まだ明けやらぬ林道脇で、落ち葉の中に埋もれるようにガサゴソと餌探し
しているリュウキュウイノシシの幼獣がいました。普通なら車のライトに照
らされるとすぐに逃げ出すのですが、こちらを気にしつつも餌探しに懸命
です。おかげで10分間近くも、じっくりと採餌の様子を観察することができ
ました。この幼獣よく観ると手負いのイノシシなのか、体の数か所に生々
しい傷跡あがあります。幸いにも致命傷ではなさそうなので、この元気で
餌がとれれば大丈夫でしょう。
【島口バージョン】(キシゆむた)
まだゆぬふぇとぅらん山道んぶちじ、うてぃとぅん葉ぬ中じうさわれぃんにし
ガサガサちかみむんとぅむぃしゅんシシぬなゎてぃむんぐゎぬうりょうたが。
普通あれぃば車ぬライトとぅひきゃらされぃばすぐひんぎんなんてぃ、くまば
ぬがかいち思いがちな、ひったかみむんとぅむぃだりょっと。うれぃし10分
べりも、ゆんまかみむんとぅむぃしゅんどろばにゅんくとぅぬでけりょうたが。
くんわあさんシシやゆんまにいば、ちゅにでもとうらろっちしゃんがぬ、どぅや
いくちかのきずぃぬありょっと。いたんくとぅにやきゃっしならんきずぃあらん
にししゅんかな、くんきまえしぃかみむんとぅれぃば大丈夫だろ。
リュウキュウイノシシのようにリュウキュウと頭に付けば固有種ですか?
その後、生息地域が広がり本州にも沢山来ているでしょうが動物は人間が持ち込まない限り分散しませんね。
イノシシの手負いは、人間でしょうか、仲間同士の争いだろうか、天敵でしょうか分かりますか? 幼獣故に可哀相です。
ノシシより小ぶりで、琉球列島の固有亜種で
す。数百万年前は共通の祖先だったイノシシ
が、その後の地殻変動などで琉球列島が大陸か
ら分離して陸橋時代を経て、現在のような孤立
した島々になることで独自の進化を果たし亜種
化していったものと思われます。
体の傷については、今となっては原因はよく分
かりません。
奄美の自然を楽しく拝見させて頂いております。
画像の個体は、疥癬症かもしれませんね。
ノネコ等からウツルモノと思われます。
本土でも、ホンドダヌキにノネコからの疥癬症被害が多く見られます。
奄美の場合、固有の哺乳類が多いので、他の種に、ウツラなければヨイのですが・・・・・。
コレからも、楽しみに拝見させて頂きます。
失礼いたします。
いたことがあります。私もたぶん疥癬症ではな
いかと思います。ご指摘ありがとうございまし
た。