奄美自然観察記

高のフィールドより

控えめに目立つシマウリカエデの花

2006-02-27 20:39:41 | 植物




若葉の色と同じ若草色をしたシマウリカエデの花が咲き
誇っています。一見目立たぬ色ですが、花であることが
判ると、かんざしのようでとても可憐な花です。シマウリ
カエデは数少ない落葉樹で、冬には落葉し裸になります
が、この時期再び芽吹いてみずみずしい姿に変身し、奄
美の森にいち早く春を呼び寄せます。

【島口バージョン】(キシゆむた)
きぃぬはぬわあさん色とぅ同じ色ぬシマウリカエデぬ花ぬ
まんでぃ咲しりょうっと。あんまり目立ちやしらんば、花ち
判れぃば、かんざしにししゅてぃむるきょうっらありょっと。
シマウリカエデやいきらっさん葉ぬうてぃんきぃありょうて
ぃ、冬や裸なりょんば、くん時期またさかえてぃきょらっさ
なりょてぃ、島ぬ山ややむららんなりょうっと。
コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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カエデといえども。 (しら)
2006-02-28 10:38:01
葉の形が、手の形をしていないんですね。

緑色の花は、いざ探そうとするとなかなか見つからない色ですよね。控え目で上品な感じ

が、ちょっと大人っぽい花ですね。
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イキな感じです (インプリ高)
2006-02-28 20:53:07
葉はアヒルの足の形で、花はイキで華やかといった風情です。花だけを拡大してみると、これはこれでまた別の世界ですし、葉は葉で、種は種で面白い。植物ってほんとに興味が尽きません。
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