秋の渡りで、アマサギの群れ飛ぶ美しい光景を目にするようになりました。
農耕地ではアマサギが羽を休めたり、食べ物を探して歩き回ったりしてい
ます。観ていると、1羽のアマサギが何やら小さなネズミのようなものを捕ら
えています。ワタセジネズミでした。ワタセジネズミは日本の固有種で奄美
群島や沖縄諸島に分布しているトガリネズミ科で、頭胴長が6cm程度の小
さなジネズミです。アマサギは何度かくわえ直して丸飲みしてしまいました。
5年前の今日
【島口バージョン】(キシゆむた)
秋ぬ渡りし、アマサギぬまぐんしとぅびゅんきょらっさんどろぬにゃぁれぃん
になりょうたが。はてぇぼてぃじやアマサギぬ休もおたり、かみむんばとぅむ
ぃてぃひったあっきしゃありしゅりょっと。にしゅれぃば、ちいちぬアマサギぬ
ぬーがぬいなさんニィーズィンにししゃんばくぅとぅりょっと。ワタセジネズミ
じゃ。ワタセジネズミや日本じしかうらんニィーズィンあてぃ、わきゃ島んきゃ
沖縄なんてぃうんトガリネズミ科あてぃ、かまちらまりがれぃやて~げ6cm
べりぬいなさんニィーズィンだりょっと。アマサギや何くゎいかきぃのおしっか
ら丸ぬみしゅりょうたが。
ありがとうございます!
動く小動物なら、何でもいいとは思いますが
ジネズミまで・・・ 自然は非情。
小型のネズミに限って、情をかけているサギも
かなり珍妙ではありますが・・・(笑)
アマサギたちにとっては、カエルなみの
小動物ということなのでしょう。
万一、
カエルもジネズミも居ない世界になれば
人間の指とかもパクッといける生物に
進化しないとも限りませんね・・・???
アマサギにとって頭胴長が6cm程度の小さなジネズミは大きかったようですね。
>何度かくわえ直して丸飲みしてしまいました
カワセミも自分くらいの頭胴長の大きさの魚を飲みほすとき、このようなしぐさをします。
特にザリガニの時は石に叩きつけてから飲みこみます。あの硬いカニを消化する能力は凄いです。
必要とするので、様々なものを食べているよう
ですね。じっとくちばしを上に向けていて、そ
こに止まりに来たウスバキトンボをパクッと食
べたのを観たこともあります。
鳥は食べた物を早く消化して身を軽くしておく
必要があるので腸が短く、しかも消化力は他の
生きものよりかなり強いようです。たとえば、
ズアカアオバトはシイの実を丸飲みして消化し
たり、カワセミだって魚をほぼ丸飲みし、素早
く消化してエネルギー化し、消化できない分は
ペリットとしてすぐに吐き出して身を軽くして
おきます。