奄美自然観察記

高のフィールドより

金松山林道ウォーキング観察会  サツマサンキライなど

2014-01-19 19:05:34 | 植物


第12回ウォーキング観察会として、「金松山林道ウォーキング観察会」を行いました。旧国道に集まった参加者は準備運動などをして、朝の9時ごろ出発。


2001年、山の下側の中腹に新しい「新和瀬(しんわせ)トンネル」が出来たため、今はほとんど車も通らない和瀬隧道の中を歩いて行きます。こういう機会でもないとトンネルの中を歩くことはないので、なかなかいい雰囲気でした。


金松山林道を歩いて行くと、眼下に住用町和瀬(すみようちょうわせ)の村や海(太平洋)が見渡せます。風はちょっと肌寒いものの、天気に恵まれて気持ちよく歩くことができました。




上から、きれいに咲いてきたサツマサンキライ、サルトリイバラの仲間でこの時期に咲くのは珍しい。中はクチナシの木で皮がらじられえいるのは、アマミノクロウサギによる食痕です。真新しいのでここ数日の間にかじったのもと思われます。下はアマミテンナンショウで、奄美の固有種です。


色々な植物などを観察しながら、途中昼食や休憩をはさんで林道を下り、約4時間後に出発地点まで戻りました。皆さん、お疲れさまでした。

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