奄美自然観察記

高のフィールドより

アリたちと共存? ヘツカリンドウ

2006-11-14 18:02:40 | 植物




年によって花の開花状態に結構な差があるヘツカリンドウ。今年は多く
みられそうです。鹿児島県大隈半島の辺塚(へつか)で最初に発見され
たことからこの和名がつけられているのですが、花びらの色には変化が
大きく屋久島のものなどは、奄美とはかなり違った色合いに見えます。
花びらにある緑色の紋のような丸い模様は蜜腺で,ここにアリやアブな
どが吸蜜に来ていることが多く、確かに少し甘い味がします。

【島口バージョン】(キシゆむた)
年にゆてぃ花ぬさきゅん状態なんてぃいころくゎちがゆんヘツカリンドウ。
今年やいっぱいにゃれしゃげかっと。鹿児島県大隈半島ぬ辺塚(へつか)
ちいゅんどろなんてぃ初てぃにっきらったんかなくん名ぬつちゅんじゃが、
花びらぬ色やあれぃくれぃあてぃ屋久島ぬむんや、わきゃ島ぬむんとぅい
ころくゎ違とぅん色しゅんじゃがな。花びらなんてぃあん緑色ぬ紋にししゃ
ん丸かん模様や蜜腺あてぃ、うがんシャシャンちんきゃブーちんきゃぬ蜜
ば吸いがきゅんくとぅにふぅっさあてぃ、やっぱしなありくゎ甘っさん味ぬし
ゅりょんじゃがな。
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2 コメント

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紫色の模様が (しら)
2006-11-15 20:41:21
アリのシルエットのようにも見えますね。とってもきれいで不思議な花ですね。密腺が花びらにあるなんて個性的!他の地域のも見ましたが、色や形などずいぶん印象が違いますね。上品さではトップクラスでは?(笑)
無紋タイプと紫タイプ ()
2006-11-16 18:37:06
花びらの緑色の丸紋の外側は、大きく分けて無紋のタイプと紫のタイプがあります。紫タイプは、模様と色の濃さに多様さがあり、細かくタイプ分けすると面白いかもしれません。いずれにしろ、蜜線が花びらにあるのは確かに珍しいですよね。時々舐めては、味わっています。(笑)

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