ぶんちょとだらだら日記

またまたウツで自宅療養中の私と白文鳥とのだらだら生活の日々。

スズ、大空へ羽ばたき、元気に帰還

2009-08-11 14:41:55 | 日常と文鳥
どうも、おひさしぶりです

ここニヶ月くらいは、一日の内に多様に変化する天候にやられていた
先月今月は大雨で、職場近くが浸水したり、ゲリラ的な雨が急に降り出したと思ったら急に晴れたりで、
もちろん気圧の変化も著しく、とってもとっても疲れた日々を送っていた
仕事は、なんとかなってるような、なんともなっていないような・・・もうかなり適当な・・・
そんなこともあまり気にならなくなり、そういう意味では「達人の域」に達しているような・・・

そんなニヶ月の様子もチョビチョビまたアップしていこうと思いまふ。

そんな風に私が疲れており、四十路がやっと換羽が終了したわけであるが、実家のシルバー文鳥スズが逃亡していた

ある日、仕事中の私の携帯にオカンからメールが

「スズが旅立ってもうた・・・3時間くらい探してるんやけど見つからん
 もうあきらめるしかないんやろか・・・


どうやら朝8時半ごろ、窓を開けてしまったときに、ササッと飛んでいってしまったらしいのだ。
その後3時間近く探し続け、近所の家に聞いてまわり、何度も何度も呼んだのだが見つからないようなのだ。
しかもその日は非常に暑かった
普通に外にいては、水も飲めずエサも食べられず、あまり体が持たないかも・・・と思ったので、

「スズは人にくっついて行くからさー、もしかしたら誰かがもう飼ってるかもやで。
 でもあんまり遠くまで行かんやろし、もう一回さがしてみたら


と一応提案し、その後仕事を続けていたのだが、まったく手につかない
気になって気になってしょうがないので、15時ごろに、

「どう見つかったとメール。
「もうあきらめたわ・・・オトンが誰か優しい人にもらわれていったんちゃうかって言ってるし

暑い中、何時間も元気でいるなんて、小さな体の文鳥には不可能に近い。
しょんぼりしながら仕事を続け、仕事上がりの18時過ぎにもう一度オカンに電話をした
すると出ない・・・家にかけても出ない・・・
オトンの携帯に電話すると、

「畑行ったんちゃうか・・・もうあきらめてると思うで誰かいい人に飼われてるやろ・・・
(オカンは最近、土地を少し借りて畑で野菜を作っている)

しょんぼりなオトン・・・。
そうだとも、我が家は愛鳥家一家なのだ。

「せやな・・・スズは人懐っこいしな・・・

としょんぼりしながら電話を切った
正直、悲しくて悲しくてとても辛かった・・・。

すると15分後くらいにオトンから電話が

「見つかったんや・・・」

妙に暗い・・・暗すぎる・・・やっぱり可哀想な姿で見つかったに違いない・・・

「そうなんどこにおったん
「あんな近所の人のベランダで飛び回ってたんや」

はぁ飛び回っていた

どうやら、スズをあきらめ切れなかったオカンは、18時過ぎに一人で家を出て、トボトボと探しに出かけたそうな。
ええ、そうだとも、私でもあきらめきれずにそうするとも。
で、家よりちょっと離れたところにボール遊びをしていた子供たちがいたらしく、ちょいと声をかけてみたんだそうな。

「あんな、おばちゃんな、グレーの小鳥探してるんやけど、見ぃへんかった
「白い鳥やったら見たで
「えっどこで
「ほらそこおるやん

オカンが目を向けた先には、他人の家のベランダで楽しそうに遊んでいるスズが・・・
必死に名を呼ぶオカン
無視して遊び続けるスズ

結局、オカンの声を聞きつけたその家の人が出てきて、ベランダまで上がらせてくれて、スズを手に乗せることに成功

無事にスズは帰還したのであった
といっても、8時半から18時半の間、どうやって一人遊びをしていたのかはナゾ
10時間羽ばたき続けたスズは、家に帰って必死に水を飲み、必死にエサを食べたのであった

父と兄に怒られた母は大反省・・・人間、シルバーと呼ばれる歳になっても反省は大事である
もちろん戻ってきたから、こうやって笑い話にできるのだけど、そのまま旅立っていたら・・・と考えると胸が痛む。
私も経験者やし、気をつけないとな、と共に反省したのであった

換羽は終了だがくちばしの横がハゲている


眠くてたまらんそうな