な食べ物のようです。

5年前の今日  10年前の今日

【島口バージョン】(キシゆむた)
シュッツぬ補足調査ばしょうたっと。途中らなあり小さむぃぬ、ぱらつきょうたんじゃが、ぬれぃんほどやあなんてぃ、助かりょうたっか。うん帰り道、だんだんあむぃぬ降てぃきょうたっか。こねだマガンぬうたん干潟近さぬはてぇじ、あむぃぬ中あんマガンぬ、牛用ぬ牧草地なんてぃ、よおりっくゎ草ばかどぅりょうたっと。あんまりうどるっきゅんよっすぃやねんてぃ、よおりよおりぃにゅんくとぅぬ、でけりょうたっか。前やくっとぅ同じどろじ、ヒシクイぬゆうち、しちゃんくとぅだかありょっか。ヒシクイんま、どぅうぬいなさんマガンにや、かみきらんほどぬ、かみむんにししゅりょっと。


変わりゆく住用川河口域(7)   風景

2017-03-17 23:47:53 | 鳥類




朝から曇り空で、3月とはいえまだ結構肌寒さを感じます。3年前の夏ごろから始まった住用川下流域の河川拡幅工事も、今年の夏あたりの完成に向け、急ピッチで進められている様子です。護岸が次第に固められて以前土手だったところが、少し残っている形になってきました。護岸は自然石を使っていて、自然に配慮している姿勢が見えます。自然災害防止の観点から、県が発注している「総合流域防災(河川)工事」ですので、充分に配慮していただきたいと思います。

5年前の今日  10年前の今日

【島口バージョン】(キシゆむた)
ひかんまら曇り空あてぃ、3月ちいしんも、まだてーげひぐるさりょっと。3年むぇ^ぬ夏ごろら始またん住用川ぬしゃーぼてぇぬ河川拡幅工事だか、くぅとぅしぬ夏べりぬ完成ち向けてぃ、ひっただかしらとぅんにし、しゅりょっか。護岸ぬだんだん固めらってぃっち、前土手あたんどろぬ、なあり残とぅんだっかなてぃきょうたが。護岸や自然ぬ石ばちかとぅてぃ、自然ば考げぇとぅんにし、にゃあれいっと。自然災害防止ぬくとぅら、県ぬ発注しゅん「総合流域防災(河川)工事」だりょんかな、充分考げぇてぃ、むらいちゃかんむんだりょっと。