大切な人がウツになったら

「ウツってやる気がなくなったりするんよね？」とか
「気分が沈んでしんどいんよね？」とよく聞かれます。

そのとき私は「そうそう、やる気がなくて将来がすごく悲観的になってしんどいんよ」的な感じで答えます。

でもそれ以上突っ込んで聞いてくる人には本音を言います

なんて答えるかというと

宇宙人に洗脳された感じ

もしくは
悪魔が降りてきた感じ


大概の人が という感じになります。


どういう気分かというと、要は自分で押さえがきかなくて、体と心が何者かに支配されているときがあるいう感じ

もちろん、私はそういう気分になるけど、
ウツの人みんながみんなそんな気分になるわけじゃないとは思う。

私の場合は、感情はすべてなくなって、死にたいという感情だけ残った。
こう書いても壮絶だけど、体験している私はもっと壮絶



すべての思考が死に向かう。

ダンナをはじめ家族、親友は理解しようと努めてくれているけど、結局のところそんな感情は理解できない。
もちろん私もウツになるまではわからんかったと思う。



会社では退職処理をすぐにしてくれず （すぐに戻って来れると思っていたらしい。まあ辞めた私が悪いんだけど）
友達には 「私もウツみたいなのになって会社辞めたい」 と言われた
（もちろん悪気はまったくない。でも悪気がないのが余計に辛い）

結局会社にも友達にもウツという病気であるにしろ、迷惑かけたことには変わりないし、
それはそれでしかたないとは思っている。

でも、家族や親友にはわかってもらいたい
そして、家族は親友はわかりたいと思ってくれてる



もし、もし、大切な人がウツになったら・・・（ならないほうがいいんやけど）
以下の２冊の本を読んでください。　（もちろん回し者ではございません）


ツレがうつになりまして。


仕事のストレスによりウツになってしまったツレ（ダンナさん）との日常生活を漫画にした本。
漫画なのですごくわかりやすいし、「ウツで苦しむ人に対する家族の接し方」を等身大で描いてる。
「ウツを長期間でゆっくり治していこうという気持ちが療養なんや」と教えてくれた本でした。



うつにサヨナラ


これは、とあるウツブログのステキな先輩からのオススメで、とにかく字がでかい絵も癒し系
新聞等が読めなくなってしまうウツで苦しむ人のために書かれたというのがすぐわかります。
ウツという病気をわかりやすく説明し、家族が心がけることも詳しくわかりやすく記載しています。



あとは、信用できるお医者さんを見つけることと、
処方されるお薬の知識を持つこと（ネットでガンガン勉強できます）と、
長期戦で臨むという心づもりをすることが大事だと思います。

あせりは禁物でございます