奄美自然観察記

高のフィールドより

ロングトレイルウォーク手広海岸・明神崎  シロバナミヤコグサなど

2017-04-23 19:16:29 | 植物








雨が降り続いた昨日とはうって変わって、朝から晴れ間が広がりました。龍郷町手広海岸から笠利町明神崎までをぐるっと回ってくる「ロングトレイルウォーク手広海岸・明神崎15km」を行いました。午前8時50分頃手広海岸を出発、海岸一帯に観られる植物ハマニガナの花(写真2枚目)などのほか、イワタイゲキ(写真3枚目)は実になっていました。しばらくすると有名どころの「ハートロック」(写真5枚目)をみて行くうちに、浜にはオオミズナギドリの死骸(写真6枚目)もありました。近くには、喜界島へと続く通信網などの海底ケーブル(写真7枚目)が設置してあります。








やがて神の子海岸が近くになると、2名の年配の方が潜る様子(写真1枚目)。何でもサザエとかトゥビンニャ(マガキガイ)をとるのだとか。近くの岩場にはウミウの幼鳥(写真2枚目)が佇んでいました。それから用安の海岸を回って、明神崎海岸へ。南西諸島に観られるシロバナミヤコグサ(写真3枚目)が満開でした。さらに実になっていたハマボウフウ(写真4枚目)などを観察後、明神崎展望台へと向かいました(写真5枚目)。天気も良くて明神崎展望台からは素晴らしい眺めでした(写真5,7枚目)。








明神崎展望台近くでお昼を食べたのちに、山すその道を帰りました。ギーマの花(写真1枚目)やアオモンイトトンボの交尾(写真2枚目)、咲き始めたゲットウの花には、リュウキュウオオスカシバ(写真3枚目)が止まっていました。用安近くの山すそでは、国指定登録有形文化財の薗家の庭園(写真4枚目)などを観ました。近くでは、オーストンオオアカゲラ(写真5枚目)が盛んにドラミングを繰り返し、その姿も観ることが出来ました。それから、県道を手広の集落へと向かい、道路脇にあったテリハツルウメモドキの花(写真6枚目)などを観ながら、午後4時ごろ終点・手広海岸へと到着し、長い距離だったウォーキングを終えました。みなさん、お疲れさまでした。

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