心象日記

日々の中で印象に残った場面、言葉、音、味わい、ふれあいなど、五感に最も訴えたモノについて記します。

気になるヒト。その3

2006-07-31 | 日々の心象風景。
気になるヒト、その3は、コミックを映画化した『ハチミツとクローバー』に出演している
俳優の加瀬亮さんであります。

以前、何のCMだったかど忘れしてしまったのですが、豊川悦司さんと共演していて
(確かトヨエツさんがとあるホテルの支配人風で、加瀬さんがベルボーイだかドアマンの
役柄で出ていたの)、その時の演技力に魅せられてしまったのです。

その後、単発のドラマの中で自閉症の青年役を演じているのを拝見しまして、またまた
その演技にすっかり魅せられまして・・・。
お名前を耳にしたり見たりするだけで、携わっていらっしゃる作品にもついつい興味が
涌いてしまったりして。
すごい美男子ではありませんが、何かとってもナイーブそうな感じを受けるのですよ。
内面の奥がとてつもなく深そうな感じが。

『ハチミツとクローバー』は、はっきり言って原作に目を通した事もなくあまり興味がなかった
のですが、映画自体は加瀬くん見たさに思わず映画館へ足を運んでしまうかも知れません。
他の出演者はどうでもよいので(大変失礼)、いささか迷っております。


気になるヒト。その2

2006-07-24 | 日々の心象風景。
最近、気になっているヒト。『エンタの神様』のトリを、はなわに代って続けている
犬井ヒロシさんであります。
特に美男子と言う訳でもありませんし、ブルースに乗せて語られる言葉にもパワーは
ないのですが(大変失礼)、何なんですかねぇ・・・、初めて番組でそのお姿を拝見してから
すっかり目も耳も釘付けになってしまいました。はっきり言って、好きです。
毎回語られるエピソードも、本当に取るに足らないしょうもない事柄なんですけれども、
必ず最後に拳を突き上げながら叫ぶ、

「自由だぁ~!」

の一言に何故かとても勇気づけられてしまうのです。
誰に何と言われようと、どう思われようと、そしてどう見られようとも
「それでも、あなたの道を行け!」
と、背中を押されているような感覚を受けるのであります。
自らの感じるままに進め、と言われているように感じるのです。

それにしても関西弁って、妙にブルースにマッチするのですよね。
言葉自体に独特のリズムがあるからなのでしょうか。

そんな彼が、気になって仕方ありません。


気になるヒト。

2006-07-16 | 日々の心象風景。
FIFAワールドカップの喧騒が終焉を迎えてから早いものでもう
一週間が経とうとしておりますが、どうしても忘れられない『気になるヒト』
が一人現れてしまったのであります。それは、このピンボケの写真のこの方、
そう、見事優勝を決めたイタリア代表チームのアンドレア・ピルロ選手であります。

正直なところ、イタリアチームには余り注目を置いてはいなかったのでありますが、
(始めは日本チームにしか興味がなかったため、分かりやすいですよね)
やはり準々決勝あたりからイタリアチームの試合を見る機会がたまたまあって、
ピルロ選手のスマートなプレイ(嫌な感じのファウルをしない)にだんだん釘付けとなり、
とうとうそのお顔をアップで拝見しましたら、とっても素敵な方ではありませんか。
どえらいハンサムと言う訳ではありませんが、どんな時にもポーカーフェイスで
余り表情を崩さず、なのにボールのアシストやパスは非常に鋭くて・・・。
れっきとしたイタリア人の方であるにも関わらず、彼の佇まいからは何となく
「侍」の匂いが漂っているように感じたのです。
ちょっと、オーバーですかな。(照)

先日、いろんな意味で後味の悪さを残してしまった決勝戦の録画がNHKで再放送されて
おりましたが、ジダンの最後の勇姿の見納めでもあり、ビデオに予約録画をしておき
まして、仕事から帰って来ると少しづつビデオを見返しひとりでニヤつきながら楽しんで
おります。やっぱり、ピルロ選手、素敵です。

本日の昼休み、男子学生アルバイトのMくんと食堂でまったりしていた時、彼がサッカー好き
である事を思い出した私は彼に尋ねてみました。

「ワールドカップに出場した国の中で、どの国が一番好きなの?」(私)
「やっぱり、優勝したイタリアですね」(Mくん)
「ええっ、じゃあ、イタリアの選手の中で誰が一番好き?」
「ピルロ、ですね」
「わぁ~い♪、私もピルロ選手が好き。素敵だよね・・・(溜め息)」
「かっこいいですよね」
「日本代表の中では誰が好き?」
「やっぱり地元なんで、巻選手が一番好きです」
「私が日本代表の中で誰が好きかわかる?」
「うーん・・・、玉田、でしょ」
「ええっ、なんで分かるの」
「うちの母親もそうなんですけど、○○さん(私の名前)もサッカーは顏でするスポーツだと
思ってるでしょ。女の人はほとんどが宮本か玉田が好きだって言うんですよ」
「そ、そんな事ありませんよ(図星を言われて内心焦る私)」
「一番好きなのは加地選手だ、なんて言われたら、おおっ、渋いところを突くなぁって感心
するかもしれないけど、女の子から加地選手の名前を聞いた事はまだありませんねぇ・・」
「そうでつか、それは、ずびばぜん(恥)」

それでも、Mくんから思いがけずピルロ選手の名前が聞けた事で、今日一日
妙にハイテンションでいられた馬鹿な私。
これからいよいよクライマックスのシーン、ジダンの頭突きを見ます。



いも三昧。

2006-07-10 | 日々の心象風景。
ぶらぶら川越・・・のつづき。

喜多院で五百羅漢の石像の頭を一体一体撫で回して居る間、境内の回りには緑が
生い茂っていたためか全く暑さを感じずにすみ、むしろ爽やかな風の通り道にいる
ようでありました。

喜多院を後にして再びバスに乗り込みまして次に向ったのは、「川越城 本丸御殿」で
あります。
明治維新後、川越城は次第に解体され大部分は住宅地や公園に取って替り、現在残っている
のは本丸御殿の玄関と大広間だそうです。
お付の者が控える部屋や家老の詰め所など無駄にだだっ広いお部屋が多くて、圧倒されて
しまいました。中庭も美しかった。

またまたバスのお世話になり次に到着した場所は、川越の名産であるいもをふんだんに使った
お菓子が店先に並べられている「菓子屋横丁」。くねくねとした狭い路地に美味しそうな色
とりどりの駄菓子が並び、人の良さそうな女店主がやさしい声で店の中へと誘います。
友人のNさんは風船のように大きく膨らませた「ばくだん」と呼ばれるお煎餅を一袋購入して
おりました。(これには、いもは使われておりませんでした)
私も彼女に習って(?)別のお店で試食を勧められてとても美味しかった「うす皮かりんとう」
を一袋買いました。(これにもおいもは入ってないの)

この時点でお昼はとっくに過ぎていたのですが(実はおなかぺこぺこ)、喜多院での涼しい
風はどこへやら、菓子屋横丁はむしむしと暑い空気が澱みとうとう誘惑に負けてしまって
紫いものソフトクリームに舌鼓を打ちました。濃厚でとっても美味しかった。

午後3時を回ってから「きんちょう」と言うお蕎麦屋さんに入り、いもの粉が練り込んで
ある天麩羅付き冷やしせいろを堪能いたしました。
おいもの食物繊維が効いたのか、食べている間におなかがいっぱいになり始めまして、
ぺろりと平らげるまで大変でした。美味しかったなぁ。

なのに10分後にはもう別腹が用意されておりまして、次に足を運んだ「右門」さんでまたまた
試食させていただいた「いも恋」と言う和菓子をお土産に買いました。
有機栽培のさつまいものあんと、小豆のあんこが重なって入ったお饅頭のような形の和菓子で
ございました。帰宅後、「いも恋」の美味しさは我が家でも大絶賛でありました。

夕方5時、最終の巡回バスに乗った直後、運転手さんに確認してもらわなければいけないのに
ジーンズのポッケに入れておいたはずの一日フリーパスがいつの間にか無くなってしまい、
途方に暮れてボー然。幸いにも最終バスは朝の出発の時に乗った同じバス、同じ運転手さん
だったため、事情を説明したら「パスを購入していただいた事は覚えているのでいいですよ」
と笑顔で許してくれたのです。ああ、やさしい運転手さんで助かった。

帰りの電車の中で交わされる私達のキーワード、それは、ほとんどが「美味しかったねぇ!」で
あった事は言うまでもありません。美味しい美味しい、ぶらぶら川越でありました。
また機会があったら、是非足を伸ばしたい場所となりました。

 

ぶらぶら川越。

2006-07-07 | 日々の心象風景。
昨日はお休み。久し振りにお出掛けして参りました。
友人のNさんと一緒に、江戸の下町風情が今も残る埼玉県は川越市へと足を運んで
参りました。
川越の土蔵造りの店舗はいわゆる「蔵造り」として有名だそうで、類焼を防ぐための
巧妙な耐火建築で、江戸の町屋形式として発達したものなんだそう。
確かにどの店舗の造りにも歴史の重みが感じられまして、それが表通りにずらりと建ち並ぶ
様子はまさに圧巻でありました。今の東京では見ることができない江戸の面影を留めていて
非常に美しかったのであります。

川越駅に下り立った我々は、まずは改札を出てすぐ左手にある「川越観光案内所」へ向い、
粋な法被をまとった初老の男性から、地図を見ながら観光スポット各所への行き方について
教えていただきまして、西口から発車しております「小江戸巡回バス」を利用して方々回って
みようと言うことになりました。
大正時代に走っていたようなレトロな雰囲気のバスに乗り込み、運転手さんから一日乗り放題
のフリーパスを購入。

始めに向ったのは、星野山無量寿寺喜多院と言う天台宗のお寺であります。
お正月3日のダルマ市で広く知られていて、平安時代に創建されたお寺だそうです。
江戸城内の徳川家光誕生の間や春日局化粧の間が、喜多院の書院、客殿として移築
されていて、学校の社会科見学で訪れていた中学生たちと一緒にじっくりと見学して
参りました。賑やかだったなぁ。
上記の写真は、喜多院の境内にある「五百羅漢」の中の一つでありまして、天明二年
(1782)から約50年もの長きにかけて作られたものだといわれていて、人間味あふれる
様々な表情や仕草をした石像がなんと538体もあるそうです。
写真のお二方はまるで内緒話でもしているような風情を見せておりますが、中には
ごろりと寝転んでいる方、鼻の穴に指を突っ込んでいる方(!)、膝を抱えて顏をうつ伏せて
どう見ても落ち込んでいるようにしか見えない方、歯を見せて大笑いしている方・・・と、
それぞれどこか身近に居そうな親しみを感じさせてくれて興味深かったのであります。

私達よりも先に五百羅漢を見学していた一人の中学生坊主くんが、石像の表情などには目も
くれず、ただひたすら石像の頭を撫で回して行くではありませんか。
「なんで、頭を触ってるの」と、私が思わず彼に尋ねると、
「石像の中にひとつだけ、頭があったかいのがあるんだって、バスガイドさんが言っていた」
そう教えてくれたのです。
そんな突拍子もない話を耳にしてしまったばっかりに、私達まで石像の頭を撫でながら一体
一体見学する事となりまして、538体すべての見学&頭撫でが終了するまでに1時間以上も
かかってしまいました。印象に残った仕草の石像さんは携帯の写真に収めたりなどもしていたので
余計に時間がかかったのであります。でもとっても楽しかった。
結局、頭のあったかいただ一つの石像は発見できなかったのですが、あの中学生坊主くんの
おかげでじっくりと五百羅漢を見学することができました。どうもありがとう。

つづきはまた後日に。

今度は『しそ酢』。

2006-07-05 | 日々の心象風景。
『バナナ酢』に続けとばかり、ただいま我が家ではそれに
負けない勢いで飲み進められておりますのが、
このグラスに入った『しそ酢』でございます。
とっても美しいお色をしてますでしょう。
水で薄めて戴くと、後味がさっぱりとしっていて、とっても美味しいのです。



何でも母の知人がこの『しそ酢』を毎食後に飲むようになってから、かなり体重が減ったと
言うではありませんか。そんな耳よりな情報を入手してしまった母が黙って聴き流すはずが
ありません。早速その知人から作り方を教えて戴き、今では朝食後にはしそ酢を戴き、
夕食後にはバナナ酢を戴いて・・・、と言う感じですっかり『酢入り飲料』にはまって
おります。
お休みの時は昼食後にも飲んでおりますが、その日の気分で選んで飲んでおります。
勤務先へも持参したいのですが、持って行くのがなかなか面倒でしてお昼休みには
仕方なくお茶を飲んでおります。(それも会社の備品である無料のお茶です)

何とか続けている踏み台昇降との相乗効果で体重をもっとドカーンと落とせればよいのですが、
1ヶ月に約1キログラムと言うのろのろペースではありますが、確実に減ってはきています。
気が付けばもう真夏がそこまで来ているではありませんか。大変だよ。
今年の夏の暑さにも湿度の高さにも体調不良にも負けない、そして仕事も一日も休まない、
丈夫な身体と心を今から作っておかなければ。
そんな気合いをもって一日一日を過ごして行きたいと思っております。